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モンベル キトラパック

ロールトップザックに進化!モンベルの「キトラパック」なら天候変化も気にならない

日本の総合アウトドアブランド<モンベル>は、テント泊対応の大型ザックからタウンユースまで豊富な種類のバックパックを展開しています。中でも、登山初心者におすすめの「キトラパック 」シリーズが2020年にリニューアル。最近、人気沸騰中のロールトップ式に生まれ変わりました。早速、使い心地を大調査。その魅力に迫ります!

目次

アイキャッチ撮影:高橋典子

操作性&防水性UP!「キトラパック」がアップデート

モンベル キトラパックを背負う人

撮影:高橋典子

最近、山でよく目にするロールトップザック。日本が誇るアウトドアメーカーのモンベルからも、2年前から各種リリースされていますが、「キトラパック」シリーズもロールトップザックとして2020年に新しくリニューアルされています。

リニューアルによって、操作性・防水性に優れるロールアップシステムを搭載したモデルに進化。さらに、高い防水性を誇る「アクアバリアサック」を内蔵し、レインカバーも不要となりました。これはなんだか気になりますよね!

というわけで、実際にフィールドで使用してその機能性について確かめてきました。キトラパックの特徴に加えて、リアルな使い心地やポイントを紹介します。

ここがポイント!キトラパックのいいところ

まずは、リニューアルされた「キトラパック」のポイントをチェックしていきましょう。

【1】ロールアップ式で荷物の出し入れがしやすい

ロールアップ式

撮影:高橋典子

リニューアルで最も変わったのが、雨蓋式からロールアップ式に生まれ変わった点。旧モデルにあった雨蓋がない分、荷物の出し入れがとっても簡単です。

メインの荷室の出し入れがしやすく、バックパックの奥深くにしまった荷物でもダイレクトに取り出せてストレスフリー。バックルはサイドでも留めることができ、荷物の容量によって調節可能。シンプルな構造でパッキングも楽々です。

【2】防水サック内蔵で雨に強い

防水サック内蔵

撮影:高橋典子

もうひとつのリニューアルポイントが、防水仕様となったこと。

メイン荷室には、防水素材を使用しシームテープ処理も施した専用の「アクアバリアサック」が付属しています。そのため、レインカバーが不要となり、それだけ荷物が減るのもポイント。

さらに、アクアバリアサック内に取り外しが可能な大型内ポケットが付属していて、貴重品などの整理も簡単。なお、非常に高い防水性を誇りますが、水圧のかかるような環境での使用には適していません。

【3】ショルダーハーネスにボトルも入るポケット付き

ショルダーハーネス ボトルも入るポケット付き

撮影:高橋典子

左右のショルダーハーネスには600mlサイズまでのボトルが入るポケットが配置されています。そのポケットの内部には、小物の収納に便利なストレッチメッシュの内ポケットを装備。バータイプの行動食などのほか、キーループ付きなので鍵などをしまっておくのにも便利です。

【4】ムレない快適さ&抜群のフィット感で背負い心地◎

抜群のフィット感

撮影:高橋典子

背中の曲線に合わせてカーブを調節できる「3Dフィット・ステー」システムを搭載。アルミニウム製のステーなので、高い強度を持ち、かつ軽量です。

これにより、身体に負担を与えることなく、歩行時にはステーが上体の動きに追随し、高い安定感と快適な背負い心地が実現。

また、表面に3Dメッシュを採用しているので、通気性も確保しムレを防いでくれます。

【5】1気室 or 2気室に切り替え可能な荷室

切り替え可能な荷室

撮影:高橋典子

荷室は内蔵のファスナーで1気室と2気室の切り替えが可能。2気室に分けて使用すれば、下部には濡れたり汚れてしまった物や帰りの温泉セット、サンダルを収納するなど様々な使い方ができます。

なお、2気室での使用の際は、メインの荷室のみ防水となり下部は防水ではなくなるので注意が必要。

【6】容量別に4サイズ展開。小柄な女性にも嬉しいフィット感

容量別に4サイズ展開

提供:mont-bell(左/キトラパック30,右/キトラパック45

「キトラパック」シリーズは30L・35L・40L・45Lの4サイズ。そのうち30L・35L・40Lには女性モデルがあり、背面長の違いだけでなくハーネスやヒップベルトの形状など、より女性の体にフィットするように設計されています。

これまで身体に合わなかった小柄な体型でも、ジャストフィットするザックを見つけることができますよ。

なにコレ、便利!足取りも軽くなる使いやすさを体感

登山道具

撮影:高橋典子

今回は、最も汎用性が高い30L(女性モデル)を使用して、日帰り登山の装備で歩いてきました。
下山後に温泉に立ち寄るための温泉セットや履き替え用のサンダルも準備。通常の日帰り登山時よりも荷物多めで出発です。

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