アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部
ニーモといえば…あの緑のテント!

2002年にアメリカで生まれたNEMO Equipment,Inc(ニーモイクイップメント社)。優れたデザイナー達によって、
「高度なデザインと機能性のアウトドアギアを提供する」という目的で作られたこのブランドの代表作はご存知、テントです。やがてニーモは2009年に彗星のごとく日本のアウトドア業界に現れ、その機能性・デザイン性の高さから一躍登山者の間でベストセラーモデルとなりました。
知ってた? ニーモの寝袋がある!

撮影:YAMA HACK編集部
実は、ニーモは寝袋の販売を2012年に始めています。日本でも一時期販売されていましたが、2018年より再開されたそう。テントを見てきた皆さんにはお分かりのように、優れたデザイナーが手掛けた美しいシルエットと、機能的で革新的でもある寝袋を実際に編集部が見てきました! その概要をご紹介しちゃいます。
登山にもぴったり。ニーモの「Ramsey(ラムジー)」

撮影:YAMA HACK編集部
ニーモは創業当時からテントやスリーピングパッドを含む包括的なスリーピングシステムの完成を目指して寝袋開発にも力を入れています。何百回ものフィールドテストとデザイン変更を行い、登山にもぴったりな寝袋がリリースされているんです。この「Ramsey(ラムジー)」もそのうちの1つ。
独特なカタチ

撮影:YAMA HACK編集部
膝と肘部分に十分な余裕があり、
寝返りもOK!がコンセプト。従来の登山用シュラフはマミー型(頭から足にかけて窄まっている形状)が多いですが、この形状はまるで家で寝ているかのように快適な広さです。

撮影:YAMA HACK編集部
それでいてコンパクト!登山の際も充分パッキングできるサイズです。(写真参照)
緩やかに熱を逃がす仕掛け

撮影:YAMA HACK編集部
ユニークなこのジッパー。「アジャスタブルサーモギル™」というシュラフの前面についているこの2つのジッパーは、開くと内側は薄い生地。

撮影:YAMA HACK編集部
ここから就寝時の熱を緩やかに逃がしてくれるので、寝苦しさも感じません。
首回りがぬくぬく…!

撮影:YAMA HACK編集部
内側には、首回りを包み込む様な造り。まさに極上の寝心地です。

撮影:YAMA HACK編集部
この縦に沿ったバッフルにも秘密があります。体温を効率よく末端まで伝えるのには、横より縦型の方が適しているのです。さらに縦なら、寝返りを打っても
ダウンの動きが制限されるのでコールドスポットができにくいのも嬉しいポイント。
疎水ダウンで保温力長続き!

撮影:YAMA HACK編集部
中綿ダウンには、フッ素フリーで疎水性(水を含まない)を持つダウン「NIKWAX™」を採用。テント内の結露にも強く、濡れに強いことで中綿のかさ高さを維持し保温性が落ちません。さらに濡れて冷えるのを避けたいところ、すなわち
頭&足元部分には防水透湿の素材を採用しています。(生地の色が異なっているところ)
ラムジー30 / ¥28,500- 適合身長:~183cm
使用温度:-3.8℃
最小重量:935g
中綿:650 Fill Power Down w/Nikwax™
中綿重量:375g
シェル・ライニング素材:30D Nylon RS w/DWR
フットボックス素材:40D OSMO™ W/B
収納サイズ:30×22cm
ラムジー15 / ¥33,500- 適合身長:~183cm
使用温度:-9.8℃
最小重量:1,18kg
中綿:650 Fill Power Down w/Nikwax™
中綿重量:555g
シェル・ライニング素材:30D Nylon RS w/DWR
フットボックス素材:40D OSMO™ W/B
収納サイズ:30×22cm
こだわりをデザインに昇華したニーモの寝袋

撮影:YAMA HACK編集部
「実際に触ってみたい!」「どこで買えるの?」と気になったみなさん! ニーモを取り扱っている一部のお店で取り扱っている模様。最寄のお店に直接問い合わせてみることをお勧めします。この暖かさ、快適さは一度体感すると病みつきになるはず。ぜひその抜群の寝心地を体感してみて!
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