寒くたって、山にいたい! 冬向け登山テントの選び方とおすすめ8選

2019/11/13 更新

夏にテント泊をしたことのある登山者の中には、次は冬山でのテント泊に挑戦したいと考えている人もいるのでは。とはいえ、 「夏用のテントとの違いは…? 3シーズン用ではダメなの?」 そんな疑問も耳にします。そこで今回は、冬用テントを選ぶ際のポイントと特徴を解説! ソロテントを中心に、雪山にもおすすめの山岳テントを紹介します。


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冬でもテント泊したい!

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朝テント場から顔を出すと、朝日にきらきらと雪面が輝いていた…積雪期ならではの素敵な風景です。夏にテント泊をされる方の中には、「冬の登山でもテント泊してみたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?

夏のテント泊登山
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しかし、夏用の薄くて軽くて通気性のあるテントしか持っていない…。そんな方のために、「冬用テント」とは一体どのようなものなのか、詳しく解説していきます!

冬用のテントってどう選ぶの?

まずテントは大きく下記の2種類に分けられます。
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出典:YAMA HACK編集部
シングルウォール
1枚のシートのみで出来ているテント
ダブルウォール
インナーテントの上にフライシートをかぶせる二重タイプ

冬の山では軽さよりも、丈夫さを優先させる必要があるため、積雪期の一般的な登山においてはダブルウォールのテントを選ぶ方がおすすめです。

「冬用」=「保温性のあるテント」ではない!

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明確に「冬用」と位置付けているテントは少なく、正しくは「雪に対応しているかどうか」が選ぶポイントとなります。「冬用」ではなく「雪用テント」と考えるとわかりやすいですね。主に、下記が選ぶ際注目したい特徴です。
■丈夫であること
シングルウォールは1枚のシート。ダブルウォールはインナー+フライシートの二重構造なので、丈夫さはダ
ブルウォールに軍配が上がります。
■悪天候に強いこと
フライシートやポールの強度が高い、専用の外張オプションがあることなどが大前提です。
■凍結に対する工夫がしてあること
軽量で夏向けのテントは通気性を高めるためにメッシュ生地をふんだんに使用しているものが多いですが、冬はこのメッシュが凍ってしまいます。冬向けのテントはメッシュ地が少ないのが特徴、代わりに通気性は夏向けのものより落ちます。
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忘れてはいけないのは、上記の特徴を満たしているからといって、保温性があるわけではないということ。暖かさを得るためには、雪面から来る冷えをシャットアウトするマットや暖かい寝袋のチョイスも重要になってきます。

あくまで、冬向けのテントというのは「積雪期の使用に向いている」という点を押さえておきましょう。

シングルウォールのテントは使っちゃダメ?

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では、シングルウォールのテントは絶対に使ってはいけないのか?と言われればそういう訳ではありません。厳冬期バリエーションルートや、バックカントリーツアーなどで使用されています。

共通しているのは、設営に手間取ると危険が及ぶ可能性があるということ。シーンに応じた適切な選択の一つとなる場合もあります。しかし一般登山に関しては、吹雪や暴風に対してベストな選択とは言えません。

冬でも大活躍!おすすめ登山テントと外張

主に積雪期に使用する場合、専用の外張(スノーフライ)をテントと一緒に使用します。オプションとして外張が用意されている場合が多いです。ここでは一般的な登山の用途でおすすめしたいテントとそれぞれの外張り(スノーフライ)をご紹介します!

<モンベル> ステラリッジ テント 1型

長年愛され続けるモンベルのテント。トップクラスの優れた耐候性・軽量性・剛性は、多くの登山家から信頼されています。

ステラリッジ テント1 本体
出典:モンベル

定員:1人
組立時サイズ目安:長さ210cm×幅90cm×高さ105m
収納時サイズ目安:縦13.5×横29cm
重量:約1,140g(ペグ等含む総重量約1,340g)

モンベル ステラリッジ テント1 本体 

<モンベル> ステラリッジ 1 スノーフライ

ステラリッジテントの耐候性をさらに高めたモデル。耐久性を高め、長く使用できる生地を使用。降雪時にも出入りしやすいなど、各所に工夫されています。

ステラリッジ1 スノーフライ
出典:モンベル

定員:1人
収納時サイズ目安:約φ13×30cm
重量:710g(スタッフバッグを含む総重量740g)

モンベル ステラリッジ 1 スノーフライ

<アライテント> エアライズ1

優れた軽量性・携帯性で登山者の負担を軽減するテント。あらゆる状況で快適に過ごせるよう設計されています。
ITEM
アライテント エアライズ1
定員:1人
組立時サイズ目安:間口100×奥行205×高さ100cm
収納時サイズ目安:本体29×14φcm、フレーム38cm
重量:1,360g(本体+フレーム+フライシート)

アライテントは軽いし、一人用の中では幅が広めでゆったりして組み立てもとても簡単。アライテントは四人用と二つ目になりますが、どちらも大変気に入って使っています。山行がより楽しみになります。


<アライテント> エアライズ 1 用外張

冬用に設計されたモデルのため保温性、耐風性、耐候性が強化されています。非常に軽いのも特徴。
ITEM
アライテント エアライズ 1 用外張
定員:1人
素材:30dnリップストップナイロン
重量:約570g

ほぼ満足
低温雪山用に購入。さっそく寒波襲来時の八ヶ岳で使用したが、通常のフライに比べ、出入りもしやすく、雪で周囲を固定できるため一度設置すればその後は安心。厳冬期には欠かせないそんざいになりそう。


<MSR> アクセス1

抜群の軽量性で有名な「MSR」のテント。こちらのモデルももちろん軽く、設営も簡単な人気モデルです。
ITEM
MSR アクセス1
定員:1人
組立時サイズ目安:フロア面積:2.13m×0.84m×1.04m
室内最大高:1.04m
収納時サイズ目安:46×15cm
重量:1,600g(総重量)

<オクトス> NEWアルパインテント2人用

軽さ、強さ、コストパフォーマンなどの基本的な性能をしっかりおさえたバランスに優れたテント。初心者からベテランまでオススメです。
ITEM
オクトス アルパインテント2人用
定員:2人
組立時サイズ目安:高さ100cm×幅205cm×奥行120cm
収納時サイズ目安:本体14cm×30cm、ポール5cm×38cm
重量:1,971g(総重量)

特にいつどこで使う予定はないのですが、登山や子どもとの野外活動の選択肢を広げるために購入。登山にも使うつもりではあるので、できるだけ軽量で安価なものを物色!外国製の評判のいい一万円程度の2人用テントと思っていましたが、こちらの方がはるかに軽量であったため、値段が倍以上となりましたが、他の人気テントに比べるとお買い得なので購入決定!
山岳にも使えるテント購入は今回初でしたが、持ってみると思った以上にずっしりします。
他のレビューでもあったと思いますが、グランドシートの内側とフライシートと一部に加水分解のためかペタペタ感がありした。
ですが、アンダーシートとコンプレッションバッグがついてのこの価格を考えれば、許容範囲かなと納得しています。


<オクトス> アルパインテント冬用外張り 2人用

冬用に特化したモデルで、丈夫な生地は撥水加工済み。保温性能も高く、雪山用にバッチリ。
ITEM
オクトス アルパインテント冬用外張り 2人用
定員:2人
素材:30Dナイロン・撥水加工
重量:約610g

<ファイントラック> カミナドーム1

日本の繊維技術をふんだんに取り入れた4シーズン対応テント。張力の各辺に強靭な素材のダイニーマ®テープを縫い込むことにより、テント全体の強度を上げています。
ITEM
ファイントラック カミナドーム1 
定員:1人
組立時サイズ目安:間口205×奥行90×高さ100cm
重量:1,130g(インナー、フライ、ポール)+150g(ガイライン、収納袋、ペグ8本)

<ファイントラック> カミナドーム1 スノーフライ

T字型のスカートにより、耐風性・保温性に優れたこだわりの設計。厳冬期の高所の雪山での使用を想定したスノーフライであり防水性は備えていないため、その点を留意して使いましょう。
ITEM
ファイントラック カミナドーム1スノーフライ
定員:1人
素材:ナイロン100%
重量:740g

<ヘリテイジ> エスパース・マキシム ナノ 1-2人用

防水透湿素材を採用した快適性に優れるシングルウォールテント。シーズン問わず快適に使えるよう設計されています。
ITEM
ヘリテイジ エスパース・マキシム ナノ 1-2人用
定員:1-2人
組立時サイズ目安:間口210×奥行き110×高さ115cm(内寸高100cm)
収納時サイズ目安:本体14cm×32cm
重量:約1.25kg(ペグは別:0.13kg)

信頼の一品
購入して最初の使用が昨年9月下旬の劔岳でした。池の平のテン場で爆弾低気圧に遭遇し風速25メートルは超えと思われる強風と豪雨に一晩中悩まされましたが、ポールが僅かに曲がっただけで、中への浸水もありませんでした。張り綱は細めですが十分な強度があり、また夜間ライトを反射して見えやすくする工夫がしてあります。さらに、本テントは、本体生地にも撥水性があり、そのため雨天時での設営や撤収がしやすい事も利点だと思います。


<ヘリテイジ> マキシムフライ 1-2人用

簡単に設営でき、コンパクトなスペースに設置できる便利なフライシート。ベンチレーター付きで換気機能もOK。
ITEM
ヘリテイジ マキシムフライ 1-2人用
定員:1-2人
素材:30Dポリエステルリップストップ、ウレタン防水加工
重量:約620g

<ダンロップ> VS-20

耐久性と軽量性を両立したモデル。オールシーズンに対応し、設営も簡単にできるので人気!
ITEM
ダンロップ VS-20
定員:1-2人
組立時サイズ目安:間口205×奥行120×高さ100cm
収納時サイズ目安:本体:直径15cm×25cm、ポール:直径9.5cm×43cm
重量:約1,660g(総重量約1,870g)

素晴らしい
初テントですが、ベテランの方から良いの選んだと言われました。実際使ってみて組み立ても簡単にでき、室内も充分広いです。(一人使いですが)これから沢山の山に行くのが楽しみです。


<プロモンテ> VL-26

ダンロップから派生した山岳寄りのブランドであるプロモンテ。VLシリーズは、ライト&ファストハイクの登山スタイルにぴったりの超軽量山岳テントです。
ITEM
プロモンテ VL-26
定員:2人
組立時サイズ目安:間口205×奥行120×高さ100cm
収納時サイズ目安:本体:直径15cm×25cm、ポール:直径9.5cm×43cm
重量:約1,360g(総重量約1,550g)

登山用として購入。軽い!コンパクト!設営簡単!造りはダンロップテントとほぼ同じではないかと思います。1人では余裕があり、2人だとセミダブルベッドに寝てるかんじのサイズでした。ザックは足元に敷いたので靴とポール以外の荷物はテント内に収まりました。5月の山行では結露が発生しましたが、すぐ水滴が落ちてびしゃびしゃで重くなることは無かったです。雨だとわからないですが…。出入りがラクかなと横開きにしたのですが、2人だと夜中トイレに起きたりすると奥の人は気をつかうかも。水色のテントはまだ少ないので目立って良いですが、底の色はダンロップテントのように黄色のツートーンが良かった!純正グランドシートではなく更に軽いものにしたので全部で1.7キロちょっとでした。2人で分けて持ちましたのでなんとかなりました。


<プロモンテ> VL25S 冬用外張

ダンロップのVS-20テント、プロモンテのVL-26テントに共通で使用可能。保温性や耐風性を高めて、雪や風をしっかりガード。テントに覆うタイプの外張なので設置も簡単で、居住性がアップします。
ITEM
プロモンテ VL25S 冬用外張
定員:2人
VL・VSシリーズ対応テント用外張(VL23・24・25・26・26A・VS20・20A・VB20 対応)
重量:約680g

冬用テントで快適な冬山登山を

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冬山登山は装備も多くなるので、軽量でコンパクトなテントを選びたいですね。また厳しい寒さでも快適に過ごせるよう、雪風に強く剛性が高いモデルがおすすめです。

そして、吹雪の中でもできるだけ早く簡単に設置できるのもポイント。今回ご紹介した冬用テントをぜひ参考にしてくださいね!


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    小林 真先

    長野在住のフリーライター、小林真先です。クライミング・ボルダリング・トレッキングが大好き。皆さんのアウトドアライフがもっと楽しくなる情報を届けたいと思います! http://masakiwriting.press/

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