「高いけど良い」は本当か?ゴールドウインのものづくりの原点

「良さそうなブランドだけど、やっぱり高い……」多くの登山者にとって、ゴールドウインはそんな存在かもしれません。その“良さ”の中身を知る前に、価格の高さにハードルを感じてしまう人もいるはずです。
しかし、その印象だけで判断してしまうのは惜しいところ。機能性やクオリティの高さを知ると、見え方は変わってきます。
そこで、まずはゴールドウインというブランドについて改めて見てみましょう。
ゴールドウインは、富山県で創業した70年以上の歴史をもつ日本のスポーツアパレルメーカー。
前身は津澤メリヤス製造所で、ものをひたむきに作り続けた中でヒットしたのが登山用ソックスでした。ウール原毛の山地にこだわり、それまでの登山用ウールソックスになかった丈夫で長持ちすることが評価されたのです。
1952年からスポーツウェアの製造を開始し、1963年にゴールドウインに社名を変更。機能と品質が高い国産ブランドということから、1964年に開催された東京オリンピックでは、体操、バレーボール、レスリングをはじめとした日本代表ユニフォームを制作。
そんなものづくりの姿勢や品質の確かさが、今日のゴールドウインの基盤になっています。
なぜ富山なのか?フィールドと産地が近い開発拠点の強み

そして、ゴールドウインのものづくりを象徴しているのが、窓の外に立山連峰が広がる富山という立地。開発とフィールドが地続きにある環境です。
ゴールドウイン平山さん
スタッフはよく山に遊びに行っているので、現場視点の開発につながります。できたばかりの試作品をもって、すぐにフィールドテストもできます。
そして、北陸には素材開発から生産までを担う企業が集まり、地域全体で技術が蓄積されています。そのため、細かな要望にも応えられる高いものづくり環境が整っているんですよ
そう話すのはR&D本部 テック・ラボ部長の平山さん。ご自身もスキーや山を楽しむアウトドア好きで、スタッフと一緒に行くこともあるようです。
そんな平山さんに、「技術開発」と「品質管理」の心臓部とも言える研究開発拠点、「GOLDWIN TECH LAB(以下、テック・ラボ)」を案内していただきました。






