背景にあるのは「製品を捨てない」というブランドの哲学

今回のアップデートは、アークテリクスがグローバルで推進する循環型サービス「ReBIRD™(リバード)」の一環として行われます。
「KEEP THE GOOD IN PLAY.(製品の命を生かし続ける)」というスローガンのもと、単なる“故障したから直す”という修理の枠を超え、製品の“機能”を回復させ、再びフィールドへ送り出すことを最優先としています。
10年という長期保証は、自社のクラフトマンシップと、GORE-TEX素材の耐久性に対する絶対的な自信の表れと言えますね。
新プログラムの3つの大きな変更点
今回の刷新により、これまでの保証内容から大きく3つのポイントが変更されます。
1. 保証期間が「3年」から「10年」へ
これまでは購入から3年間、一定額の修理費用を補償する形でしたが、新プログラムでは10年間の機能回復を目的とした無償保証となります。
2. 「BIRD CLUB」会員限定のデジタル保証へ
これまで紙の冊子として製品に付属していた「BIRD AID」は、BIRD CLUB会員向けのデジタル保証書へと生まれ変わります。
3. まずは直営店・公式オンラインストアから開始
本プログラムは2026年2月5日より、アークテリクスのブランドストア(直営店)および公式オンラインストアで購入された製品・またBIRD CLUB会員が対象となります。
なお、正規取扱店での実施は2027年を予定しているとのこと。馴染みのショップで購入を検討している方は、開始時期に注意が必要です。
注意したい「保証の対象外」となるケース
「10年無償」という驚きの内容ですが、もちろん何でも直せるわけではありません。プレスリリースでは以下の点に触れられています
- 機能回復が不可能な場合:
GORE-TEX生地そのものに剥離(はくり)が生じている場合など、構造的に機能が戻せない場合は修理不可となります。 - 製品寿命と判断された場合:
全体的に摩耗が進み、製品としての寿命を迎えている場合は、部分的な修理依頼であっても断られるケースがあります。
手元にある紙の「BIRD AID」はどうなる?
既にアークテリクス製品を所有し、手元に紙のBIRD AIDがある場合も安心してください。これまでの保証書は、記載されている3年間の保証期間内であれば、引き続き使用が可能です。
道具を「使い倒す」ことの価値を再定義

アウトドア業界において、防水透湿ウェアは消耗品とされる側面もあります。しかし、アークテリクスはこの10年保証を通じて、「最高品質のものを、手入れしながら長く使い続ける」という文化をさらに加速させようとしています。
アークテリクスを手に入れることは、単に優れたウェアを買うことではなく、「10年間の冒険のパートナー」を雇うことに等しい体験になるかもしれませんね。
詳細は、アークテリクス公式特設ページ(ReBIRD™)をチェックしてください。
