「誌上登山」で日本の山を旅する——読む登山ガイドの決定版

NHKの人気番組「にっぽん百低山」待望の書籍化第3弾となる、『NHK にっぽん百低山 吉田類の愛する低山40 三合目』の魅力は“誌上登山”の臨場感。山肌のディテール、山里の人々の物語、そして山頂の絶景までを誌面で味わえます。
愛らしい草花や巨木、地元グルメも登場。ページをめくるたび、登山靴を履きたくなるような体験が広がります。


下山の後も楽しめる「地元の名店ガイド」付き
山を歩いたあとの“もうひとつの楽しみ”を、類さんがこだわり抜いて紹介。地元の酒場や食堂など、登山後の寄り道先が充実。読んでいるうちに、次の山旅のプランが自然と浮かびます。
民俗学者・小松和彦さんとの対談で“低山の魅力”を語る

『三合目』には、先日、文化勲章の受章が決定した民俗学者・小松和彦さんとの特別対談「ほろ酔いで語ろう低山の魅力」を収載。
山での情景や心の機微を映した「吉田類 山岳俳句集」も!

番組で詠まれてきた俳句を集めた「吉田類 山岳俳句集」も特別収載。登山者の感性に響く一句一句が、山の空気や時間を思い出させてくれます。山を歩く人にも、詩を楽しむ人にも心に残るコーナーです。
シリーズ100座達成! “低山”が教えてくれる日本の豊かさ
今回で「にっぽん百低山」シリーズは100座に到達。高山とはまた違う、暮らしと寄り添う低山の魅力を改めて感じさせてくれます。地元の文化や食、自然を通して“日本の原風景”を再発見できる内容です。

なんと、これまでの全100座を掲載した「にっぽん百低山100座マップ」も収録。また、「シリーズ累計100座達成!」を記念して、NHK出版デジタルマガジンにて、「まえがき」と内容写真の一部が公開されています。
登らなくても楽しめる! “誌上登山”を次の週末の参考に
「時間がなくて山に行けない」「どの山に登ろうか迷っている」——そんな方にもおすすめ。誌面で登山気分を味わいつつ、次に歩きたい山を見つけるヒントにも。登山初心者からベテランまで楽しめる一冊です。
著者紹介|吉田 類(よしだ・るい)

酒場詩人。俳人、イラストレーター。1949年高知県生まれ。著書に『酒場歳時記』(NHK出版)、『酒場詩人の流儀』(中公新書)など。テレビ出演に「吉田類の酒場放浪記」(2003年~、BS-TBS)、「にっぽん百低山」(2020年~、NHK)。
| 著者 | 吉田類 |
|---|---|
| 出版社 | NHK出版 |




