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素足感覚で足の力を引き出す!ゼロシューズのサンダル最新5モデルを紹介

素足感覚で足の力を引き出す!ゼロシューズのサンダル最新5モデルの違いは?

登山靴や普段履いている靴がどうも合わない……。もしかしたら、足が素足感覚を求めているのかも?最近、裸足に近い靴を履くことで足本来の力を取り戻す「ベアフットシューズ」が注目されています。そんなベアフットシューズブランドのひとつが「ゼロシューズ」。中でもサンダルは気軽に履くことができ、街でも見かけるほど大人気です。

そこで、ゼロシューズのサンダル最新5モデルを着用レビューとともに紹介。山でも街でも活躍する、あなたにぴったりの一足が見つかります!

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

自然な足の動きを実現する「ゼロシューズ」って?

自然な足の動きになるゼロシューズのサンダル

撮影:筆者

Xero shoes(ゼロシューズ)は、手作りのサンダルからスタートしたアメリカのアウトドアフットウェアブランド。ウォーキングからハイキング、トレイルランニング、日常使いまで幅広いシーンで活躍するシューズを展開しています。軽量でしなやかな素材を使用し、足裏の感覚を最大限に活かすデザインが特徴。Natural Movement(自然な動き)を追求しています。

足本来の力を取り戻す、3つの“ナチュラル”な要素

ゼロシューズで足本来の力を取り戻すイメージ

出典:PIXTA

自然な足の形は、親指が開いて他の足指がパーの状態。全体的に足が広く、特に前足部が広いのがポイントです。子どもの頃は誰しもがこの形だったのに、大人になると変形してしまっています。原因はズバリ、「靴」。先がとがっている靴は変形を助長するのです。ゼロシューズは3つのナチュラルな要素で自然な足の形へと導きます

  • ①NATURAL FIT
  • カカトとつま先の前後差がないゼロドロップ構造と、つま先もゆとりを持った作りでより自然な姿勢に。
  • ②NATURAL MOTION
  • クッションやサポートにつながるものは極力省き、足の自然な動きを妨げないしなやかな作り。
  • ③NATURAL FEEL
    5~6mmと非常に薄いソールで大地を敏感に感じ、自分の力を細かく地面に伝達します。バランス感覚の向上にも。

疲れそうだけど……?素足感覚で歩くメリットはいっぱい!

ゼロシューズのサンダルで舗装路を歩く

撮影:筆者

素足に近い状態で歩くのってすぐ疲れそう……たしかに慣れないうちは足の裏が痛くなるのは事実です。それでも素足感覚で歩くメリットはたくさん。歩行時間が長い登山には特に嬉しい効果があります。それがこちら!

①足が強くなる

シューズのサポートなしで「立つ」「歩く」という動作をしなければならないため、必然的に筋力が鍛えられます。足がスムーズに動くようになり、疲れにくくなります

②バランス力がアップし、正しい姿勢になる

ソールが薄いため、足裏が持つセンサー機能(メカノレセプター)をしっかり使うことができ、体の傾きを敏感に感じてバランスを取りやすくなります。

さらに、小指・親指で地面をしっかりとらえると踏ん張りも効き、膝のグラつきが安定。立ち姿勢を楽に保て、腰痛や膝の痛みの軽減が期待できます。

③全身の柔軟性が向上

「第二の心臓」と呼ばれる足の裏に適度な刺激を受けて血行が良くなります。また、一般的な靴による締め付けから解放されて足の靭帯と腱が緩み、全身の柔軟性アップも期待。関節の可動域が広がり、筋肉への負担も抑えられます

④自然と繋がる

足裏に当たる小石や小枝、葉っぱや草などを感じ取れ、感覚が研ぎ澄まされます。危険を素早く察知して対応でき、自然と対話するように歩けるようになります。

メーカー担当者に聞いた!初めて履く時のポイント

ゼロシューズのサンダルで近所を散歩

撮影:筆者

短い時間、短い距離から始めよう

ゼロシューズ

まずは短い時間で、リハビリの感覚で徐々に慣らしていきましょう
うまく使えていなかった筋肉をしっかり使って歩くようになるので、筋肉に刺激が入り疲労や筋肉痛を起こしやすくなります。その状態で使い続けてしまうと関節に負担が掛かるので、膝や腰などの痛みにつながることも。短い時間・距離がおすすめです。

いきなり登山、ではなく近所の散歩から

ゼロシューズ

つい試してみたくなっていきなり山に持っていく!という方もいるかもしれませんが、まずは近所の散歩から始めてみましょう
「筋肉を鍛える」という面もありますが、「足裏が持つセンサー機能を使う」ことが大きな狙いです。立っているときの左右差や歩きの癖などを感じながら散歩すると、どう着地すると負荷が少ないのか見つけやすくなります

サイズ選びが重要!家でもできる方法はこちら

ゼロシューズのテンプレートでサイズ確認

撮影:筆者

自分にぴったりのサイズで履くことがポイント!足の実測値に近いサイズで選びましょう。普段履いている靴のサイズと異なることもあるので、近くのゼロシューズ特約店で実際に履いてみるのがおすすめです。近くにお店がない場合は、メーカーのホームページよりテンプレートをダウンロード・印刷してサイズを確認してみましょう。

ゼロシューズのサンダル最新5モデルを実際履いて試しました!

ゼロシューズのサンダル2024年最新5モデル

撮影:筆者

人気のサンダル・最新5モデルを、実際履いたレビューを交えて紹介します。普段使いから登山・ランニングまで、自分が使うシーンにぴったりのモデルを見つけましょう!

画像モデル名着用ポイントソール厚
GENESISGENESIS|ゼロシューズの原点足裏感覚が抜群!効果を早く感じられそう4.8mm
AQUA CLOUDAQUA CLOUD|ウォーターシーンで活躍履き続けたくなる足裏のフィット感6.5mm
Z-TREKZ-TREK|1年中活躍初めての人におすすめの安心感と安定感6mm
H-TRAILH-TRAIL|人気モデルの良いとこどり不整地を歩いて足をより強化9.5mm
Z-TRAIL EVZ-TRAIL EV|行動からリカバリ―までお任せトレラン、ハイクといったアクティブ派におすす11mm
画像撮影:筆者

ゼロシューズの原点「GENESIS」

ゼロシューズのサンダル「ジェネシス」

撮影:筆者

薄いソールに紐のようなストラップでできた、ゼロシューズの原点とも言える「ジェネシス」。シンプルだからこそ、素足や体を使う感覚が研ぎ澄まされ、ナチュラルムーブメントをより実感できるモデルです。

足裏感覚が抜群!効果を早く感じられそう

ゼロシューズのサンダル「ジェネシス」を履く

撮影:筆者

約4.8mmと非常に薄いソールで大地をダイレクトに感じることができました。ソールの薄さゆえに、アスファルト舗装の道では「痛い」というのが正直な感想。しかしその分、足の筋力強化やバランス力といった効果が早く感じられそうです。

    GENESIS(ジェネシス)

    重量(片足)約136g
    ソール厚4.8mm
    サイズ23~30cm(1cm刻み/ハーフサイズなし/ユニセックス)
    カラーブラック、ストーン

    ウォーターシーンで活躍「AQUA CLOUD」

    ゼロシューズのサンダル「アクアクラウド」

    撮影:筆者

    「アクア クラウド」はその名の通り、ウォーターシーン向けのモデル。波打ったようなデザインのインソールが水中でも足裏にぴたりとフィットします。ウォーターアクティビティはもちろん、普段使いやハイキング、ランニングまで幅広いシーンで活躍します。

    履き続けたくなる足裏のフィット感

    ゼロシューズのサンダル「アクアクラウド」の試着

    撮影:筆者

    ジェネシスと見た目が似ていますが、前述したインソールのおかげで履きやすい印象。適度なフィット感で初めて履く人でも歩きやすいのでは。ウォーターシーンに限らずガンガン履きたい1足です。

      AQUA CLOUD(アクアクラウド)メンズ

      重量(片足)147.5g
      ソール厚6.5mm
      サイズ24~30cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
      カラーブラック、ブルーサファイア、ベチバーグリーン

        AQUA CLOUD(アクアクラウド)ウィメンズ

        重量(片足)124.8g
        ソール厚6.5mm
        サイズ22~26cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
        カラーブラック、ブルーグロウ

        1年中活躍!「Z-TREK」

        ゼロシューズのサンダル「ZトレイルEV」
        撮影:筆者

        チューブラー構造のストラップで靴下でも履くことができ、季節を問わず着用できる「Zトレック」。リサイクル素材のストラップはしなやかで肌触りもよく、快適な履き心地です。初めての人にも履きやすい約6mmのソールが好ポイント。

        初めての人におすすめの安心感と安定感

        ゼロシューズのサンダル「Zトレイル」を試着
        撮影:筆者

        先の2モデルに比べて厚めのソールで安心感があります。鼻緒タイプではないところも苦手な方には好印象なのでは。しなやかなストラップは肌触りが良いのですが、自立していないので足を通す時にややもたつきます。しかしながら安定感は抜群。初めての人の最初の1足に良さそうです。

          Z-TREK(ゼットトレック)メンズ

          重量(片足)209.8g
          ソール厚6mm
          サイズ24~30cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
          カラーブラック、フォレスト、ナゲット、ブラウン

            Z-TREK(ゼットトレック)ウィメンズ

            重量(片足)153.1g
            ソール厚6mm
            サイズ22~26cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
            カラーブラック、ポーセレンブルー、グリーン

            人気モデルの良いとこどり「H-TRAIL」

            ゼロシューズのサンダル「Zトレイル」

            撮影:筆者

            人気モデル「GENESIS」と「Z-TRAIL EV」を融合させ、新しいスタイルを確立した「エイチ トレイル」。「GENESIS」の解放感、「Z-TRAIL EV」の快適さと悪路も走破する機能性を兼ね備えた贅沢な1品です。

            不整地を歩いて足をより強化

            ゼロシューズのサンダル「Zトレイル」を試着

            撮影:筆者

            前述通り、解放感がありつつも不整地も歩けるグリップ力が嬉しいポイント。トレイルや登山道といった野性味あふれる道を躊躇せず歩けるので、より足を鍛えられそうです。鼻緒タイプが気になる人は足袋タイプの靴下を履いて着用するのがおすすめ。

              H-TRAIL(エイチトレイル)メンズ

              重量(片足)158.1g
              ソール厚9.5mm
              サイズ24~30cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
              カラーブラック

                H-TRAIL(エイチトレイル)ウィメンズ

                重量(片足)130.2g
                ソール厚9.5mm
                サイズ22~26cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
                カラーブラック

                行動からリカバリ―までお任せ「Z-TRAIL EV」

                ゼロシューズのサンダル「Zトレック」
                撮影:筆者

                5モデル中、最厚の約11mmのソール。耐久性に優れたオリジナルソール、軽さと柔軟性の軸となるEVAミッドソール、足あたりの良さを生み出すトップシートと3層構造です。快適な履き心地とグリップ力で、トレイルランニングから行動後のリカバリーまで幅広いシーンで活躍してくれます。

                トレラン、ハイクといったアクティブ派におすすめ!

                ゼロシューズのサンダル「Zトレック」を試着
                撮影:筆者

                履き心地良く、ストラップでフィット感あり。トレイルランニングができるのも納得の安定した着用感です。ソールが厚めのため、他モデルに比べると素足感覚は感じにくいかもしれません。ですが、安定感があるのでアクティブに行動したい人にはおすすめです。

                  Z-TRAIL EV(ゼットトレイル EV)メンズ

                  重量(片足)147.5g
                  ソール厚11mm
                  サイズ24~30cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
                  カラーディープラグーン、マルチブラウン、ベチバーグリーン、マルチブラック

                    Z-TRAIL EV(ゼットトレイル EV)ウィメンズ

                    重量(片足)119.1g
                    ソール厚11mm
                    サイズ22~26cm(1cm刻み/ハーフサイズなし)
                    カラーマルチブラック、ダスティローズ

                    あなたにぴったりのサンダルで足本来の力を取り戻そう

                    ゼロシューズのサンダルで歩く

                    撮影:筆者

                    足を強化し、バランスを整え、自然と繋がる歩行ができるゼロシューズのサンダル。足の力を取り戻し、山歩きをもっと楽しめること間違いなし!ぴったりの1足を見つけて、まずは散歩から始めましょう。

                    ▼紹介した商品一覧

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