コーヒーミルに、メスティン用のあんなものまで!? 100均のアウトドアギアが今年も大豊作【100均パトロール】

2022/04/28 更新

手軽にワンコインで購入できるのが魅力の100円ショップのアウトドアギア。続々と新作が発売される100均ギア市場を今年も大調査しました。今回はダイソーやセリアで見つけたグッズの数々をご紹介。メスティンでの調理がもっと楽になる周辺ギアやミニストーブ、コーヒーメーカー、衛生用品などをワンコインで購入し実際に使用感を試してみました。ハイキングから山小屋、キャンプまで使えるアイテムを見ていきましょう。

制作者

フリーランスライター

大城 実結

フリーランスライター。自転車や登山など野山にまじりて日々生きている。温泉とお酒がある場所へ行きがち。アウトドア雑誌やWebにて執筆中。

大城 実結のプロフィール

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アイキャッチ画像撮影:筆者

今年も新作ぞくぞく。100円ショップのアウトドアグッズ

アウトドア用品棚
出典:PIXTA
登山で使えそうなアイテムを100円ショップで捜索する「YAMAHACK100均パトロール」のお時間がやってまいりました!

2022年春に発見したのは、気軽に使えるコンパクトな火器類とメスティン周辺グッズ、そして山小屋やキャンプ、緊急時に役立ちそうなアイテムの数々でした。ダイソーやセリアで発見したYAMAHACK編集部おすすめのギアをご紹介します。

<前回のパトロール記事はこちら>

【Seria】ファイアスターター

ファイアースターター
撮影:筆者
セリアで発見した「ファイアースターター」です。ブッシュクラフトではお馴染みのアイテムで、2つのパーツを擦り合わせることで、火打ち石のように火花を発生させる道具です。

とはいえ、100円のスターター。さすがに形だけじゃないの? と思っていた筆者でしたが、何度か擦り合わせてみると……

\バチチチッ/

ファイアースターターで火種を起こす
撮影:筆者
気合いの入った火花が飛び散るではありませんか!
少々コツは必要ですが、スナップを利かせてマッチのように擦り合わせると、パッと火花が弾けます。そのまま延焼しやすい素材に着火して、火を大きくしていけば火起こしの完成です。いやあ、100円のファイアースターターも侮れません! 恐れ入りました!
着火できました! 100円スターター有能です!
撮影:筆者
山での登場頻度は低いものの、いざという時のためにエマージェンシー用グッズのひとつに加えても良いアイテムです。使用期限もないため、お守りとして持ち運ぶのも良いですね。

【DAISO】アウトドアコーヒーメーカーカップセット

ダイソーのドリッパーセット
撮影:筆者
今回の大本命かもしれません。ダイソーの「アウトドアコーヒーメーカーカップセット(1,000円)」は、ミル、ドリッパーカップがセットになったコーヒー好き必見のギアです。
ドリッパーセット全容
撮影:筆者
筒状の本体をバラバラにすると、カップ×2、ミル、ドリッパーの4部品に分解できます。ミルは挽き方を調整できるため、とことんこだわりたい人にもおすすめ。ドリッパーもペーパーフィルター不要タイプなので、そのまま抽出できます。
それでは実際に注いでみましょう!
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撮影:筆者
「豆を持参して、山頂で挽きたてコーヒーを飲みたい」という贅沢な欲望を叶えるアイテムでした。

お値段は1,000円と100円ショップ相場で考えると高級商品の部類に入りますが、1,000円でこの美味しさを得られるのならマストバイ。ミルもゴリゴリと調子よく作動し、全体的に値段を感じさせない作りなのも印象的です。

【DAISO】アルコールストーブ

アルコールストーブ
撮影:筆者
ウルトラライトに火器を持ち運びたいときに便利な「アルコールストーブ」。DAISOから発売されているアルコールストーブは40ml(200円)80ml(300ml)の2種類です。
アルコールストーブの中身
撮影:筆者
燃料用アルコールを容器の2/3まで注ぎ、着火して使用します。
アルコールストーブをメスティンに収納
撮影:筆者
メスティン(写真はダイソーで発売されている1合用)への収納も可能です。40ml、80mlタイプともにすっぽりと納まります。
燃料用アルコールとアルコールストーブ
撮影:筆者
燃料となる「燃料用アルコール」は、ドラッグストアなどで入手できます。使用上で注意が必要なのは、消火は自然鎮火のみという点。固形燃料と同じく燃料が尽きるまで火を消せません。
撮影:筆者
満タンまで燃料用アルコールを注いだ場合、40mlと80mlは何分燃焼するのでしょうか。実際に計測してみました。
40ml→約10分で鎮火
80ml→約15分で鎮火
五徳と組み合わせて、お湯を沸かしたり炊飯したりと、”ちょこっと使い”に便利なアイテムです。

もしどちらのサイズを購入するか迷ったら、筆者のおすすめは80ml。燃焼時間はアルコール量で調整できるため、大きめを購入するのが得策かもしれません。

【DAISO】ちょこっとストーブ

ちょこっとストーブ
撮影:筆者
こちらもダイソーから発売されている300円アイテム。このフォルム、固形燃料ユーザーなら「あれっ?」と思うはず。
エスビットとちょこっとストーブ
撮影:筆者
そう、某有名ポケットストーブに形がそっくりなのです。わずかに寸法が異なるだけで、仕様もほぼ同じでした。
ちょこっとストーブ組み立て後
撮影:筆者
ダイソーストーブは脚を直角に開くことはもちろん、
ちょこっとストーブは五徳の幅も変更可
撮影:筆者
一段階内側に開きを調整することも可能。本家と比べて可動部が少々ガタつきを感じましたが、それは価格帯を踏まえて。「念のために持っておこう」に応える、お手軽なストーブです。

山ごはん調理ギアのNewアイテムも

撮影:筆者
「山での楽しみはやっぱりごはん!」という食いしん坊なハイカーは必見です。1年前にダイソーがオリジナルメスティンを発売したことで話題となりましたが、今日はメスティン周辺ギアの層が厚いんです! 編集部が発見した「こんなの欲しかった」アイテムをご紹介します。

【DAISO】メスティン折り

メスティン折り
撮影:筆者
どれだけシーズニングをしていても、こびりつきや焦げ付きは避けられないもの。悩ましい後処理を一挙解決してくれるのが「メスティン折り」です。
メスティン折りを使って蒸しパンを調理
撮影:筆者
試しにメスティンで蒸しパンを作ってみましたが、この通り!
メスティン折りを取り出せば、焦げ付きゼロで調理完了できます。カレーといった強い臭いが気になる料理にも活用できるアイテムです。

【DAISO】メスティン用まな板

メスティン用まな板
撮影:筆者
痒いところに手が届くようなメスティン周辺アイテムです。ちょこっとしたものを切りたいときや、地面に直置きしたくないときに使えます。

ダイソーメスティンにぴったりサイズ!
撮影:筆者
サイズもご覧の通り、ダイソーメスティンとシンデレラフィットします。そっとメスティンの底に忍ばせておきたいアイテムですね。

【DAISO】メスティン用ミニ鉄板

ダイソーのミニ鉄板
撮影:筆者
ソロ用の鉄板も必見です。ひとりで鉄板焼きを楽しみたいときに活躍します。
ダイソーメスティンにシンデレラフィット
撮影:筆者
こちらもメスティンにフィットすることを前提に設計されているため、気持ち良く収納できます。山頂焼肉への道が拓ける山ごはんギアですね。

【DAISO】メスティン用薬味入れ

メスティン用薬味入れ
撮影:筆者
焼肉ときましたら、あったら便利なのがタレ入れです。この流れを想定していたかのように、発売されているのが「ステンレス仕切り皿」。こちらもダイソーの100円商品です。
裏返せば蓋としてもジャストサイズ
撮影:筆者
特筆すべきは秀逸なサイズ感。メスティンの蓋代わりに被せると、この通りすっぽりと重なります。ハンドルは外して中に収納し、バンドで固定すればタレ入れを蓋代わりに使用することも可能です。ここまで計算されているとは……。ダイソーさん、あっぱれです。

【Seria】クッカークリップ

クッカークリップ
撮影:筆者
セリアで見つけたのは熱々のクッカーを掴める「クッカークリップ」です。


撮影:筆者
熱々の鉄板はもちろん、メスティンの蓋をフライパン代わりにするときにも便利です。その姿は「取っ手の取れる〜」さながら。シェラカップや網なども掴めるため、幅広く活躍します。

【DAISO】固めてポン

固めてポン 外袋と内袋 山での残り汁問題に終止符を打った「固めてポン」。廃液を固めることでゴミとして手軽に持ち帰ることができ、環境負荷も減らすことができる万能アイテムです。



そして、今回の調査で「固めてポン」のダイソーでの販売を確認しました! 見かけたらぜひゲットしてみてくださいね。

山小屋やキャンプでも。携帯したい衛生用品&便利グッズ

エマージェンシー用グッズ
山行ではもちろん、山小屋やキャンプなどで使える衛生用品も発見しました。常にザックの奥底に備えておくと、いざという時に役立つかもしれません。

【Seria】携帯用トイレセット

携帯トイレセット
撮影:筆者
道中にトイレがないルートを登るときには、携帯用トイレはマストアイテムです。セリアでは携帯用トイレセット1回分が販売されていました。
携帯トイレセットの内容物
撮影:筆者
前掛け、凝固剤入り袋、持ち帰り袋の3点セット。凝固可能な水分量は500mlとなっており、一般的な尿量はカバーできます。トラブルに備えて常に持参していても良いでしょう。

【Seria】圧縮タオル

圧縮タオル
撮影:筆者
水分を含ませると膨張する圧縮タオル。体を洗えないシーンや、ケガといった唐突なアクシデントに役立つアイテムです。
圧縮タオルの実寸
撮影:筆者
セリアの圧縮タオルは水分を含ませると、横36㎝×縦18㎝の大判タオルになります。厚手の使い捨ておしぼりのような生地なので、全身を拭くこともできます。

【Seria】トラベル用ハンガー

携帯ハンガー
撮影:筆者
山小屋や前後の車中泊で活躍必至の「トラベル用折りたたみハンガー」は、セリアで発見したアイテムです。
携帯ハンガーの展開1
撮影:筆者
肩の部分が2段階に織り込まれており、子ども用の衣類やちょっとしたギアをぶら下げたいときと、
携帯ハンガーの展開2
撮影:筆者
一般的な衣類を吊したいときとでサイズを調整して使用できます。山のみならず、タフな環境が続く旅で活躍してくれそうなアイテムです。

止まらぬ100円ショップギアの熱。調査は続く……

撮影:筆者
100円ショップのアウトドアコーナーの賑わいは、今なお続くアウトドアブームを象徴しているかのようです。今年の春も続々と便利なグッズが登場しました。

(ほぼ)ワンコインで購入できるアイテムは、山での楽しみ方の幅をどんどん広げてくれますよ。気になるアイテムを見かけたら気軽に衝動買いしてみてくださいね!

YAMA HACK100均パトロール隊はこれからも、山で使えるギアを探し続けていきますよ〜!

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