パンドラ峰の未踏ルート北東壁に挑んだ3人の登山家の軌跡

ヒマラヤ「パンドラ」未踏ルート北東壁に挑戦するアルパインクライマー大石明弘氏と鈴木啓紀氏の2人に、写真家でありアルパインクライマーの高柳傑(たかやなぎ・すぐる)氏が同行し、写真集『Surface of PANDRA』として刊行しました。

今回の挑戦は、アルパインクライマー 故・谷口けい氏の遺志を継いだ大石・鈴木両氏が、数年にわたって構想し実現。パンドラに魅せられた高柳氏が同行し、ネパールに到着してからの旅路や登攀の過程を丹念に記録しました。

写真集を刊行した合同会社フォレスト・リミットが手掛ける『狂気山脈アニメ映画化プロジェクト』では、プロモーションの一環としてSIX SUMMITS」というクライミング・チームを結成。未踏峰への登頂など数々の挑戦を展開中です。
その挑戦のひとつとして、同アニメのキャラクターが持つアイスアックス「DREAMLAND」の監修に参加した高柳氏が、「DREAMLAND」プロトタイプver2を、今回の登攀に使用しています。

険しくも美しい峰々と挑戦の記録を切り取ったSurface(面)が、どのように表現されているのか、とても興味深い写真集です。
書名:Surface of PANDRA パンドラへ到る
著者:高柳傑
定価:3,850円(本体3,500円+税)
発行日:2025年7月24日 初版発行
判型:B5変形 ハードカバー
ページ数:104
発行:合同会社フォレスト・リミット