山と自然を愛する人のためのビジュアル文庫発刊!
登山などアウトドアを楽しみたいという人が増加中のいま。自然の中にいると、心と体がリフレッシュされ健康にも良いとされています。
そこで、世界文化社は、もっと山や自然を知りたいと考えている人たちに、その素晴らしさを伝える文庫シリーズ「Mont Books(モン・ブックス)」を発刊しました。
美しい写真を多用した見て楽しい文庫サイズ、携帯性が魅力的なシリーズです。
シリーズ第一弾『田部井淳子 山の単語帳』
「モン・ブックス」シリーズの記念すべき第一弾は、『田部井淳子 山の単語帳』。
女性として初めてエベレスト登頂の快挙を果たした田部井淳子さんの、2012年に刊行された書籍『山の単語帳』を文庫サイズに再編集した1冊です。
カラー写真とともに登山用語を解説
2012年に刊行された『山の単語帳』に、生前の田部井さんと親交が深かった俳優の市毛良枝さんの書き下ろしコラムや実用登山ガイド、田部井さんのご子息による“東北の高校生の富士登山”についてなど、新たな記事も加わえられています。
この本では、主に縦走や日帰り登山をする方たちに親しんでもらいたいと思う用語を取り上げました。岩登りと沢登り、冬山の要素も少しだけ入れました。山の用語と同時に日本の山の美しさや成り立ち、花や動物なども写真で楽しんでいただけたら、うれしく思います。
※田部井淳子さん「はじめに」より抜粋
登山ガイドを新たに掲載
用語を覚えたら実物を見にいきたくなるものですよね。本書の良い所は、書籍のなかで紹介した山の動植物や景観が見られる実用登山ガイドが掲載されているところにもあります。
初心者向けの見所やコースタイムの目安が紹介されているから実践で役立ちますよ。
『田部井淳子 山の単語帳』概要
<刊行概要>
『田部井淳子 山の単語帳』
●発売日:2021年8月11日(水)
●定価 :1,650円(税込)
●発行 :株式会社世界文化ブックス
●発行・発売:株式会社世界文化社
山との距離が近くなる1冊!
小難しい登山用語も美しい写真とともに解説されているので覚えやすいうえ、わかりやすい!パラパラめくっているだけで山の魅力に引き込まれます。そして、すぐに実物を目にしたくなるはず…。
さぁ、熟読して気になる山へと出かけましょう!
<著者プロフィール>
●著:田部井 淳子(たべい じゅんこ)
登山家。1939年、福島県三春町生まれ。昭和女子大学英米文学科卒。社会人山岳会に所属し登山活動に勤しむ。1969年、女子登攀クラブを設立し、1970年アンナプルナⅢ峰に登頂。1975年、エベレスト日本女子登山隊副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰エベレストに登頂。これは女性として世界初の快挙であった。1992年には女性で世界初の7大陸最高峰登頂者となる。生涯に76ヵ国の最高峰・最高地点に登頂。著書に『タベイさん、頂上だよ〜田部井淳子の山登り半生記』『田部井淳子の 人生は8合目からがおもしろい』『日本人なら富士山に登ろう!』などがある。2016年逝去。●写真:栗田 貞多男(くりた さだお)
写真家。1946年長野県長野市生まれ。電子機器会社社員を経て、故・田淵行男氏に師事、写真家となる。現在も長野市に住み、山・川や蝶など、自然を題材とした写真を撮り続けている。クリエイティブセンター・フォトライブラリー長野主宰。日本写真家協会、日本昆虫協会、日本蝶類学会会員。著書に『日本の屋根 信州山岳大展望』『黒部峡谷』『ゼフィルスの森』などがある。