酒好き野外派が提案 2アイテム

これ、買って大正解でした!酒好き野外派が提案する「山をもっと楽しくする」2アイテム

登山を楽しむための「山道具」。といっても、ひとによって選び方は千差万別です。今回は山でお酒を楽しむと称して、筆者おすすめの「山道具」を2つご紹介します。ゆるっとした登山やキャンプなどのアウトドアにぴったりなアイテム。自粛中についつい暴走しがちな物欲にいかがでしょうか?

目次

アイキャッチ撮影:筆者

ついついネットで物欲発散……!

低山登山

撮影:筆者(ご近所低山できゃっきゃと遊んでいます)

こんにちは。自転車に乗ったり山に登ったりと、幅広く野外活動を楽しんでいるライター大城でございます。
思うように遠出できないフラストレーションが生み出してしまったバケモノ「BUTSUYOKU(物欲)」に支配されること早1年。

「買って良かった!」も「やっちまった」もたくさんある中で、今回は私が買って大正解だった2つのアイテム「SOSO-G」「NANGA POCKETABLE ECOBAG」を紹介します。

どちらも運搬系のアイテムで、軽い登山やハイキングからご近所アウトドアまで活躍シーンも多岐にわたります。が!なかでもおすすめしたいのが、お酒好きの……そう、アナタ!

私にとってお酒は行く先々での大きな楽しみで毎日の活力源です。今回は同志におすすめしたいアウトドアギアをプレゼンさせてくださいな。

山頂でとびっきり美味しいビールを!アウトドア専用グラス運搬ポーチ

一般的に登山の荷物は軽量が良いとされています。

しかしどうでしょうか。より高い山、遠くの峰へ行くことだけが登山の目的ではありません。近所の低山を歩くこと自体を目的にしても良いし、山頂でとっておきの山ごはんを嗜むのがゴールでも良いのです。

となると、あら不思議。今まで「重いから」という理由でお留守番をしていたアイテムが、実は山でのレクリエーションに大変身するかもしれません。

SOSO-G

撮影:筆者
そんな酒好きな私が軽量化に逆らってでも持っていきたいアイテムはこれ!
「SOSO-G」というアウトドアシーンでグラスを持ち運ぶために開発されたグラスキャリーポーチです。

一見、登山×ワレモノは相性最悪な組み合わせですが、SOSO-G開発者のasobitogearさんはそれが”醍醐味”だと説明しています。

SOSO-G グラス

撮影:筆者

「アウトドアにグラスを持ち出す&注ぐ行為って、間違いなくムダな事だと思うけど、そういう部分を楽しもう!」という考えを具現化。

より安心して外へグラスを持ち運ぶためにすべてのパーツが最適化されているポーチ、それがSOSO-Gなのです。

自由度と安全性の高いから安心して持ち運びできる

コードを通すための口は全4箇所。
SOSO-G 付属コード

撮影:筆者(付属コードもいろいろな使い方ができます)

コードを通さずにザックに入れて運ぶもよし。

そしてポーチの中にはグラスを保護するためのクッション材が入っており、がっちりとグラスを衝撃からガードします。

SOSO-G クッション材

撮影:筆者

ちなみに開発者さんは、これらをセッティングした上で自転車のサドルにくくりつけ、100㎞ほどの走行テストを実施。凸凹の未舗装路も通過しながら、グラスは割れることなく無事だったのだそうです。(もちろん薄いグラスは危険なので、何を持って行くかは各自判断してくださいね。)

入れ物が敷物に早変わり

SOSO-G クッション材を敷物にする

撮影:筆者(お気に入りのグラスはテンションが上がります)

グラス保護のためのクッション材を伸ばすと、ちょっとした敷物に早変わりするんです。写真のようにゴツゴツとした岩場でも、安定した平面を作ってくれます。

まるでお酒を愛でるための座布団が敷かれているよう。インスタ映えも狙えるかもしれません。

とっておきのグラスで最高の一杯を演出

トクトクと丁寧に注いでいくこの瞬間でさえ愛おしいものですね。この日は日帰り登山だったので、お気に入りのノンアルグアバジュースで乾杯。

グラスに飲み物を注ぐ

撮影:筆者

好きな飲み物をゴールで飲むだけで幸せなものですが、お気に入りのグラスを持って行くことでより喜びもひとしおです。

SOSO-G グラスで飲む一時

撮影:筆者(山頂でのひとときがより最高に)

もちろんSOSO-Gはアルコールシーンで最高潮に輝きます
この時はビールグラスにワンカップ瓶を重ね、クッション材を巻き、運搬をしましたが、割れることなく目的地まで運べました。

お酒を愛でる気持ちがたっぷり詰まったグラスキャリーポーチは、私にとって最高のレクリエーションアイテムなのです。
「SOSO-G」公式サイトはこちら

一期一会の地酒を買い逃すな!ザックにくくりつけたい超コンパクトエコバッグ

さて下山後、土産物屋や温泉、道の駅など寄り道をして帰ることもしばし。その際に目に飛び込んでくるのが地酒・地ビールです。

瓶ビール お土産

撮影:筆者(無意識で買っちった…ということばかり。今回も例外ではありませんでした)

ついつい買ってしまうんですよね。ご当地のお酒や地元のお野菜。「帰り道だし、買ったれ買ったれ」とお財布も緩みがちですが、ビンものに長物の野菜…。ザックに入れようにも野菜が飛び出して恥ずかしいですし、さて、このおみやげどこへ入れましょう。

こんなときに役立つのがNANGAの超コンパクトなエコバッグ「NANGA POCKETABLE ECOBAG(ナンガ ポケッタブル エコバッグ)」です!

ナンガ ポケッタブル エコバッグ

撮影:筆者

見た目こそ手のひらサイズでかわいらしい上に、総重量は26gという驚異的な軽さ。カラビナが付いているので、ザックやベルトに引っかけて持ち運べるのが嬉しい点です。

手のひらにおさまる大きさ

撮影:筆者

そして収納力を侮るなかれ。手のひらにすっぽりとおさまる大きさにもかかわらず……

展開するとレジ袋(大)ほどのサイズ感

撮影:筆者

開いてみると、レジ袋(大)ほどのサイズ感です。500mlビン2本と長物の野菜もすっぽり収納できました。

物を入れた状態のエコバッグ

撮影:筆者(ちなみに野菜はネギではなく、山菜の一種でした。おひたしが美味でしたよ)

帰りには減るだろうと思いきや、意外と増えていることが多い荷物……。
NANGAのエコバッグを持っていれば咄嗟の買い物にも安心です。これで一期一会の地酒を買い逃す恐れもなくなることでしょう。

ナンガ ポケッタブル エコバッグ 肩に掛けた状態

撮影:筆者

あなたの「#私の山道具」も教えてください!

ゴールでのお酒、一期一会のお酒という形でアイテムを紹介していきましたが、これらは遊び方のほんの一部。
所変われば持ち物が変わるように、十人十色の楽しみ方のツボにフィットするアイテムがあります。
「#私の山道具」では引き続きみなさんが愛用している登山ギア情報を募集しています。ハッシュタグを付けて、あなたの山道具を教えてくださるとうれしいです。

NANGA ナンガ POCKETABLE ECOBAG

サイズ:大きさ:縦65cm、横41cm(紐部分含む)
収納サイズ:約6cm
総重量:約26g
カラー:BLK/BRD/GRY/NVY/PUR/COYOTE

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