記事中画像撮影:YAMA HACK編集部
春夏登山、「とりあえず持っていく1枚」が変わりそう
春夏の山は、暑さだけでなく、風や紫外線、突然の雨など気を抜けない要素が多い季節です。そんなとき頼りになるのがウィンドシェルですが、軽さを優先すると機能面はやや控えめ、という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
今季登場したワークマンの新作は、そのバランスをいい意味で裏切ってきました。
ついにここまで来た!ワークマンの注目作「高撥水UV AIR ウィンドシェル トレックフーディー」

ワークマンが放つウィンドシェルは、登山者の「欲しい」を凝縮した一着。わずか90g程度という驚異の軽さと、10もの多機能を両立しています。軽いうえに頼もしい、まさに“持っていきたくなる1枚”なんです!
こだわりの10機能
- 超軽量
- 引き裂き耐久性
- 高撥水
- 防風性
- UPF50+、紫外線97%カット
- 大容量ポケット&ベンチレーショ+
- パッカブル
- 防汚
- 反射コード
- 花粉リリース
90gの衝撃。まず注目したいのは圧倒的な軽さ

メーカー公表値はLサイズで約90g、手持ちのSサイズの実測値は87g。ザックの中でも存在を感じさせないレベルです。これなら「一応持っていくか」という感覚ではなく、“持っていくのが当たり前”に変わる軽さといえます。

袖を通しても軽やか。脱いで収納する際も重さを感じないためストレスがありません。携行性の高さは、それだけで大きな価値になります。
薄くて軽いのに頼れる。新素材「UV AIR」の完成度

この軽さを支えているのがワークマンの独自素材「UV AIR」です。ナノ領域に迫る極細ナイロンを高密度な7Dリップストップ構造で織り上げることで、羽織っていることを忘れるほどの超軽量設計を実現しています。

なお、「高撥水UV AIR ウィンドシェル トレックフーディー」はブラック、カーキ、ライム、ホワイトの4色展開。今回着用したブラックは透け感が気になりませんが、ホワイトやライムはインナーが透けるほど薄手です。

特筆すべきは、その薄さからは想像できない「強さ」。引き裂きに強いリップストップ生地を採用しているため、超軽量モデルとしては、安心感のある生地感です。枝への引っ掛かりが気になる山道でも気兼ねなく使えます。
さらに実際に触れてみると、生地はかなり柔らかで、さらっとしたドライな質感。肌に張りつく感じが少なく、暑い時期でもストレスを感じにくい印象です。
汗をかいた腕に生地が触れると多少のベタつきはあるものの、思っていたより不快感がなかったところも好印象。
天候の変化にも対応。1枚で広くカバー

さらに、高撥水・UVカット・防風といった機能を一体化。単なる軽量素材にとどまらず、実用性もしっかり備えています。
高撥水機能で急な小雨を弾き、防風性で稜線の冷たい風をブロック。さらにUPF50+(紫外線97%カット)のUVカット性能で、標高の高い場所での強い日差しからも肌を守ります。

4月下旬の低山、風が吹き抜けて肌寒いけど日差しは厳しい……そんな場面で羽織ってみたら、“ちょうどよさ”を実感。薄手ながら、風を受けたときのヒヤッと感はかなり軽減されました。
春夏の山でありがちな「ちょっと寒い」「日差しが強い」「霧雨が降ってきた」といった状況に、これ1枚で対応できるのは大きな安心感につながります。
標高の高い山域では、防寒着やレインウェアと組み合わせることで、より幅広く活用できそうです。
動きやすさまで考えられた設計。細かな機能が“使いやすさ”を底上げ
モデル名に“トレック”とついている通り、登山中の動きに合わせて設計されているのもポイントです。
3Dパターン × サイクルカットで行動中の対応力UP

3Dパターンによる可動域の広さに加え、前傾姿勢でも裾がめくれにくいサイクルカットを採用。登りやしゃがむ動作でもストレスを感じにくく、行動に集中しやすい設計になっています。
生地自体に強い伸縮性があるわけではないものの、実際に動いてみると意外としなやか。背中を丸めて袖をグッと引っ張ってみても、突っ張って動きにくい……というストレスは感じませんでした。腕を曲げたり上げたりする動作もスムーズです。


