秘境の楽園＜雲ノ平山荘＞で創作活動！アートインレジデンス参加者を募集【NEWS】

登山口から1日以上かかる、北アルプスの最深部で創作活動ができる！

登山者の多くが憧れる、北アルプスの最深部＜雲ノ平＞。
大半のひとは登山口から途中1泊してたどり着けるという遠さもあって、日数的にもなかなかゆっくりできる機会が少ない秘境です。
この場所にある＜雲ノ平山荘＞で、オフピークの最大2週間の滞在場所を提供し、アーティストに創作活動を行ってもらう「アーティストインレジデンス」が2020年夏よりスタートします。

雲ノ平山荘 アーティスト・イン・レジデンス・プログラムについて

雲ノ平は、飛騨山脈・黒部川源流にある、標高2,600m付近に位置する溶岩台地。
周囲には黒部五郎岳や水晶岳などの名峰を望み、花畑や草原などに囲まれた様は「天上の楽園」とも称される環境にあります。
今回募集される「雲ノ平山荘 アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」は、アーティストに対し、8月下旬〜10月初旬の間の最大2週間程度の宿泊と生活面でのサポートを雲ノ平山荘が行い、アーティストは雲ノ平の自然に浸りながら、新しい芸術表現活動を通して小屋に還元をするというもの。

険しい北アルプスの山々に囲まれた雲ノ平での暮らしは、通常の街の暮らしとは異なるインスピレーションや揺さぶりを表現活動に与えてくれるはずです。
表現分野は絵画や写真などだけでなく、音楽や文学、建築など、あらゆるものに開かれている募集となります。

雲ノ平山荘からのメッセージ

以下は、今回アーティスト募集をする雲ノ平山荘からのメッセージの要約です。
全文はHPにて確認できるので、そちらを読んでぜひ応募してみてください。

（前略）

山小屋が、人と自然の新しい関係性を創造する基地として、最大限生かされるためにはどうすれば良いのか。
その想いから今回の「アーティスト・イン・レジデンス＠雲ノ平山荘」プロジェクトは生まれました。こうした小さな一歩が、手詰まり感のある国立公園問題や、アウトドアカルチャーの持続可能性にとっても、ポジティブな刺激になることを願っています。
絵画、写真、グラフィックアート、建築、文学など、あらゆる分野の表現が対象となります。もちろん「明るくて優しい」表現である必要もなく、暗く激しい表現も歓迎します。雲ノ平の自然から、みなさんなりの新しい表現を引き出していただければ嬉しい限りです。多くの方の応募を心からお待ちしています。

応募要項

今回が初の試みとなる、アーティスト・イン・レジデンス。

応募条件のひとつには、雲ノ平山荘まで歩いて来られるというものも入っています。我こそは！と思うひとはぜひトライしてみてください。

期間：繁忙期を過ぎた8月下旬から10月初旬の間の最大２週間程度。
人数：1シーズンにつき1、2名
募集分野：芸術全般
その他条件：雲ノ平山荘に歩いて来れる方。山小屋の生活に対応できる方
※詳細はお電話やメールでお尋ねください。

応募条件：雲ノ平での創作活動の成果を何らかの形で雲ノ平山荘に還元してください。
「製作した作品を寄贈していただき、展示する」「デザインを提供していただき、製品にする」「文章や音楽を発表する」など、話し合いの中で様々な選択肢があると思います。
審査：応募書類を提出していただいた上で審査し、5月末までに結果をお知らせします。
締切：2020年4月末日
応募書類・応募先など詳細は下記のHPよりご確認ください。

雲ノ平山荘 アーティスト・イン・レジデンス

滞在中の様子をマンガにした作品

マンガ『雲ノ平山荘とオレ①』〜登山編〜

2020/12/05マイマイ

マンガ『雲ノ平山荘とオレ②』〜芸術の嵐編〜

2020/12/05マイマイ