
この記事ではクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」のプロジェクトから、アウトドアシーンにぴったりな注目のプロダクトを編集部が厳選してお届けしています。
今回紹介するのは、汚水から飲料水を作り出せる「WATER MADE」です。
※クラウドファンディングとは……自分が考えたアイデアをWeb上でプレゼンすることで、資金を集める仕組み。プロジェクトが成功したら支援者にはお礼(リターン)としてサービスを先行体験したり、商品を受け取ることができます。
<以下、起案者 WATER MADE(マーケティングパートナーズ株式会社)が展開する、「WATER MADE」のプロジェクト内容>
「WATER MADE」とは
WATER MADEは安全な飲料水を確保できない環境で、不衛生な水(水溜り、泥水など)に専用パックを浸しておくことで、浸透圧によって専用パック内で飲料水が作られる製品です。
独自の濾過技術によって不衛生な水から汚物やバクテリア、ウイルスなどを除去(99.9%以上の除去が可能)しながら、浸透圧によって安全性の高い飲料水を確保することが可能です。
WATER MADEはもともとアフリカやエチオピアなどの飲料水が確保できない国でも簡単に飲料水を確保できるようにするために企画して作ってきました。
それらの国と比べて日本では簡単に安全な飲料水を確保して飲むことができます。しかし日本では地震などの災害が多く、そのような非常時に災害地外からの支援が間に合わずペットボトルなど含めて飲料水が確保できなくなってしまった時のためにWATER MADEが役に立つと思い、今回クラウドファンディングを通じて多くの方にお届けしたいと考えています。
WATER MADEの実験映像
WATER MADEの専用パックの実験映像です。実験では綺麗な水を使用していますが、専用パックを浸してる水を浸透圧によって濾過しながら、綺麗な飲料水が作り出されるようになっています。
専用パックは1回の使い切りで、約6~8時間ほど水に浸しておくことで400~500mlの飲料水を作り出すことが可能です。
WATER MADEの使い方
- 専用パックを梱包から取り出す
- 専用パックを汚水などの水に浸す
- パック内で飲料水が作り終わるまで6~8時間待つ
飲料水ができるまで少し時間がかかりますが、安全性の高い飲み水を確実に確保することができます。
安全な水が飲めない国でも使える高水準な濾過性能
本製品は安全な飲料水が不足してるアフリカやエチオピアなどの発展途上国での実証実験を行なっており、動画にあるような汚水が流れる川などの水に本製品を浸しておくことで、安全に飲める水を作り出すことに成功しています。
WATER MADEの製造ライン
WATER MADEは1パックずつ高い水準の衛生環境下にある製造ラインで作っています。現在は実験的に本製品を製造してるので、今後さらなる大量生産ができる製造ラインを整えていく予定です。
資金用途
製造費:約60万円
広報費:約20万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約20万円
スケジュール
2023年12月~2024年3月 : クラウドファンディング実施
2024年3~5月 : WATER MADEの製造
2023年6~8月 : WATER MADEの発送開始