秋冬のレイヤリングは、保温と通気のバランスが難しい

提供:マウンテンハードウェア
気温の低い時期の登山では、保温力の高過ぎるウェアを着て行動すると、すぐに体がオーバーヒートしてしまいます。かといって薄着では、稜線に出た途端に冷たい風にさらされ、一気に体が冷えることも。
秋冬のウェア選びでは、適度な保温性に加え、通気・換気を考慮したレイヤリングを意識して、衣服内を常に適温に保つのが大切。ですが、そんなちょうどいいウェアを選ぶのは意外と難しいもの。
こまめな脱ぎ着も有効な手段ですが、日が短くなるこれからの季節は、余計な時間を減らして行動スピードを上げることが安全にもつながります。そのためにも、脱ぎ着をできるだけ少なく済ませるレイヤリングを意識したいところ。
体温調整しやすい「アクティブインサレーション」がおすすめ!

そこで有効なのが、「アクティブインサレーション(行動保温着)」です。ミドルレイヤーに分類される保温着の一種で、適度な保温性と通気性を両立。行動中もウェア内が暑くなりすぎず、動き続けられるのがメリット。
今回は、アクティブインサレーションの種類が豊富なマウンテンハードウェアのアイテムに注目しました。
アクティブインサレーションの多彩な性格

- 中綿タイプ:従来のダウンインシュレーションと同様に、表地と裏地で保温素材を挟んだタイプ。保温性に優れる。
- 裏地タイプ:表地の裏側に保温素材を貼り付けているタイプ。保温性と通気性のバランスがいい。
- 一枚地タイプ:保温素材を一枚の生地として使っているタイプ。通気性に優れる。
アクティブインサレーションの保温素材(中綿)には、主に化繊素材が使われています。ダウンとは異なり、素材や配置を工夫することで多彩な性能を実現できるのが特徴です。生地構成には、上記のように代表的な3タイプがあります。
マウンテンハードウェアが展開する4種のシリーズ


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マウンテンハードウェアでは、保温性と通気性が異なる4つのシリーズを展開しています。
ひと口にアクティブインサレーションと言っても、素材の使い方で様々な特徴があるのです。
- FREE ELEMENT(フリーエレメント):4種の中でもっとも保温性が高く、軽さと圧縮性を兼ね備える。寒い場所でのアクティビティに対応したジャケット。温かさを重視した「①中綿タイプ」
- KOR ALLOY(コアアロイ):保温性、耐風性、通気性をバランス良く併せ持ち、標高差や運動量に適応。「①中綿タイプ」+「②裏地タイプ」のハイブリッド
- KOR AIRSHELL WARM(コアエアシェルウォーム):防風、通気に優れ、オーバーヒートしにくく、アクティブシーンに対応。防風性のある表地に保温材を張った「②裏地タイプ」
- AIR MESH(エアメッシュ):4種の中でもっとも軽量で通気性・速乾性に優れ、温かさを保つ。一枚のレイヤーが大きな効果を発揮する「③一枚地タイプ」
新シリーズのフリーエレメントをはじめ、ピックアップしたアイテムの詳細を紹介していきましょう。
新技術の中綿採用!しっかり暖かい「フリーエレメント」

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新作の「フリーエレメント」は、2026年に登場した保温性の高いアクティブインサレーション。中綿には、マウンテンハードウェアが開発した、化繊中綿「THERMOCLOUD(サーモクラウド)」を採用しています。
412g(フーディータイプ メンズM)と、ダウンに比べて重さはありますが、高い保温性、さらに通気性と圧縮性といったバランスの良さと、2万円台という手に取りやすい価格帯が魅力です。
行動時も休憩時も。寒い場所で幅広く使える

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生地構成は“①中綿タイプ”に分類され、中綿がしっかりと封入されています。今回紹介するアクティブインサレーションの中では、もっとも保温性の高いモデルです。

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中綿(サーモクラウド)の保温性に加えて、口元まで覆えるハイネック、ニット袖口や絞れる裾を採用するなど、物理的に冷気が入り込むのを防ぎます。
一方で、アクティブに動いても中に熱がこもりにくく、温かさはキープしながら、汗蒸れの不快感は軽減してくれます。

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また、圧縮してポケット内に収納が可能。ギュッと潰してもフカフカの形状に戻りやすい素材なので、山小屋やテント場に着いてからの保温着として、コンパクトに携行するのもおすすめです。
万一の雨にも強い

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雨に濡れると保温力が下がるダウンとは違い、濡れに強いのが化繊中綿の強み。
もちろん、化繊中綿を用いたフリーエレメントにもそうしたメリットがあります。濡れても断熱性能が落ちず、乾くのも早いので、数日間山に入る際は特に頼りになる存在です。
