自然と足が前に出るヒミツは、薄いシート。新機能搭載アイテムの実力は?

<サロモン>から登場した「アウトパルス ミッド GTX」は、快適な歩行を実現する自信作。なんでも、前足部に内蔵する「薄いシート」が歩きやすさの秘訣とか。どんな機能を備えているのか、気になる新テクノロジーの詳細とともに、リアルな使用実感をお届けします。

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YAMAHACK 編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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ピークを目指すのもいいが、「長く、遠くへ」歩きたい

ピークハントという言葉があるように、これまでは登山=頂上に立つことが最大の目的とされてきました。ただ、近頃は純粋に山歩きを楽しむ方も多く、登頂をめざすだけではない、トレッキングやハイキングにも注目が集まっています。

「もっと長く、遠くまで山を歩きたい」。

そんな気分のときは、なるべく歩きやすくて疲れにくいシューズが欲しいですよね。そんなニーズに応える一足が、今年新たに登場しました!

いつもより長く歩きたくなるサロモンの最新シューズ


期待の新製品を発表したのは、シューレースやアウトソールなど、独自テクノロジーで人々の足元をサポートしてきた「サロモン」。

今回の新作「アウトパルス ミッド GTX」は、歩きやすさと快適性をもっとも重視し、スムーズな足運びを提供するユニークな新テクノロジーを搭載しています。

ヒミツはこの薄いシート!「エナジーブレード」の威力

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まず注目したいのが、アウトソールとミッドソールの間にインサートされているオレンジ色のプレート。「エナジーブレード」と呼ばれるこのプレートは、とても薄い素材で作られています。一見頼りなさそうですが、一体どんな機能を秘めているのでしょう?


「エナジーブレード」が内蔵されているのは、土踏まずから前足部。見た目は薄いシート状ですが、ミッドソールに張り付くことで剛性があるため着地したときの安定性が高まり、ソフトな反発性によって自然な歩行をサポートします。
 
実際に「エナジーブレード」を曲げてみると、左右には捻りにくい反面、前後にはぐにゃりと曲がり、手を離すと素早く元の形に戻りました。この素材特性がシューズに剛性と反発性をもたらすポイントです。
 


反発力とゆりかご形状で「長く歩く」をサポート


エナジーブレード以外にも、長く遠くへ歩くための機能が搭載されている「アウトパルス ミッド GTX」。さまざまな機能で歩みをサポートしてくれます。

反発力で歩みが軽くなる。「フューズサージ」ミッドソール


次に着目したいのが、優れたクッション性をもつ「フューズサージ」というミッドソール。「アウトパルス ミッド GTX」のミッドソールはクッション性だけでなく、天然ゴムを30%配合することで、高い反発力も備えています。

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このミッドソールのカカト回りの厚みが「アウトパルス ミッド GTX」のこだわりポイント。かかとが高くなると足元が不安定になり、低すぎると本来のクッション性と反発性を提供できません。

そこで、あえてカカトを包むようなデザインを採用し、安定性と弾力性・反発性の絶妙なバランスを実現。

着地したときの衝撃を吸収しながら推進力に変換し、自然と足が前に出る軽やかな歩きやすさを生み出します。

ゆりかご効果で足が前に出る!船底形状の「リバースキャンバー」


最後に紹介するのが、「リーバスキャンパー」と呼ばれる、アウトソールの船底形状。これはサロモンのトレイルランニングシューズにも採用されているテクノロジーで、つま先とかかとがせり上がる独特の形により、ゆらゆらと揺れるロッキングチェアのような効果をもたらします。

実際に平地を歩く動画を見てみると、ゆるやかに弧を描くソールのお陰で、転がるように足裏が着地する様子が分かります。このおかげで、重心はカカトからつま先方向へ自然に移動。流れるようなスムーズな足運びをもたらします。

長時間の山歩きに慣れていない人も歩きやすい


「アウトパルス ミッド GTX」の機能は、着地したときに受けるエネルギーを効率よく推進力に変換するため、何時間もの歩行に慣れていない山歩き初心者にもピッタリ。足腰に不安を感じる中高年の方にとっても、心強いシューズになるはずです。

ニュアンスカラーが目を引く。意外に汚れが気にならない


メンズ(写真上)は3色、ウィメンズ(写真下)は2色展開。ニュアンスカラーで、登山靴ではあまり見ない色味が魅力。白っぽく見えるシャーベットカラーも、使ってみると意外に汚れが気にならない。

アウトパルス ミッド GTX(メンズ)を詳しく見るアウトパルス ミッド GTX(ウィメンズ)を詳しく見る

泥抜けのいいソールとフィットするアッパーはこのシリーズにも


「アウトパルス ミッド GTX」は、その名の通りゴアテックスメンブレンを搭載しているため、高い防水性を備えています。

さらに、「エナジーブレード」や「フューズサージ」といった新機能だけでなく、多くのサロモンシューズに採用されている既存のテクノロジーを備えています。

足を包み込む感覚がたまらない「センシフィット」

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そのひとつが「センシフィット」テクノロジー。アッパーの左右に波打つ形状のパーツをデザインすることで、それらがシューレースと連動して足の甲を包みこみ、高いフィット感を提供します。

どんな道でもグリップしてくれる「コンタグリップ MA」

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アウトソールには、グリップ力の高さに定評があるオリジナルの「コンタグリップ MA」を採用。乾いた土や岩、ぬかるんだウェットな路面状況でも、安定したグリップ力を発揮します。
 


足運びの違い、体感してみました!


サロモン「アウトパルス ミッド GTX」の機能を確かめるべく、今回は東京都を拠点に地図読み講習会やテント泊体験会など、初心者から楽しめる山遊びを提案する、「アドベンチャーディバズ」の北村ポーリンさんとハリーさんに協力を依頼。普段履いている靴との違いをテストしてもらいました。
 
北村ポーリンさん、ハリーさん夫妻
「アドベンチャーディバズ」代表のお二人。ポーリンさんはカナダ生まれの日系3世で、母国語は英語。2008年にディバズを創業。国内のアドベンチャーレースへの出場経験をもつ。ハリーさんは2009年に脱サラして、ポーリンさんが立ち上げたアドベンチャーディバズにジョイン。各イベントでは夕朝食の準備を担当し、料理が美味しいと大人気。
 
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普段はアウトドアイベントのスタッフとして参加者を連れて歩くことが多いポーリンさんとハリーさんですが、今回は珍しく2人だけ。静かな山の中で会話を楽しみつつ、森の景色や足元に咲く山野草など、山中で出会える風景にも目を向けながら、のんびりと山歩きを楽しみました。

守られているけれど、足裏感覚をつかみやすい

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しばらく歩いてからハリーさんに履き心地を訊いてみると「カカト部分にはしっかりとクッション性を感じますが、前足部は意外と地面との距離が近い感覚があり、足裏感覚をつかみやすいです。でも、エナジーブレードのお陰で地面からの突き上げはしっかり抑えられている。いままでにない感覚で、歩きやすいと感じました」と評価は上々。

しっかり足元が止まってくれるグリップ力も頼もしい

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一方、ポーリンさんはアウトソールのグリップ力が気にいった模様。「前日まで雨が降っていた影響もあって、足元の状況は決していいとはいえません。とてもウェットでぬかるんでいて、下り坂では滑りそうなところもありました。でも、いざ足を踏み出してみると、しっかり足元が止まってくれるから安心。グリップ力はとても高いですね」。

絶妙なフィット感が心地良く、明るいカラーも好印象

数時間のトレッキングを終えて、改めてふたりに「アウトパルス ミッド GTX」の履き心地を訊いてみました。

「見た目から足幅は狭いのだろうと思っていたけど、実際に履いてみると前足部に余裕があって、締め付けられるようなストレスは感じませんでした。適度にリラックスできる絶妙なラストとフィット感がいいですね」(ハリーさん)

「持ったときに感じた軽さも魅力ですね。軽いのに適度な剛性も感じられました。それとは別に、明るいカラーが好印象で、汚れがちょっと気になるけど、足元が映えるし、スニーカーのようなデザインなので、タウンで履いても違和感がなさそうです」(ポーリンさん)

「アウトパルス」は私たちを遠くに連れていってくれる


数時間の近所の散策から長い山道のトレッキング・ハイキングまで、「アウトパルス ミッド GTX」は、歩くことが楽しくなる新感覚のハイテクシューズ。最初の一足を探している方、より歩きやすい靴を探している方、一度足を入れてみてはいかがでしょう?

もちろん、筋力に自信があれば、長い縦走などに使用してもOK。独自テクノロージによる歩行性が、どこまでも私たち登山者の足元をサポートします!
 
アウトパルス ミッド GTX(メンズ)を詳しく見るアウトパルス ミッド GTX(ウィメンズ)を詳しく見る

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