この“シンプルさ”に騙されるな！たった210gのダウンに隠された「最高の暖かさ」と「職人技」

たった210g。この軽さに、すべてが詰まっている最高傑作

寒さに包まれる山も、冬の街角も。心地よい一着があるだけで、外へ踏み出す時間は特別な楽しみに変わります。

2025年冬、Goldwinから登場した「1000FP スパッタリング フーディ ダウン ジャケット」。
一見するとシンプルなこのダウンには、登山者が求める確かな機能性と、街でも映える洗練されたスタイルを両立させるための数々のこだわりが息づいています。

開発者の哲学！「軽さ」と「快適性」を追求したモノづくり

着用時だけでなく、バックパックに収めた時でもストレスにならない軽さを追求した一着。停滞時の防寒から日常での快適さまでを想定し、動きを妨げない立体設計と、体により添う柔らかな着心地が実現されています。

山も街も、これ一枚でスマートに、そして暖かく過ごせる「1000FP スパッタリング フーディ ダウン ジャケット」の秘密に迫ります。

秘密その①：
軽量×保温の黄金バランス！1000FPとチタンの化学反応

まず注目したいのが、製品に封入された「1000フィルパワー」のダウン。フィルパワーとは、1オンス（約28g）の羽毛をシリンダーに入れて、一定の圧力をかけた場合の膨らみ度合いを数値化したものです。

たとえ同じ重量であっても、数値が大きいほどダウン内に空気が含まれやすく、空気の層が多く確保できるため、高い保温力が発揮されます。

その中でも、「1000フィルパワー」は世界最高品質の証。このかさ高によって、わずか56.6g/m2というダウン量でも高い保温性を生みつつ、製品重量210g（メンズMサイズ）という驚きの軽さが実現されています。

「暖かさ」を加速させる魔法の裏地

※加工部分を見せるために裏返して着用していますが、リバーシブル仕様ではありません。

暖かさの秘密は、裏地にも。頭部から肩周り、手首周りなど、冷気が侵入しやすい部分には超薄膜のコーティング「チタンスパッタリング加工」が施されています。

これにより体が発する熱を効率的に反射し、保温性を向上。チタンは耐久性にも優れており、その効果は長く持続します。

なので、寒い季節のひと休みにもぴったり。冬の防寒着としてはもちろん、テント泊や停滞時のリラックスウェアとしても、季節を問わず頼れる存在です。

徹底したダウン抜け防止

生地には10Dのリップストップナイロンを採用。そこに10Dと30Dの糸を格子状に組み合わせることで、薄手でありながら強度をより高め、耐久性をアップさせています。

さらに、縫製の糸や方法にまで工夫を凝らし、ダウンが抜けにくいよう丁寧に仕立てられています。これにより、長いサイクルで使い込んでも、ふっくらとしたボリュームと暖かさが持続。

提供：Goldwin

その背景には、Goldwinが長年積み重ねてきた研究があります。目に見える快適さはもちろん、細部や内部といった目に見えない部分にまで、確かな技術と哲学が息づいています。

※こちらのシリーズは全3色展開ですが、記事中で使用している写真のカラー「モスアゲート（MT）」は後日発売予定となります。その他の2色は現在発売中です 。