テント泊でバックパック選びを間違えるとツライ…

長時間重い荷物を背負うテント泊や、何日も移動する縦走登山では、当然体への負担が大きくなります。
身体に合ったバックパックを選ばないと、擦れて痛かったり、疲れやすかったり、怪我の原因にもなりかねません。
痛みを我慢して歩き続けるのは、かなりの苦行…。せっかくの登山が楽しくなくなってしまいますよね。だからこそ、快適なバックパック選びが重要なのです!
テント泊だと、荷物量はこんなに増える!

日帰り登山とテント泊を比べてみると、荷物の量は全くの別もの。
テント泊の衣食住に必要な荷物を詰めると、一気にバックパックのサイズと重さが増し、倍以上の重さになってきます。
バックパックの大きさの目安
日帰り登山:15~25リットル
└行動食、レインウェア、エマージェンシーキット、ヘッドライトなど(5~8kgの荷物)
テント泊:40~60リットル
└日帰り登山の荷物+着替え+調理器具+食材+テント+シュラフ+マット(10~15kgの荷物)
※冬山装備はそれぞれ+5~ 20リットル
テント泊では、テント、寝袋、マットに調理道具など、衣食住に関するギアを全て背負わなければなりません。1泊2日のテント泊で自炊をするなら、40リットル以上のサイズを選びましょう。
近年は軽量なモデルが人気を集めていますが、快適に使うためにはバックパック以外の道具全体の軽量化や、道具の取捨選択をする経験も必要です。テント泊初級者のうちから荷物を軽量化するのは至難の業。
特に大きい荷物を背負い慣れていない方は、バックパックの軽さよりも快適に背負えるサポート性を重視して選んだ方が間違いがありません。

そこで、テント泊登山を始めてみたい登山者たちにおすすめしたいのが、ザ・ノース・フェイスが手がける日本企画のバックパック。
中でも、膨大な研究データを元に開発された大型バックパック「ミュアー60」に注目してみましょう。日本企画製品のメリットと、この新作モデルの特徴について、開発者に話を聞いてみました。