高島トレイルで「長い距離」を歩く楽しみを知りました

ロングディスタンスハイキングは、縦走登山とどう違うのでしょうか?
どうやら長い距離を歩くことで、登山では得られない体験ができるのが魅力のようです。
準備・計画編では、ロングディスタンスハイキングの文化や歩き方を学び、25000分の1の地形図を読みながら計画を立てました。
そして実践編の今回は、琵琶湖の西を通る「高島トレイル」をロングディスタンスハイキングした様子をリポートします。
読者代表の古賀さんと一緒に歩くメンバー

高島トレイルのトレイルヘッド(道の始まり)で、わくわくを抑えられないメンバーたち。左から、
・YAMA HACK 清水悠斗
・読者代表 古賀彩夏さん
・THE NORTH FACE 千葉弥生さん
・YAMA HACK編集長 大迫倫太郎
古賀さんと清水は、ロングディスタンスハイキングに初チャレンジ。経験者の千葉さんと大迫が2人をサポートするという、4名で歩きます。
そして、計画や準備をサポートしていただいた登山ガイドの渡辺佐智さんに、実際の山行にも同行して見守っていただきます!

登山ガイド・渡辺 佐智さん
登山ガイドからバックカントリーガイドまで四季を通じて活躍中。雑誌、テレビなど山のガイドとして出演多数。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド、JAN日本雪崩ネットワーク認定レベル2、日本赤十字社救急救命員、ウィルダネスファーストエイド90時間、尾瀬保護財団認定登山ガイド。
旅するのは、中央分水嶺の「高島トレイル」

高島トレイルは、滋賀県の琵琶湖の北西に位置していて、全長が約80kmもあります。
日本列島を日本海側と太平洋側に区切る中央分水嶺でもあり、トレイル上からは琵琶湖も若狭湾(日本海)も望める、関西屈指のロングディスタンスハイキングのルートです。

今回は、愛発越(あらちごえ)から水坂峠(みさかとうげ)までの約34kmを2泊3日で歩きます。
1日目:愛発越 → 乗鞍岳 → 明王ノ禿 → 粟柄峠
2日目:粟柄峠 → 大谷山 → 抜土 → 林道 → 三重嶽登山口(本谷橋登山口)
3日目:三重嶽登山口 → 三重嶽 → 武奈ヶ嶽 → 水坂峠