ミレーには、4つの「1.5レイヤー」がある
そんな「1.5レイヤー」を、4アイテムも揃えているのがミレー。「ドライの力で最高の体験を」と提唱するほど汗対策にこだわりがあります。

(1)【モフッとしているのに風が通る】スルーウォームフーディ
(2)【フィット感が心地いい】ワッフルウールフーディ
(3)【多量の汗でも肌をドライに保つ】ドライグリッドフーディ
(4)【中綿入りなのに熱がこもらない】アルファライト スウェットⅡジャケット
4アイテムもある「1.5レイヤー」から、どう選べばいいの?

4つの「1.5レイヤー」は、保温力、吸汗速乾性、通気性がそれぞれ異なります。
登る時期や山の標高、登り方のスタイルなどに合わせて選ぶのがおすすめ。
秋冬登山といっても気温や環境はさまざま

秋冬登山といっても、登る季節によって気温が異なります。
まだ日差しの暖かい秋、吹き抜ける風がヒヤリと冷たい初冬、吐く息が真っ白な晩冬。まずは、どの時期に登るのかを考えましょう。
そして、どれくらいの標高の山頂を目指すのか。標高1,000m未満の低山なのか、2,000mの山なのか。標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がります。
季節や標高によって、「1.5レイヤー」に求める保温力が決まります。
運動量や体質によってもウェア選びが変わる

どんなスタイルで登るかも大切なポイントです。
登山地図のコースタイムよりも速いペースで歩く場合は、吸汗速乾性と通気性の高い「1.5レイヤー」を。
写真を撮ったりバードウォッチングをしたりしながらのゆっくりなペースであれば、保温性重視の「1.5レイヤー」を選びましょう。
汗かきや暑がりの場合は、ウェア内の蒸れを放出できる通気性を重視するといいでしょう。
4つのアイテムの得意分野は?
スルーウォームフーディ | ワッフルウールフーディ | ドライグリッドフーディ | アルファライトスウェット II ジャケット | |
保温力 | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★★ |
吸汗速乾性 | ★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★ |
通気性 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
伸縮性 | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★ |
適した季節 | 秋~初冬 | 晩秋~冬 | 秋~冬 | 冬 |
おすすめシーン | 登山 | 登山 ウィンタースポーツ | トレイルランニング ファストハイク | 登山、自然観察会 |
4つのアイテムの得意分野を知ることで、登山計画に合った「1.5レイヤー」を選ぶことができ、登山がより安全で快適になります。
ここからは、それぞれの特徴を紹介していきます。
モフッとしているのに風が通る「スルーウォームフーディ」

ふわりとした軽い着心地の「スルーウォームフーディ」は、通気性に優れた1.5レイヤーです。気づけば撫でてしまっているくらい肌触りのいい生地は、とても快適。
通気がいいから、寒すぎない日のハイキングに

汗抜けが優れているため、日が差せば暖かく陰ると肌寒い秋山におすすめ。
重量はわずか190g(メンズMサイズ)と、とても軽量でバックパックにコンパクトに収納できるため、休憩用に着用するために持参する保温着としても活躍します。
モフモフなのにスケスケ?暖かいのに通気性抜群

暖かさと汗抜けを両立している秘密は生地に。
表面はモフっとした暖かみのある起毛素材ですが、裏面から見ると透け感のあるメッシュ生地になっています。

このメッシュ生地によって、汗をかくハイクアップでも、蒸れも放出してくれるために熱がこもることもなく、着用したまま行動し続けられます。

気温が冷え込んできたときには、バラクラバ仕様のフードで首回りや顔周りをしっかり保温。
フードのフィット感が高いため、帽子やヘルメットを上から被ることができます。袖口はサムホール仕様で、手首周りや手の甲の保温にも。
フィット感が心地いい「ワッフルウールフーディ」

ウールの快適さと化繊の機能性をハイブリッドした1.5レイヤーが、「ワッフルウールフーディ」。
柔軟性の高いワッフル生地に仕上げ、サイドに縫い目のないデザインで、ウェアが突っ張ることのないストレスフリーな着心地の1枚です。
晩秋から冬の行動着に。重ね着もしやすい

高い保温力ながら通気性も併せもった「ワッフルウールフーディ」は、風も冷たく気温も低い晩秋から冬の登山におすすめです。
ぴったりと体に沿うデザインのため、雪山やスキーなどのウィンタースポーツのインナーとしても活躍します。
ツブツブが心地いい。体に沿うようなフィット感

肌触りのいいメリノウールを70%も配合し、あたたかな肌当たりのワッフル生地で仕上げることで、素肌に着ても快適な着心地。

高い通気性で汗抜けもよい生地は、肌面に点で接触する凹凸構造。そのため、肌のドライ感が持続します。

フィット感の高いデザインですが、ストレッチ性に優れた生地や、腕周りの動きがしやすいラングランスリーブ仕様などを採用することで、大きな体の動きにも追従してくれます。
多量の汗でも肌をドライに保つ「ドライグリッドフーディ」

「ドライグリッドフーディ」は、着回しのいいオープンファスナータイプの「1.5レイヤー」です。
ウエストハーネスに干渉しにくいファスナー付きサイドポケットや、サムホール仕様の袖口などアウターとしても使い勝手がいいウエア。
運動量のあるファストハイクやトレランに

優れた吸汗速乾性で多量にかいた汗もスムーズに処理できるため、運動量の多いトレイルランニングやファストハイクなどで活躍。
肌をドライに保って体を冷やすことなく、寒い環境下でもパフォーマンスをしっかり発揮できます。
ストレッチ性も高いため、大きな動きでもツッパリ感のないストレスフリーな着心地です。
裏地はドライな肌触り。表地が汗を素早く外へ出す

汗をたくさんかいてもドライ感を持続できるのは、生地のハイブリッド構造にあります。
肌面は水を弾くポリプロピレン素材のグリッド構造が汗を吸い上げて濡れ戻りを防ぎます。
表面に配置したポリエステル素材が、吸い上げた汗を素早く拡散して、スムーズに汗を処理。

ほどよい通気性が、冷たい風は防ぎながら、蒸れは放出してくれるため、寒くない状態のまま行動し続けられます。
中綿入りなのに熱がこもらない「アルファライト スウェットⅡジャケット」

「アルファライト スウェットⅡジャケット」は、適度な保温性と高い通気性を備えた中綿入りの1.5レイヤー。
ストレッチ性のあるソフトな肌触りの生地は、過酷なアウトドアフィールドにあっても心地いい着用感です。
のんびり歩く。立ち止まって歩くなど運動量少ないときに

保温力が高い「アルファライト スウェットⅡジャケット」は、日中でも気温の低い晩秋から冬の登山に最適。
寒がりな登山者や、ペースがゆっくりな写真撮影メインのハイキングでも、あたたかく快適に行動し続けられます。
まだ暖かさの残る秋には、休憩中の携行保温着としても使い回しがきくアイテムです。
保温しながら通気性もある中綿で蒸れない暖かさ

適度な保温性と高い通気性をもつ化繊素材の「ポーラテックアルファ」を中綿に、吸汗速乾性の高いメッシュのニット素材で挟み込んだ生地を採用。
繰り返しのストップアンドゴーでも、暑くも寒くもないちょうどよくウェア内の環境をキープしてくれます。
ワッフルウールフーディと組み合わせて保温力アップ

「ワッフルウールフーディ」などと「アルファライト スウェットⅡジャケット」を組み合わせれば、汗や蒸れに対応できる吸汗速乾性や通気性を維持しながら、より高い保温力を得られます。
4つのウェアをおさらい
スルーウォームフーディ![]() | ワッフルウールフーディ![]() | ドライグリッドフーディ![]() | アルファライトスウェット II ジャケット![]() | |
保温力 | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★★★ |
吸汗速乾性 | ★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★ |
通気性 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
伸縮性 | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★ |
適した季節 | 秋~初冬 | 晩秋~冬 | 秋~冬 | 冬 |
おすすめシーン | 登山 | 登山 ウィンタースポーツ | トレイルランニング ファストハイク | 登山、自然観察会 |
今回登場した4アイテムはこちら。時期やシーンによって選べば、着脱の面倒もなくなって気持ちよく山を歩けます!
「1.5レイヤー」で、秋冬登山を快適に!

秋冬の登山を快適にするポイントは、冷たい外気を防ぎながら、運動による蒸れを放出できるウェアを選ぶこと。
適度な保温性と高い通気性をもつ「1.5レイヤー」をレイヤリングに取り入れてみてください。きっと秋冬の登山が安全で快適になります。
季節や登山スタイルに合わせた「1.5レイヤー」を選んで、秋冬の山も楽しみましょう!
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