空から撮った山々。迫力ある姿は撮影方法に秘密が…?

記事冒頭の写真とこの写真は、ドローンでもヘリでもない撮影方法で撮られたものです。
確かにドローンにしては視点が高すぎますよね。だったらヘリや飛行機から?と、普通は考えますが、全く違う方法で撮影されていたんです。
実は、「モーターパラグライダー」で撮影したものでした

あの写真は「モーターパラグライダー」という道具を使って、生身の人間が空を飛びながら撮影したものなんです。

そんな写真を撮り続けているのが、「地球を感じる写真」をテーマに活動している、空撮写真家の山本直洋さんです。
7大陸の最高峰に挑む「空撮写真家」の山本直洋さん

山本さんは、独特な方法で撮影する作品が、今世界的にも注目を集めている写真家の1人。
このような特殊なスタイルで山岳写真を撮影している写真家は、日本国内では数少ないです。
その作品からはドローンやヘリにはない、撮影現場の熱や息遣いが伝わってきます。
彼が今、チャレンジしているのは、世界7大陸の最高峰を空撮すること。
世界7大陸最高峰
・ヨーロッパ大陸最高峰:エルブルース(5,642m)
・アジア大陸最高峰:エベレスト(8,848m)
・アフリカ大陸最高峰:キリマンジャロ(5,895m)
・北アメリカ大陸最高峰:デナリ(6,190m)
・南アメリカ大陸最高峰:アコンカグア(6,962m)
・オーストラリア大陸最高峰:コジオスコ(2,228m)
・南極大陸最高峰:ヴィンソン・マシフ(4,892m)
2022年に1座目のキリマンジャロの空撮を行い、この秋にはオーストラリア大陸コジオスコの撮影にチャレンジします。