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テント泊って大変でしょ?を覆す、いいとこ取りのベースキャンプ登山のススメ:装備・道具編

テント泊なんて無理無理〜と思いながらも、どんな魅力があるのか気になっていませんか?

気軽にテント泊を体験できる登山の方法があるんです。ガイド杉本龍郎さんに、そのおもしろさとやり方ついて教えてもらいました。

 

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目次

この記事は、YAMA HACK×ミレーが、2つのマウンテンレジャーを【準備編】【実践編】の2本立てで紹介する連載企画です。今回はベースキャンプ登山の【準備編】として、どんな道具が必要なのか紹介していきます。

<テーマ1.>ファストハイク
・【準備編】軽快にもっと長く歩きたい!いつもの登山をアップデートする方法をプロに聞いてみた
・【実践編】足早に歩く「ファストハイク」に挑戦。体力消耗を抑えて、日帰りでもたっぷり山を楽しむコツとは?

<テーマ2.>山のふもとでテント泊して登山する「ベースキャンプ登山
・【準備編】テント泊って大変でしょ?を覆す、いいとこ取りのベースキャンプ登山のススメ:装備・道具編(★本記事)
・【実践編】テント泊初心者でもラクラク。山のふもとで泊まる「ベースキャンプ登山」が最高だった…

山を丸ごと「体感」できるのが最大の魅力

出典:PIXTA

大きな荷物を持ってテント泊登山をする人々。その魅力はなんでしょう?

もちろん、山小屋泊でも「山に泊まる」は体験できますが、布一枚を隔てて、風や匂い、湿気、音なども含め自然を感じられるのは、テント泊ならでは。

ただ、未経験者にとっては、重いザックを背負っての登山をできるのか?が不安のタネ。しかし、そんな心配を解決する登山スタイルがあるんです。

テント泊を気軽に始められるのが「ベースキャンプ登山」

出典:PIXTA

それは「ベースキャンプ登山」というスタイル。

山のふもとでテント泊し、そこを拠点に荷物を置いて山に登ります

そんなベースキャンプ登山をミレーのサイトで「山キャンプ」として紹介しているガイド・杉本龍郎さん。

その魅力と準備するアイテムについてテント泊デビューの編集部・伊藤が教えてもらいます。

ガイド・杉本龍郎さん

日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージII。スイスを拠点にヨーロッパアルプスやニュージーランドでのトレッキングガイドを経て、現在は山梨県韮崎市を拠点に夏山から雪山まで活動。国内外の登山ツアーも多く担当する。

テント泊デビューするのは、編集部・伊藤

日帰り登山ばかりやっていましたが、先日、山小屋泊登山を経験した伊藤。

「今はテント泊に興味ありです。とはいえ、重い荷物を持って歩ける自信はまだないです…」

杉本さんがテント泊デビューの伊藤におすすめしてくれたのが、ふもとで泊まる「ベースキャンプ登山」。テント泊登山が不安な人こそ、楽しめるその良さとは…?

ポイントは重い荷物を背負って「長く」歩かないこと

出典:PIXTA

ふもとにテントを張るので重い荷物を持って長時間登る必要はありません。また、翌日に早朝から登山も開始できるので体力温存もできます。
なので、体力にまだ自身がない人でもチャレンジしやすいスタイルです。

ガイド杉本さん
ガイド杉本さん
まずは重い荷物で長くは歩かず、「山でのキャンプ」を体験するところから始めるのもいいですよ。

テント泊初心者は荷物が多くなりがち。気づけば重いザックになってしまっても、歩くのが短い距離だと安心です。

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