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ソフトシェル選びに悩んだら素材に注目。国産ブランドが「コーデュラ」を採用するワケ(2ページ目)

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彼らは、日本の厳しい自然環境で使われることを想定して、FUNCTIOAL DESIGN(使用環境において必然性のある形状やカッティング、マテリアルを選択する機能美)をコンセプトに掲げたソフトシェルの開発に着手しました。
そうして出来上がった二重織のソフトシェルジャケットの素材には、「コーデュラナイロン」が採用されています。

これはナイロンにコーデュラという繊維を混ぜたもので、わかりやすく一言で言ってしまうと「非常に強度(耐久性)に優れた素材」です。

高耐久なナイロン素材「コーデュラ」。中でも「66」を採用

ポールワーズはコーデュラの中でも特に高耐久な「コーデュラ66」を用いており、ウエアとしての強度を重要視したソフトシェルをデザインしていることがわかります。

耐久性、撥水性、通気性、ストレッチ性のバランスは素材の割合次第

突然の悪天候にも対応できる耐風性、撥水性がありつつ、通気性が高いので蒸れにくく、行動着としても保温着としても役立つ素材です。
混紡率次第で、耐久性だけでなく、適度なストレッチ性を持たせることができるのも特徴です。

岩で擦れてもビクともしない「コーデュラ」のメリット

このコーデュラナイロンをソフトシェルに採用するメリットは何でしょう?
まず、最大のメリットは、やはり高い「耐久性」。インシュレーションジャケットに対し、行動着としてのソフトシェルが優位な耐久性という特徴をより強化できる素材なのです。

岩稜帯でも、クライミングでもビクともしない

コーデュラジャケットの生地は、しっかりとした厚みがあり、縦走時の岩稜帯の通過やクライミングで岩に擦れても、ちょっとやそっとではビクともしません。
高山植物を撮影する時など、肘をついてもまったく気にせず使えました。

脱ぎ着がラクなストレッチ性もあり、蒸れを防ぐ透湿性も

適度な「ストレッチ性」があることも、使いやすい行動着に仕上がる理由の1つ。動きやすい細身なデザインを採用しても、伸縮性があるので動きを妨げることがありません。
さらに「透湿性」も高いので、蒸れを感じずに着っぱなしで行動することができます。

風にさらされる稜線、小雨の降る森歩きも問題なし

「撥水性」と「通気性」があることもポイントです。
肌寒い時期や冷たい風が吹く夏場の稜線、さらには軽く雨が降るような肌寒い森歩きなど、活躍するシーンの多い、汎用性が高いウエアを作ることができます。

さらに、生地の特長を生かしたディテールを見ていきましょう。

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