一度試すとやみつき?”着ている感覚”の背負い心地
OUTシリーズの包み込むようなフィット感と異なり、XAシリーズの背負い心地はバックパックを着ているような感覚が特徴。
これを実現しているのが
・ベストタイプのショルダーハーネス
・ストレッチ性のあるスタビライザー
・逆三角形の形状
です。
見た目も印象的なショルダーハーネスは、トレランパックのノウハウを踏襲しています。
チェストベルトは伸縮性のあるコードタイプで、2箇所のフックに引っ掛けて大本のドローコードを引くだけで簡単に調整可能。裏面はメッシュ素材で通気性も抜群です。
ただ、チェストストラップは伸縮性があるため一般的なザックのものと比べると、ホールド感は少しゆるく感じました。
サイドコンプレッションはドローコードを引っ張るだけで広い範囲をギュッと圧縮!ハイドレーションの水の量が減って荷物が動きやすくなっても歩きながらコンプレッションができるので、背負ったまま荷物の重心を整えられます。
また、スタビライザーはOUTシリーズと同じく、柔軟性のある腱のような機能を持っており、荷重を分散させ、全体の安定感を向上させます。
バックパックは逆三角形の形状に。下部がシェイプされていることで、パッキングの際に重心が背中上部にくるように設計されています。

メイン気室へのアクセスはロールトップ式の開閉口から。一般的なロールトップとは異なり、ロールダウンしてドローコードを締めたのち、前後のバックルをはめて口を閉めます。
最初は少し戸惑うこともありましたが、慣れてしまえばかなり素早く開閉可能。口を締めながらコンプレッションできるので、バックパック内の隙間をなくして荷物の揺れをおさえられます。
防水仕様で安心!収納力も文句なし
バックパック本体にも光る機能がたくさん。防水機能が備わったメイン気室に伸縮性のあるフロントポケット、ハイドレーション用のポケットなど、際立つ収納も見逃せません。
バックパック本体は耐久性と防水性に優れた素材を使用。
シームリングされているので、多少の雨であれば問題ないでしょう。しかし完全防水ではないので、油断は禁物です。
背面にはウレタン素材のパッド入り。クッション性も高いので、固いものを入れても背負い心地に影響が出にくいです。
フロントポケットとリアポケットはそれぞれメイン気室とは別で設けられています。外にむき出しの状態なので、開閉の手間なく使えるのがポイント。ハイドレーションなどの水分補給やウェアの取り出しも用意です。
雨が降れば濡れる可能性もありますが「濡れてもいいものを入れる場所」と考えればOK。サッとアクセスできるのでハイドレーションを入れておくのに重宝します。
3サイズのラインナップ!
XAは3種類のサイズ展開(男女兼用)。ハーネスベルトを省略した軽量で日帰り向けの「XA15」。日帰り〜小屋泊向けの「XA25」。ヒップベルト付きで、ライトなテント泊にも対応する「XA35」のラインナップです。
XA 15 (ユニセックス)を詳しく見るXA 25(ユニセックス)を詳しく見るXA 35 (ユニセックス)を詳しく見る
軽快な山旅なら「OUT」、スピーディーに攻めるなら「XA」!
あまりサロモンのイメージにないバックパックですが、やはりそこは世界的ブランド。十分満足させてくれる機能を持った逸品でした。
圧倒的なフィット感で快適な登山が楽しめる「OUTシリーズ」と、身体と一体になる背負心地と便利な収納でスピーディーに攻められる「XAシリーズ」。
日帰り登山から連泊登山まで対応するサロモンのバックパックで、山をおもいっきり駆け巡ってみませんか。
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今回紹介した、「OUTシリーズ」と「XAシリーズ」の価格や重量などを見ていきましょう。
OUTシリーズ ラインナップ
XAシリーズ ラインナップ
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