緊急事態宣言が発令されている地域やそれ以外の地域においても、政府及び各自治体が呼びかける感染拡大防止対策のガイドラインを必ず確認し、必要であれば外出を控えるようにしてください。
山で過ごすゆったりとした時間。
小屋泊デビューしてみない?
頂上に登ってすぐに下山してしまうのではなく、夕日や夜空を楽しんだり、いつもよりもゆっくり過ごしたり、山の中で泊まるからこそできる体験があります。
山の中で泊まる方法は2種類。
ひとつは自分で衣食住を担いで登る「テント泊」。自然と近い距離で過ごしたり、自分だけのスペースでゆっくりできます。
もうひとつは、山小屋に泊まる「小屋泊」。日帰り登山とほとんど同じ装備で楽しめるので、初めて山に泊まってみたい人にもおすすめです。
自然の中にある山小屋ですが、内装やトイレがきれいな場所もあり、小屋の中は意外に快適。
工夫の凝らされた食事を楽しんだり、他の宿泊客と話したりして過ごすのもいい思い出になります。
必要なものは調べたけど………
楽しい登山に大切なのが、しっかりとした準備。
小屋泊の場合はレインウェアやヘッドライトなど、日帰り登山の基本アイテムに歯ブラシや着替えなどがプラスされるだけ。
そして、忘れてはいけないのが防寒着。山の上では、夏でも気温が低くなることがあるため必ず持っていくようにしましょう。
※2020年より、小屋の利用時に新型コロナウイルス感染防止対策として、「手指の消毒液」「ネックゲイターやマスク」「シュラフカバー」の携行が求められる場合があります。
宿泊する山小屋の情報を必ず調べ、事前に必要なアイテムや小屋の感染対策を確認しておきましょう。
YAMA HACK読者がすすめる!
小屋泊に持っていくべき5つのアイテム
最低限のアイテムは揃いましたが、せっかくだったら快適で楽しい小屋泊にしたいですよね?
そこで、小屋泊経験者のYAMA HACK読者(回答者:2,039人 複数回答あり)に「必須じゃないけど、あると便利なアイテム」を聞いてみました。
その中には「しっかりと眠るためのアイマスクや耳栓」などの睡眠に関するアイテムや、「タオルや手ぬぐいで布団が直接当たらないようにする」といったテクニックまで。
今回は、その中でも特に多かった上位5つのアイテムを発表します。
第5位:においも気にならず快適!
メリノウール素材のウェア(回答数:326)
メリノウール素材のウェアは、天然の防臭機能により汗をかいてもにおいにくくなっています。
小屋泊ではお風呂に入れないことも多いため、においにくく着心地も良いメリノウールのウェアを一枚持っておくと重宝するでしょう。
第4位:サッと取り出せるコンパクトサイズの財布が便利(回答数:342)
頑張って歩いたご褒美のビールや山小屋グッズなど、お金を使う機会って意外と多いんです。
財布はポケットやサコッシュに入れて持ち運ぶため、小さいサイズが便利。中には、小さいサイズのジップロックを財布として使うという人もいます。