編集部的推しポイントはグリップ力!
ここまで履き心地やクッション性について聞いてきましたが、正直に言うと今回のテストで一番魅力的だったポイントがグリップ力。
最後に、グリップ力について見ていきしょう。
路面を選ばない粘り強さ!
編集部大迫
個人的にモアブ スピード GTXの一番の魅力はグリップ力だと思います!
事前のテストも含め、コンクリ、土、ぬかるみ、岩などいろんな路面で歩いたり走ったりしてみましたが、グリップ力に不安を感じることがなかったです。
丹下さん
ありがとうございます。濡れたコンクリートや岩だとメガグリップ(※2)の方が優位ですが、それでも十分なグリップ力だと言えます。
編集部大迫
ソールの粘りがしっかり地面を捉えるような感覚で、しっかり面で捉えることを意識して歩けばほとんど滑らない気がします。
もちろん、地面が崩れたり、ドロドロにぬかるんでいたりするズズッと滑ることはあるんですが、それはグリップというより場所や歩き方の問題なので。
グリップ力を支えるのは最新技術
編集部荻原
このヴィブラムソールの最新技術の「トラクション ラグ(※3)」っていうのが、いい仕事しているんですかね?
丹下さん
それも一つです。段差のついた特殊なラグ構造が、地面を踏みしめて前に進む力を高めてくれます。
編集部荻原
リサイクル素材を混ぜた素材のエコデュラもソール(※4)に使われていて、環境への配慮がここにも現れていますね。
丹下さん
30%リサイクル素材を使っているということもポイントですが、それで機能を損なうわけでなく、従来のヴィブラムソールのグリップ力と耐久力を要しているところがすごいところなんですよ。
編集部荻原
濡れた路面でも、滑ってしまうことはほとんどありませんでした。
滑りやすい下山時も、クッション性とグリップ力で安心して歩けるシューズだと思います。
滑りやすい下山時も、クッション性とグリップ力で安心して歩けるシューズだと思います。
編集部大迫
ほんとグリップ力に関しては、想像以上でした。
ただ、気になる点としてソール自体は登山靴と比べると耐久性に劣る感じはあります。とくにかかとの接着部分は削れそうなので、注意が必要ですね。
モアブ スピード GTXは幅広く使える万能型シューズだった
編集部の二人が一番驚いたのが、実はテスト後にシューズを履き替えた瞬間。いつも愛用しているシューズなので気に入っているものでしたが、モアブ スピード GTXの包まれている安心感はかなり優れていると感じました。
もちろん多くの登山者が履いているような堅牢な登山靴と比べると、耐久力やソールの硬さなどはありません。ですが、重い荷物を運ばないような日帰り登山の場合は間違いなく大活躍してくれるはず。
スニーカー感覚で履けるのに、それ以上の機能を持っている。その気軽さと機能性の高さこそがこのシューズの一番の魅力です。
万能型アウトドアシューズ「モアブ スピード GTX」シリーズのラインナップ
最後に、今回テストしたモアブ スピード GTXシリーズのラインナップを見ていきましょう。
モアブ スピード GTX(メンズ)
カラーは写真左からライケン、ハイライズ、ブラックの3色展開。
品名 | モアブ スピード ゴアテックス®[メンズ] |
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価格 | ¥18,480(税込) |
カラー | ライケン、ハイライズ、ブラック 全3色 |
サイズ | 25.0~28.0cm、29.0cm、30.0cm |
重量 | 約320g(27cm 片足標準) |
モアブ スピード ミッド GTX(ウィメンズ)
ウィメンズのミッドカットは、左からブラックとネイビーの2色展開。
品名 | モアブ スピード ミッド ゴアテックス®[ウィメンズ] |
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価格 | ¥20,680(税込) |
カラー | ブラック、ネイビー 全2色 |
サイズ | 約22.5~25.0cm |
重量 | 約260g(24cm 片足標準) |
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