急いで確認すると、美錠(びじょう)と呼ばれるパーツが外れたのみで、他はどこも壊れていません。普通に操作でき、液晶パネルには傷一つ付いていませんでした。
さすがダイヤモンドの次に硬いといわれる”サファイアクリスタル”を液晶パネルに採用しているだけあります。外れた美錠も簡単に取り付けられるのでノーダメージといえるでしょう。
検証②も余裕でクリア。
検証③:重さ2トンのJeepで轢く耐荷重テスト
山小屋で外した腕時計を枕元に置いていたら踏まれてしまった、もしくは自分で踏みつけてしまうことって良くあることですよね。でも、その度に壊れてしまったらショックです。
「SUUNTO9」の動画ではあらゆる荷重にも耐えられるといわんばかりに、なんと車で踏みつけるシーンまで映っていました。人ならまだしも車はさすがに壊れるのでは……そんな不安を覚えつつも、今回はどんな巨漢が踏んでも大丈夫なことを証明するため、思い切ってJeepを用意。
使用するのはJeepのラングラー。重さはなんと2100キロ!さすがに2トンのJeepで轢かれたらひとたまりもないでしょう。地面がクッションになっては耐荷重性をフェアに検証できないため、万全を期してコンクリートの上で轢いてみることにしました。
「パキパキッ」と悲鳴を上げるSUUNTO9。タイヤの下から現れたのはバンドが外れた無残な姿でした。
「あぁ、これはさすがにやりすぎた。担当者さんゴメンなさい……。」
——後悔の念が脳裏をよぎります。
気まずい空気の中、念のため本体を拾い上げて動作を確認してみました。
「・・・アレ?」
誰もが壊れたと思ったのですが、肝心の本体はビクともせず、じつにスムーズに動きます。しかも液晶パネルをコンクリート面に向けたにも関わらず、傷ひとつ付いていないから驚き。
外れてしまったバンドについては、別売りのバンドと交換しておけば本体との接続部の可動域が大きくなるので、壊れることも無くなりそうですね。
過酷な環境でも抜群の安心感
用意した3つのテストを終えた結果、SUUNTO9は壊れることなく、しかも液晶パネルには傷一つ付きませんでした。極端な検証テストでしたが、その耐久性はまさに本物。さらにテストから2日経ってもバッテリー容量は56%と表示されていたので、圧倒的な長さが自慢のバッテリー寿命にも偽りはありませんでした。
耐水性(-100m)、気圧計、コンパス機能などはもちろん、GPSログ機能や、手首から心拍数を測定するトレーニング機能など、山でも日常生活でも役立つ機能が詰まったSUUNTO9。あらゆるシーンで活躍するので、一度身につけたら二度と外せない相棒になるはず!
SUUNTO9 Baro
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【取材協力】
株式会社ダイレイ(業務用冷凍庫提供)
Jeep(車提供)
文:吉澤英晃