『ロングバッテリー』が売りのGPSウォッチを使ってみたらホントに脅威の長持ちっぷりだった

登山でGPSウォッチを活用する人も珍しくなくなってきた昨今。標高を確認したり、GPSログを取ったりできる便利なアイテムの、唯一の心配な点はそう、『バッテリー』ですよね。「いつ充電が切れるか」とソワソワしながらの登山って、実はとってもストレス! そんな中、「かなりの長寿命なGPSアウトドアウォッチがある」とのウワサを聞きつけた編集部。今回はそれが真実かどうか、実際に使って検証してみました!


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

豊かな登山に、ITの力はもはや不可欠!?

腕時計を使用する登山者のイメージ
出典:PIXTA
今やスマートフォンの所有率は約80%にものぼる勢い!(※)こうした情報端末は、今や現代登山においても常識と言ってもいいほど浸透しています。GPSログを取ったり、現在地を確認したり、写真を撮ったり…もはや必需品ですよね。

しかし、登山ではスマホを取り出せないようなシビアなシーンがあることも事実。そんな時はスマートウォッチが活躍してくれます。
GPSログを取ることはもちろん、標高や気圧を確認したり、心拍を測ってペースを保つことも。腕に1つ身につけているだけで、できることがたくさんあるのです。

気になるのは…ずばり「バッテリー」

バッテリー
撮影:YAMA HACK編集部(こうなってはもうどうしようもありません…)
しかし電子機器において心配なのが『バッテリー』問題。せっかくの多機能アイテムも、電池が切れてしまってはただのお荷物です。そんな中、『SUUNTO9』というGPSウォッチが液晶タッチパネル採用で光学式なのに超ロングバッテリーであるというウワサを編集部が聞きつけました。ストレスなく使えるなら、それに越したことはありません!

そもそも、GPSウォッチの電池寿命ってどれくらい?

SUUNTO9
撮影:YAMA HACK編集部
しかし「ロングバッテリー」と言っても、一般的に同等のGPSウォッチはどれくらい電池が持つものなのでしょうか?
ウワサのSUUNTO9は、まるでスマホのようなフルカラーの液晶タッチパネル。G社のアウトドア仕様同等スペックモデルだと、時計モードで14日間、GPSログを取るなら21時間。C社はGPSログを取る場合18時間持つようです。つまり、これと同等・もしくは上回ればそのウワサは本当という事になります。

今回は、正直想像以上だった脅威のバッテリーを持つ『SUUNTO9 Baro』を実際に使ってみた模様をお届けします!

SUUNTO9を詳しく見る

実験①冬の八ヶ岳で3日間使ってみた

2月の八ヶ岳
撮影:YAMA HACK編集部
氷点下にもなる2月の八ヶ岳。この環境で使い続けて、その後何日間バッテリーが持つのか試してみました。

ログ
撮影:YAMA HACK編集部(今回GPSログを取った八ヶ岳・硫黄岳のルート)
3日間のうち、初日の小屋までのハイクアップと、最終日の頂上アタック+下山の7時間弱だけ最も正確にGPSログを取れる「パフォーマンスモード」でGPSログを取ってみました。出発日にフル充電で使用開始し、小屋にいる間も歩数や睡眠分析などの追跡機能、bluetoothのモバイル通知などはフル活用。

ログ有りのバッテリー進捗バッテリー推移
作成:YAMA HACK編集部
低温の環境下で約7時間のGPSログを取っても、充電ナシでおよそ6日間も持ちました! これは日帰り登山は当然余裕で、かつ1泊2日の泊まり登山でもバッテリーを気にせずに使用できることを示しています。
スマホは寒い環境にあるとどんどんバッテリーがなくなってしまいますが、それを考えるとさすがアウトドア仕様のGPSウォッチ。

ちなみにGPSログを取らない場合

ログ無し推移
作成:YAMA HACK編集部
一方、もう1台同じ条件でGPSログを取らなかったものの推移がこちら。なんと12日後にやっと20%になり「充電してください」とのメッセージが出ました。
ということは、歩数計測や睡眠分析の追跡機能、bluetoothのモバイル通知など日常生活レベルの機能であれば2週間は充電せずに持つということに!これはすごい。

何度も言いますが、フルカラーの液晶タッチパネル時計です。要はスマホと同じ。そう考えると、2週間充電ナシは驚異的だと思いませんか?

SUUNTO9 Baroの公式スペック

スペック
出典:いらすとや(作成:YAMA HACK編集部) ※1…最も正確にGPSログを取れる「パフォーマンスモード」の場合(GPS捕捉間隔1秒)
電池消耗がもっとも激しいのは、GPSを捕捉してログを取ること。次いで心拍を測るライトなどです。つまり、単純に時計として使用するだけなら電池の持ちも良く、機能が増えればそれだけバッテリーが減るという訳です。

上記はSUUNTO9 Baro公式のスペックですが、②の条件だと実験では2週間ほど持ちました・・・。これって公式のスペック以上なのでは!?
まとめ:日帰りはもちろん泊まり登山でも余裕で充電ナシ!日常使いでも2週間以上持つ脅威のバッテリー
では、GPSログを取り続けた③の場合はどうでしょうか?

実験②日常生活でGPSログを取り続けてみた

記録を残せるという点が何よりも特筆すべきGPSウォッチ。上記「25時間」というスペックは本当なのか、今度は日常生活でGPSログを取りっぱなしにしてみました。

ログ取り推移①
ログなし推移 作成:YAMA HACK編集部
推移はご覧の通り。丸1日を経過しようというところで、2%になりました。

作成:YAMA HACK編集部
電池残量2%になってからは画面がオフになり、ここから脅威の粘りを見せます。
とうとう夜8時50分に0%。結果は記録を開始してから25時間20分後と、公式スペックをほんの少し上回った結果となりました!
まとめ:「25時間、正確なGPSログを取り続けられる」というスペックに偽りナシ!

まさにバッテリー革命!もう電池切れのストレスなし

SUUNTO9
撮影:YAMA HACK編集部
『GPSログを取ることだけに特化したモデル』なら、さらに長いバッテリー駆動時間を謳ったものもあります。ただ、それ以外のことは特にできません。実はそれってガラケーとスマホくらいの違いがあるのです。
サクサク使えて、バッテリーの心配をしなくてOK。これって相当なストレスフリーです。加えてガシガシ使えるタフな相棒に、SUUNTO9が最有力かも!

ITEM
SUUNTO 9 BARO
主な機能:時刻表示/心拍・消費カロリー・正確な高度計測・速度・距離・方角/ルートナビゲーション/スマートフォン着信通知
液晶/画面操作: カラーディスプレイ/タッチパネル・ボタン操作
防水: 100m/10気圧防水
電池: 専用バッテリー(USB充電式)
駆動時間: 約25時間 (25時間/精度BEST、40時間/精度GOOD、120時間/精度OK)
サイズ: 50m×50×15.8mm
保証期間: 2年


SUUNTO9を詳しく見る

この記事を読んだ人にはこの記事もおすすめ!


Sponsored by SUUNTO

YAMAHACK 編集部
YAMAHACK 編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!