【登山用品店スタッフに聞いた!】あなたが本当に愛用している山道具は?

テントや寝袋、ザック、ウェアなど、登山には様々なアイテムが必要ですが、ブランドや種類も多く、どれを選べばいいか迷いがち。お店で聞いてもなかなか決めきれない時は、実際にスタッフが愛用しているアイテムを参考にしてみるのも一つの手かもしれません。今回は、山のスペシャリストであるショップスタッフが、実際に購入して愛用しているアイテムを教えてもらいました!

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YAMAHACK 編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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スタッフの愛用品こそが、真にオススメの山道具なのでは・・・!?

使用中のテント 本格的に登山を始めようと思った時、登山用品店でどれがいいのかわからなくなってしまうことがありませんか?
せっかくたくさんのブランドやアイテムがあるのに、何がおすすめかわからない・・・そんな時は、店舗のスタッフが実際に使っているものを参考にしてみるのも一つの手かもしれません。山に精通しているスタッフだからこそ、実際に愛用しているギアにはそれなりの理由があるはずです。

山を知り尽くしたショップスタッフに聞いてみた

店舗写真
今回、愛用している山道具を教えてもらったのは2018年10月25日(木)にオープンするアルペンマウンテンズ一社店。取扱点数は東海エリア最大級で、なんと280ブランド、5万点のアイテムが揃うという充実ぶり。

テントを試し張りできる
ゴツゴツした山の地面をイメージしたシュラフ&マットの寝心地体験スペース
店内では商品のディスプレイだけでなく、ザックやシューズなどの使用感を体験できる仕掛けが多彩。山小屋をイメージした売り場の一角にある「Lab(ラボ)」では、最先端のフィッティングや加工に対応した設備まで用意されています。
アルペンマウンテンズ一社店
山を知り尽くしたスタッフ 今回は、山を知り尽くしたこちらのスタッフから、いくつか実際に愛用している山道具と愛用しているポイントを教えてもらいました。

【ザック部門】

まずは、登山には絶対に欠かせないザックから。スタッフの岡野さんが愛用しているのはグレゴリーの「バルトロ65」。
オススメのザック 約9年前から使用しており、色合いはもちろん、何といっても背中のフィット感がお気に入りとのこと。腰ベルトが丈夫で荷物をたっぷり入れても重さを感じにくく、ポケットが多いのも使い易いポイントだそう。

一方、少し気になるのが、やや重いというところ。とにかく軽いザックよりも、背負い心地や機能性を重視したい人に向いているかもしれません。

グレゴリーといえば数あるザックメーカーの中でも特にフィット感に定評があるブランド。サイズ的には1泊2日の縦走などにピッタリなので、日帰りからステップアップしたい人にオススメです。

もし買い替えるなら・・・?

ザックを買い替えるなら、これ!
もし新しいザックを買うなら・・・「今度はオスプレイの『イーサー 70』かマムートの『CREON CREST 65』を使ってみたいですね」と、岡野さん。
特に写真の「CREON CREST 65」は、ウェアとのコーディネートができて、なによりカッコいいのが魅力的なのだそう。

続いて、日帰りから小屋泊まで使えるデイパックを紹介してくれたのがスタッフの鈴木さん。普段愛用しているザックはマムートの「トリオンプロ 35+7」。
私物ザック 4年前から使用しているザックで、クライミングをするときに腰ベルトの脱着が可能なところが気に入っているそう。
生地がとても丈夫で撥水性が高く、多少の雨であればザックカバー不要なところもポイント。こちらも気になるのは少し重いというところ。

もし買い替えるなら・・・?

欲しいザック
グレゴリーの「パラゴン 48」
もし今買い替えるなら・・・と、選んでいただいたのがグレゴリーの「パラゴン 48」かオスプレイの「ケストレイル 48」。
特に写真の「パラゴン 48」の売り言葉は、”ザックは背負うのではなく、着る”というもの。まさにそのとおりで、体へのフィット感がとにかく最高!

二人の買い替え検討に入っているオスプレイは通気性抜群の背面メッシュが特徴。グレゴリーとともに、どちらもザックメーカーとして圧倒的な支持を得ているブランドなだけあって間違いはなさそうです。

【ウェア部門】

次に選んでもらったのはアウトドアウェア。スタッフの尾形さんと浅野さんが普段愛用しているブランドがマウンテンハードウェアのフリース「DESNA JACKET」とブラックダイヤモンドのソフトシェル「ALPINE START HOODY」。どちらも3年前から使用しているそう。
私物ウェア
左からスタッフの尾形さん、浅野さん
お二人が気に入っている部分を教えてもらいました。
【尾形さん】マウンテンハードウェアの「DESNA JACKET」で気に入っているのは、少々雑に扱っても丈夫なところ。登山やスキーウェアのミッドレイヤーとしても活躍する使い勝手の良さも重宝しているのだそう。

【浅野さん】ブラックダイヤモンドの「ALPINE START HOODY」は、山でもタウンユースでも使える汎用性はもちろんのこと、肌触りのよさや伸縮性があるのもお気に入りの一つなのだそう。
こちらのウェアはパッカブルでコンパクトに収納できるため、必要なとき以外はカバンに入れても場所を取らないところもポイントが高いです。

もし買い替えるなら・・・?



欲しいウェア そんなお二人が今気になっているのがこちら。

【尾形さん】ミレーの「TYPHON 50000 WARM ST JKT」。シルエットがカッコよく、裏地が起毛しているので肌寒い季節でも着心地抜群とのこと。イエローがお気に入りのカラーなのも気になっている理由なのだそう。

【浅野さん】ホグロフスの「BOA HOOD MEN」。通気性を重視し、伸縮性がよいところが◎。タウンユースに使ってもおしゃれに決まるのでシーンを選ばずに使用できそうですね。

ウェアを選ぶときは「レイヤリング」を意識して


「登山用ウェア選びで大切なのが”レイヤリング(重ね着)”」と話すのは、店長の廣瀬さん。低山でも本格的に秋を迎えるこれからのシーズンは保温、防寒、通気性など、外気温や風の強さに合わせたウェアの組み合わせについての知識がとても重要です。「不安なことがあればしっかりアドバイスします!」と自信たっぷりに答えてくれました。
アイスブレーカー
アイスブレーカー「ネイチャー ダイド ロングスリーブ ポケット クルー」
ちなみに、廣瀬さんのおすすめウェアはアイスブレーカーの「ネイチャー ダイド ロングスリーブ ポケット クルー」。
この商品に限らず、アイスブレーカーのウェア全般でメリノ種という羊からとれる羊毛(メリノウール)を使用しており、着心地がサラサラ。
速乾性が高く、インナーとしてはもちろん、タウンユースにも最適なのだそう。

【トレッキングシューズ部門】

最後はトレッキングシューズについて。個人の足の形によってフィットする靴は様々ですが、2名のスタッフにそれぞれ選んでいただきました。
私物シューズ
右手に持っているアディダスのアプローチシューズもお気に入りなのだそう
ザックに引き続き鈴木さんのお気に入りは左手に持っているスポルティバの「トランゴタワーGTX」。去年購入したモデルで、縦走でも疲れにくく今のところ気になる箇所はないとのこと。
「本当にいいシューズに出会えた。長く大切に使っていきたい。」と、100点満点の感想でした。

もし買い替えるなら・・・?

欲しい登山靴 そんな、大満足のシューズに出会えた鈴木さんがもし買い替えるとしたら、モンチュラの「VERTIGO GTX」とのこと。試着したらホールド感が非常に良かったのだそう。もし足の形状が近い人はどちらも試してみるといいかもしれませんね。

続いてお気に入りの靴を紹介してくれたのは、スタッフの福島さん。
私物シューズ 現在愛用している靴はマムートの「T Aenergy High GTX」。今年の春から使い始めたそうですが、日帰りから3泊4日まで使える万能さが気に入っているそう。硬すぎず、柔らかすぎないので、あらゆるシーンで安定感を発揮してくれるのだとか。

デメリットや気になる点があるのか聞いてみたところ、「とにかく軽くて楽なので悪いところは探す方が難しい」と、こちらも大満足の答え。
私物シューズ 現在ほかにもいくつかの靴を所持しており、フィールドごとに使い分けているそう。

もし買い替えるなら・・・?

欲しい靴 そんな福島さんがもし今気になっているのが、モンチュラの「CONNECT MID GTX」。軽量で、アウトソールのグリップが良さそうなところ、厚みの違うインソールが2枚入っているところが理由なのだとか。

自分の足を知ったうえで決めるのがポイント

TECNICA FORDGE
熱成型によって自分だけの靴を作れる「TECNICA FORGE」
山道具の中でも特に登山靴は自分の足の形状によってフィットするブランドが分かれます。もし自分の足に合う靴が分からない時は遠慮なくスタッフの方に聞いて、できるだけたくさん試し履きするのがおすすめ。

また、最近は自分の足に合わせて靴をカスタマイズすることも可能です。アルペンマウンテンズ一社店では、熱成型によりくるぶし周りやインソールを自分の足に合わせることができ、世界で一足しかないトレッキングシューズを作ることもできますよ。

あなたの登山スタイルに合うアイテムは?

体験コーナー
ゴツゴツの地面をイメージしたテント設営の体験コーナー
今回ご紹介したアイテムはそれぞれのスタッフが日常的に使っているものばかり。ただ、もし自分が購入を検討する場合、登山スタイルや経験によっては別のアイテムの方が向いている場合もあります。
アルペンマウンテンズ一社店はアイテム数だけでなく、体験施設も豊富。自分のレベルや経験に合わせて店舗で実際に使いながら自分に合う山道具を探してみてくださいね!

アルペンマウンテンズ一社店