スタッフの愛用品こそが、真にオススメの山道具なのでは・・・!?
本格的に登山を始めようと思った時、登山用品店でどれがいいのかわからなくなってしまうことがありませんか?
せっかくたくさんのブランドやアイテムがあるのに、何がおすすめかわからない・・・そんな時は、店舗のスタッフが実際に使っているものを参考にしてみるのも一つの手かもしれません。山に精通しているスタッフだからこそ、実際に愛用しているギアにはそれなりの理由があるはずです。
山を知り尽くしたショップスタッフに聞いてみた
今回、愛用している山道具を教えてもらったのは2018年10月25日(木)にオープンするアルペンマウンテンズ一社店。取扱点数は東海エリア最大級で、なんと280ブランド、5万点のアイテムが揃うという充実ぶり。
店内では商品のディスプレイだけでなく、ザックやシューズなどの使用感を体験できる仕掛けが多彩。山小屋をイメージした売り場の一角にある「Lab(ラボ)」では、最先端のフィッティングや加工に対応した設備まで用意されています。
アルペンマウンテンズ一社店
今回は、山を知り尽くしたこちらのスタッフから、いくつか実際に愛用している山道具と愛用しているポイントを教えてもらいました。
【ザック部門】
まずは、登山には絶対に欠かせないザックから。スタッフの岡野さんが愛用しているのはグレゴリーの「バルトロ65」。
約9年前から使用しており、色合いはもちろん、何といっても背中のフィット感がお気に入りとのこと。腰ベルトが丈夫で荷物をたっぷり入れても重さを感じにくく、ポケットが多いのも使い易いポイントだそう。
一方、少し気になるのが、やや重いというところ。とにかく軽いザックよりも、背負い心地や機能性を重視したい人に向いているかもしれません。
グレゴリーといえば数あるザックメーカーの中でも特にフィット感に定評があるブランド。サイズ的には1泊2日の縦走などにピッタリなので、日帰りからステップアップしたい人にオススメです。
もし買い替えるなら・・・?
もし新しいザックを買うなら・・・「今度はオスプレイの『イーサー 70』かマムートの『CREON CREST 65』を使ってみたいですね」と、岡野さん。
特に写真の「CREON CREST 65」は、ウェアとのコーディネートができて、なによりカッコいいのが魅力的なのだそう。
続いて、日帰りから小屋泊まで使えるデイパックを紹介してくれたのがスタッフの鈴木さん。普段愛用しているザックはマムートの「トリオンプロ 35+7」。
4年前から使用しているザックで、クライミングをするときに腰ベルトの脱着が可能なところが気に入っているそう。
生地がとても丈夫で撥水性が高く、多少の雨であればザックカバー不要なところもポイント。こちらも気になるのは少し重いというところ。
もし買い替えるなら・・・?
もし今買い替えるなら・・・と、選んでいただいたのがグレゴリーの「パラゴン 48」かオスプレイの「ケストレイル 48」。
特に写真の「パラゴン 48」の売り言葉は、”ザックは背負うのではなく、着る”というもの。まさにそのとおりで、体へのフィット感がとにかく最高!
二人の買い替え検討に入っているオスプレイは通気性抜群の背面メッシュが特徴。グレゴリーとともに、どちらもザックメーカーとして圧倒的な支持を得ているブランドなだけあって間違いはなさそうです。
【ウェア部門】
次に選んでもらったのはアウトドアウェア。スタッフの尾形さんと浅野さんが普段愛用しているブランドがマウンテンハードウェアのフリース「DESNA JACKET」とブラックダイヤモンドのソフトシェル「ALPINE START HOODY」。どちらも3年前から使用しているそう。
お二人が気に入っている部分を教えてもらいました。
【尾形さん】マウンテンハードウェアの「DESNA JACKET」で気に入っているのは、少々雑に扱っても丈夫なところ。登山やスキーウェアのミッドレイヤーとしても活躍する使い勝手の良さも重宝しているのだそう。
【浅野さん】ブラックダイヤモンドの「ALPINE START HOODY」は、山でもタウンユースでも使える汎用性はもちろんのこと、肌触りのよさや伸縮性があるのもお気に入りの一つなのだそう。
こちらのウェアはパッカブルでコンパクトに収納できるため、必要なとき以外はカバンに入れても場所を取らないところもポイントが高いです。