そんなお二人が今気になっているのがこちら。
【尾形さん】ミレーの「TYPHON 50000 WARM ST JKT」。シルエットがカッコよく、裏地が起毛しているので肌寒い季節でも着心地抜群とのこと。イエローがお気に入りのカラーなのも気になっている理由なのだそう。
【浅野さん】ホグロフスの「BOA HOOD MEN」。通気性を重視し、伸縮性がよいところが◎。タウンユースに使ってもおしゃれに決まるのでシーンを選ばずに使用できそうですね。
ウェアを選ぶときは「レイヤリング」を意識して
「登山用ウェア選びで大切なのが”レイヤリング(重ね着)”」と話すのは、店長の廣瀬さん。低山でも本格的に秋を迎えるこれからのシーズンは保温、防寒、通気性など、外気温や風の強さに合わせたウェアの組み合わせについての知識がとても重要です。「不安なことがあればしっかりアドバイスします!」と自信たっぷりに答えてくれました。
ちなみに、廣瀬さんのおすすめウェアはアイスブレーカーの「ネイチャー ダイド ロングスリーブ ポケット クルー」。
この商品に限らず、アイスブレーカーのウェア全般でメリノ種という羊からとれる羊毛(メリノウール)を使用しており、着心地がサラサラ。
速乾性が高く、インナーとしてはもちろん、タウンユースにも最適なのだそう。
【トレッキングシューズ部門】
最後はトレッキングシューズについて。個人の足の形によってフィットする靴は様々ですが、2名のスタッフにそれぞれ選んでいただきました。
ザックに引き続き鈴木さんのお気に入りは左手に持っているスポルティバの「トランゴタワーGTX」。去年購入したモデルで、縦走でも疲れにくく今のところ気になる箇所はないとのこと。
「本当にいいシューズに出会えた。長く大切に使っていきたい。」と、100点満点の感想でした。
もし買い替えるなら・・・?
そんな、大満足のシューズに出会えた鈴木さんがもし買い替えるとしたら、モンチュラの「VERTIGO GTX」とのこと。試着したらホールド感が非常に良かったのだそう。もし足の形状が近い人はどちらも試してみるといいかもしれませんね。
続いてお気に入りの靴を紹介してくれたのは、スタッフの福島さん。
現在愛用している靴はマムートの「T Aenergy High GTX」。今年の春から使い始めたそうですが、日帰りから3泊4日まで使える万能さが気に入っているそう。硬すぎず、柔らかすぎないので、あらゆるシーンで安定感を発揮してくれるのだとか。
デメリットや気になる点があるのか聞いてみたところ、「とにかく軽くて楽なので悪いところは探す方が難しい」と、こちらも大満足の答え。
現在ほかにもいくつかの靴を所持しており、フィールドごとに使い分けているそう。
もし買い替えるなら・・・?
そんな福島さんがもし今気になっているのが、モンチュラの「CONNECT MID GTX」。軽量で、アウトソールのグリップが良さそうなところ、厚みの違うインソールが2枚入っているところが理由なのだとか。
自分の足を知ったうえで決めるのがポイント
山道具の中でも特に登山靴は自分の足の形状によってフィットするブランドが分かれます。もし自分の足に合う靴が分からない時は遠慮なくスタッフの方に聞いて、できるだけたくさん試し履きするのがおすすめ。
また、最近は自分の足に合わせて靴をカスタマイズすることも可能です。アルペンマウンテンズ一社店では、熱成型によりくるぶし周りやインソールを自分の足に合わせることができ、世界で一足しかないトレッキングシューズを作ることもできますよ。
あなたの登山スタイルに合うアイテムは?
今回ご紹介したアイテムはそれぞれのスタッフが日常的に使っているものばかり。ただ、もし自分が購入を検討する場合、登山スタイルや経験によっては別のアイテムの方が向いている場合もあります。
アルペンマウンテンズ一社店はアイテム数だけでなく、体験施設も豊富。自分のレベルや経験に合わせて店舗で実際に使いながら自分に合う山道具を探してみてくださいね!