せっかく手にした高機能ウェアも、メンテナンス不足では本末転倒

「レインウェアって毎回洗うべき?」「登山後の洗濯が苦痛すぎる……」そんな悩みを抱えるハイカーへ。
登山を快適に楽しむために購入した高機能ウェア。その性能を維持するための定期的なメンテナンスは不可欠で、とくにレインウェアなどは、使用後に洗わないと性能が落ちてしまいます。
……ハイ、わかっています。わかってはいますが、登山後にどっと押し寄せる疲労のせいで、そのまま放置してしまうこともしばしば。
ズボラな私にとっては、この正論、耳が痛すぎるんです。
本来、レインウェアは毎回ケアが必要

防水透湿素材という特殊な生地を使用しているレインウェアは、通常のウェアと違い“洗濯すると生地が劣化するのでは”と考える人もまだまだ多いです。
しかし、実際はその逆。むしろ、レインウェアは、使用後に毎回洗濯をすることが推奨されています。
その最大の理由は、「汚れ」。
一見わかりづらいですが、着用するだけで生地には汗や皮脂汚れが付着します。この汚れにより、せっかくの防水透湿性が発揮できないどころか、むしろ損なわれてしまうんです。
具体的には、
- 表面に油膜ができることによる、撥水性の低下
- シームテープの劣化による、防水性の低下
- 防水透湿フィルム(メンブレン)の孔を塞ぐことによる、透湿性の低下
があげられます。また、化繊ウェアは皮脂汚れが繊維に残ることで、ニオイの原因にもなってしまいます。
でも正直、手間がかかりすぎる

ただ洗えばいいというわけでもないのが難儀なところ。私が面倒に感じる言い訳、もとい理由は、
- ウェア専用や中性洗剤など、使える洗剤が決まっている(普段の洗剤と使い分ける手間)
- 洗剤残りのないように、しっかりすすがなければならない
- 撥水性を回復させるために、洗濯後にアイロンなどで熱処理を行わなければならない(塩梅を間違えると生地を痛めてしまうことも)
- それでも取り戻せない時は、洗濯後に撥水スプレー
など気を遣うポイントが多く、手間もかかるから。
実際、YAMAHACKで調査したレインウェアに関するアンケートでも、レインウェアを所持している人のうち、シーズン終了時や1年に一度しか洗わない人が29%、一度も洗ったことがない人が17.5%と、約4割近くの人が定期的なメンテナンスをしていないことがわかっています。

正直、疲れている時にそこまでメンテナンスするのは面倒なんですよね。
そんなズボラな私がとある“最新ギア”を試してみたところ、メンテナンスがめちゃくちゃ楽になりそうな予感がしました!
