ベースレイヤー選びで決まる快適さ

登山の服装の基本は3レイヤリングといわれており、3つのウェアを状況に合わせてレイヤリングすることで、登山のあらゆるシーンに対応します。
登山の服装の基本「3レイヤリング」
・雨や風を防ぐ「アウターレイヤー」
・保温性を高める「ミドルレイヤー」
・汗を吸収して拡散する「ベースレイヤー」
なかでも肌に一番近いベースレイヤーは、不快感や山岳リスクを軽減する大事なウェア。
汗で肌が濡れていると、ベタつきやにおいの原因になるだけではありません。汗が蒸発するときに気化熱で体温が奪われる「汗冷え」を引き起こし、低体温症のリスクも高まってしまいます。
ドライな着心地がポイント

そのため初夏などの暖かいシーズンでも、ベースレイヤー選びは大切です。
ベースレイヤーには、速乾性が高いポリエステル素材や、防臭効果があるウール素材を採用したものがありますが、大事なのはドライな着心地が続くこと。
さっそく、肌面をドライに保ってくれるベースレイヤーをチェックしてみましょう。
1枚で快適!軽くてドライなベースレイヤー

今回紹介するベースレイヤーは、ロジャーエーガーの「ルフトドライ PP」シリーズ。
水となじみにくい疎水性をもったPP素材(ポリプロピレン)を肌面に採用し、肌をサラッと快適に保ってくれるアイテムです。