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もう脱ぎたくない…!パタゴニアの名作「キャプリーン」が魅せた“究極のちょうどよさ”(2ページ目)

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ピタッとするのに窮屈じゃない。「フィッティド」が気持ちいい!

一般的にベースレイヤーは、汗を効率よく処理するため、体に沿うタイトなフィットが基本。その一方で、モデルによっては締め付け感や動きにくさが気になる場合も。

「キャプリーン・ミッドウェイト・クルー」は、肌にしっかり沿っているのに、圧迫されるような感覚はほとんどありません。密着感はありながら、どこか力の抜けた自然な着心地。この感覚は、今回のアップデートで特に印象に残ったポイントでした。

それを生み出しているのが、新たに採用されたフィットカテゴリー「フィッティド」です。

従来の「スリム・フィット」よりも肌に密着しながら、締め付け感を抑えるように設計。汗を処理しやすいフィット感と、レイヤリングのしやすさ、自由な動きが両立されています。

橋爪勇志

ライター 橋爪

新旧を着比べると、その違いは明確でした。旧モデルよりラクな着心地なのに、肌との密着感はしっかり感じられます。このバランスはかなり新鮮です!

ガセットと伸縮性で、動作を妨げない

脇下にはガセットを採用し、腕を上げたときの突っ張りを軽減。さらに、100%リサイクル・ポリエステルの生地そのものにも高い伸縮性を備えています。

なので腕を大きく伸ばしたり、登りで体を動かしたりしても、生地が自然に追従。腕を上げても裾がずり上がりにくく、体に沿うフィットが動作を妨げることもありませんでした。

かさばりにくい縫い目も、長時間の快適さにつながる

こうした動きやすさに加えて、長時間の着用を快適にするための細かな工夫も。縫製をできるだけシンプルにすることで、縫い目のかさばりや肌との摩擦を軽減しています。

橋爪勇志

ライター 橋爪

ベースレイヤーは長時間着続けるだけに、縫い目のわずかな当たりも意外と気になるもの。バックパックを背負って長く歩いても、擦れや違和感が気にならなかったのは好印象でした。

レイヤリングしても生地が余りにくい

このフィットのよさは、ウェアをレイヤリングしたときにもメリットがあります。
ベースレイヤーにゆとりがありすぎると、フリースやシェルの下で生地が余り、ゴワつきや擦れにつながることも。その点、フィッティドは余分なゆとりを抑えているため、重ね着をしてもすっきり収まりやすくなっています。

実際にレイヤリングしてみても、生地のもたつきは気になりにくく、寒い季節の重ね着でも扱いやすく感じました。

橋爪勇志

ライター 橋爪

サイズ感は、やや大きめの印象です。私は普段からパタゴニアではSサイズがジャストで、今回もSサイズを着用しています。

ほどよく体に沿うフィット感ですが、より密着感を重視したい場合は、ワンサイズ下を試してみるのもよさそうです。

汗冷えを防ぎ、蒸れにくい。「ちょうどいい」温もりとドライ感

フィット感と並んで、実際に着ていて印象的だったのが、汗をかいたあとのドライ感と暖かさのバランスです。

汗をかいても湿りや冷たさを引きずりにくく、それでいて薄手のベースレイヤーのような「風を受けたときの急激な冷え」や保温不足の不安もありません。

しっかり暖かさは感じられるのに、行動中に蒸れが気になりにくい。この絶妙なバランスが、「キャプリーン・ミッドウェイト」の使いやすさにつながっていると感じました。

気温差の大きな秋の登山から春先の山歩きまで、幅広いコンディションに対応しやすい一着。スキーやスノーボードなど、運動量の変化が大きいアクティビティにもおすすめです。

ドライを保つダブルニット構造

生地には、2層のニット生地を一定の間隔で繋いだ「ドットジョイント・ダブルニット構造」を採用。生地の間に空間を持たせることで、暖かさを保ちながら通気性も確保しています。

実際に汗をかくような場面でも、蒸れや湿りが残りにくく、ドライな着心地が続く印象でした。保温性だけに偏らず、汗や湿気を逃がしやすいバランスのよさが感じられます。

さりげないサムループも、使うと便利

さらに寒い季節の使いやすさを高めてくれるのが、袖口に備えられたサムループです。手首をすっぽり覆えるため、フリースやシェルを重ねる際にも袖がずり上がりにくく、レイヤリングもスムーズです。

グローブを着けたときには袖口との隙間を埋めやすく、手首が露出しにくいのもポイント。さりげないディテールですが、寒い季節には思った以上に便利に感じました。

橋爪勇志

ライター 橋爪

サムホールほど手を覆わないので、行動中に使い続けても邪魔になりにくいのがいいですね!必要なときだけサッと使える、このさりげなさがちょうどよく感じました。

思わず手が伸びる。何を着るか迷ったら選ぶ「万能な一着」

「キャプリーン・ミッドウェイト・クルー」の魅力は、登山だけにとどまらない活用の幅にもあります。

暖かすぎないので秋や冬、春先の日常にも取り入れやすく、シルエットもタイトすぎない自然な印象。下山後もそのまま着ていられるデザインなので、登山から日常までシームレスに使えます。

橋爪勇志

ライター 橋爪

いかにも「ベースレイヤーを着ています」という見た目になりにくいのがいいところ。下山後に着替えず、そのまま食事や買い物へ行ける気軽さも気に入りました。

1枚でも映える、ユニークなカラーバリエーション

写真は「メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・クルー」が展開する5種のカラーバリエーション

そんな使いやすさを後押ししているのが、ベースレイヤーらしからぬデザインの豊富さです。

ベースレイヤーは一般的にブラックやグレーなど落ち着いたカラーが定番ですが、「メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・クルー」は、ラグラン調の配色やキャメル色、迷彩柄など、個性あるデザインが展開されています。

橋爪勇志

ライター 橋爪

これならあえて柄や配色で選びたくなります!1枚で着る機会が多い人には、こうした遊びのあるデザインもうれしいですね。

トップスだけじゃない!ボトムスと上下で使う価値あり

トップスと同じ素材を用いたボトムスと上下で着ることで、脚まわりにも、快適な着心地を取り入れられるのがメリット。朝晩の冷え込みが大きい季節の登山、雪山、スキー・スノーボードなど、下半身の冷えが気になるシーンで頼りになる存在です。

ストレスのないフットワークで自由に動ける

本来はトレッキングパンツなどの下に着用しますが、今回はキャプリーン・ミッドウェイト・ボトムのシルエットを見せるため、単体で撮影しています

また、ボトムスでも印象的だったのが、フィット感と動きやすさでした。
トップスと同じ「フィッティド」を採用し、脚にしっかり沿いながらも、サポートタイツのような強い圧迫感はなし。さらに、ウエストには快適性と速乾性を高めた新しいゴムが採用されています。

トレッキングパンツの下に重ねても生地が余りにくく、歩行時はもちろん、脚を大きく上げる登りや、しゃがみ込む動作でも突っ張りは気になりませんでした。

橋爪勇志

ライター 橋爪

上半身は動いているとすぐ暖まりますが、脚は意外と冷えやすいんですよね。上下で着ると全身の温度感が揃いやすく、「寒い日の安心」をひとつ上げてくれる印象でした。

「ミッドウェイト」を軸に考える、寒い季節のレイヤリングポイント

登山では、気温や天候、運動量に合わせてウェアを重ねる「レイヤリング」が基本。なかでもベースレイヤーは行動中ほぼ着続けるものだからこそ、自分の発汗量や寒さへの感じ方、環境に合ったものを選ぶことが大切です。

バランス型の「ミッドウェイト」を基準に、汗をかきやすければ「ライトウェイト」、より寒さに備えたいなら「サーマルウェイト」。3種類を使い分けることで、秋冬から春先まで幅広いコンディションに対応できます。

まずは「ミッドウェイト」を基準に

「キャプリーン・ミッドウェイト」は、汗処理と保温性のバランスに優れた、シリーズでもっとも汎用性の高いモデル。秋や春先の登山では必要に応じてミッドレイヤーやシェルを重ね、冬はフリースやハードシェルを加えるなど、幅広いレイヤリングの軸になります。

一方、急登やハイペースで汗をかきやすい人にとっては、暖かさが少し過剰に感じられることも。そんな場合は、より薄手のモデルを選ぶのもひとつの方法です。

汗をかきやすいなら「ライトウェイト」

「キャプリーン・ライトウェイト」は、3モデルのなかでもっとも薄手で軽量かつ速乾性に優れたモデル。汗を素早く吸収・放出するため、運動量が多い場面や、汗をかきやすい人に向いています。

ベースレイヤー自体の保温性は抑え、寒くなったら上に着足して調整したい人にも使いやすい選択肢です。

もっと寒さに備えたいなら「サーマルウェイト」

より寒さの厳しい環境では、「キャプリーン・サーマルウェイト」が選択肢。マイクロフリース素材を使用し、3モデルのなかでも保温性を重視したモデルです。

「Polartec® Power Grid®」のグリッド構造が体温を効率よく保持しながら、運動時には汗を逃がす設計。冬の低山や雪山など、より暖かさが必要なシーンに適しています。

着るほどにわかる。この「ちょうどよさ」がいい

新しい「フィッティド」による自然な着心地に、柔らかく伸びる生地、汗処理と保温性のバランス。実際にフィールドで着用を重ねるほど、それぞれの機能が巧みにつながっていることを実感しました。

秋冬はもちろん、春先まで幅広く使いやすく、登山だけでなく日常にも自然に馴染む。何を着るか迷ったときについ手が伸びる、新しい「キャプリーン・ミッドウェイト」は、そんな頼れる“基準の一枚”になりそうです。

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店内撮影協力:花咲くコーヒー
衣装協力:キャラバン

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