<守り>と<攻め>の機能が進化したぞ!

実際に使ってみると、「コアエアシェルハイブリッドジャケット」は<守り>と<攻め>の特徴がそれぞれ進化していることが分かりました。

左:編集長の大迫 右:編集部員の萩原
フィールドで試してきたのは、編集部の大迫と萩原。2人とも、コアエアシェルシリーズの前身となったプレシェル時代から、登山やランニング、旅先や日常でも愛用し続けているという、生粋のヘビーユーザーです。
まずは、守りの特徴からチェックしてみましょう。
<守>2種類の生地をハイブリッドして強度UP!

まず、もっとも大きなポイントは、モデル名の通り、2種類のパーテックス カンタムエアをハイブリッドしていること。
胸や腕など色の濃い部分は「パーテックス カンタムエア」にPUコーティング加工を施したもので、より耐久性や防水性が高い素材。
これをマッピング配置することで、部位ごとに通気性と防風性のバランスを調整し、さらに耐候性の高いウェアに仕上げています。女性用のモデルは、男性モデルよりもコーティング加工の面積が広めのデザインです。

より耐摩耗性も高まっており、アルプスの縦走のような岩場の通過を伴うルートにも対応。また、テント泊装備のような重たいザックのハーネスによる擦れにも強くなっています。
雨を受け流すバイザーを追加

フードには短いバイザーが追加されました。小さなパーツですが、これがかなり便利。キャップを下にかぶらなくても、小雨程度なら受け流してくれるので雨天時も快適です。

大迫
生地の厚みを伝えるなら、レインウェアよりはかなり薄くて軽く、ウィンドシェルより若干厚みがあって守られている印象です。その分、従来モデルよりも温かみを感じますが、動きやすさはそのまま。
標高が高く、朝晩の気温が低いような場所なら、3シーズン、行動着としてすごくパフォーマンスが高そうですね!
荻原
すごく薄手のレインウェアを羽織っているような、軽い着心地が印象的でした。半袖の上に重ねても肌が触れる面がベタつかず、サラッとしている生地感も良いですね。
基本、昼間は半袖で行動するような時期の日帰りハイクに1枚あると、かなり便利だと思います。
大迫
従来モデルよりも守りが強いので、薄手ジャケットだと少し寒さや不安を感じるような、運動量が少なめな人にこそオススメだなと思うアイテムでもありました。
<攻>運動量が多いシーンも快適に

続いて、よりアクティブに行動しやすい<攻め>の特徴についてもチェック。汗抜けしやすく、風通しの良い構造にアップデートしました。
1つあるだけで全然違う!フロントのスナップボタン

細かい換気でウェア内の温度と湿度を調整できるようなデザインになっているのもポイントです。
例えば、胸中央あたりに付いたスナップボタンが優れもの。ジップを全開にした状態でも、ここを止めておくだけでバタつかなくなるのです。

風を切って走るようなシーンや、「小雨が降ってきて一枚羽織りたいけれど、暑くて換気もしたい。でも、風が強い…。」そんな山でよくあるシチュエーションで便利な機能です。
空気を取り込みやすいディテール

左:外側から見た様子 右:内側から見た様子
さらに、胸ポケットのマチ部分はメッシュになっているので、ベンチレーションとしても機能します。これにより、フロントを開けるほどではない細かい換気調整も可能です。
大きな動きもノンストレス

稼働部にはストレッチ性の高い生地を使い分け、動きやすさを確保しています。さらに、ラグランスリーブと脇下のガゼット構造という、肩や腕が動かしやすいカッティングパターンを採用。大きく腕を伸ばすシーンもストレスなく行えます。
軽さと安心感の良バランス

重量に関しては、従来モデルの「コアエアシェルフーディ」の146g(メンズMサイズ)に対して、新作「コアエアシェルハイブリッドジャケット」は182gと少しだけアップ。
とはいえ収納時のコンパクトさは大差なく、従来モデルのバランスの良さを踏襲しつつも、さらに安心感を重視した仕様のウェアになっています。
大迫
アルプスでのテント泊縦走のように、岩場の通過があったり、重たい荷物を背負うようなタフな使い方には、ハイブリッドタイプがより安心ですね。
小雨程度なら、スナップボタンだけ止めてポンチョのようにも使えそう。
荻原
より薄くて通気性が高い従来モデルは、ファストハイクやトレランのようなアクティブな人向きかな。
よりじっくり登りたい人や険しいトレイルに挑むような時に一日中着続けるなら、安心感の高いハイブリッドタイプの方が良さそうに感じました。
大迫
たしかに、通気性は従来モデルの方が高いので、使用環境と気温、運動量が、どちらを選ぶかの決め手になりそうだなあ。
どちらを選んでも、着っぱなしで動き続けても快適でいられるこの不思議な感覚、ぜひ体験してみてほしいです!
コアエアシェルファミリーは他にもあるんです

コアエアシェルシリーズは、他にも用途に合わせて選べる多彩なラインナップが揃っています。
シリーズの王道「フーデッドジャケット」

さらに軽量性を求めるなら「コアエアシェルフーデッドジャケット」がおすすめ。ファストハイクやトレランなど、運動強度の高いアクティビティにも向いています。
軽さと通気性が特徴ではあるけれど、防風性も十分備えており、薄手の防寒着としても優秀。コアエアシェルシリーズを代表するベーシックな1枚です。編集部では「日帰り最強ウェア」なんて呼ばれています。
軽量性が高いので、縦走などで荷物をコンパクトに運びたいシーンでも活躍してくれます。
よりシンプルな「コアエアシェルジャケット」

しっかりとしたレインウェアを別に持つなら、よりシンプルに薄手のシャツ感覚で着られる「コアエアシェルジャケット」も選択肢(メンズのみ展開)。
行動着として優秀で、寒い時期はミドラーとしてもフードがない分、ダブつかずスッキリ重ねられるのもポイントです。
街でも出番の多い「コアエアシェルシャツ」

山でも街でも着たいなら、「コアエアシャツ」がマッチ。フロントはスナップボタンで脱ぎ気がしやすく、山はもちろん、下山後の街使い用に携行するのにも便利なモデルです。
今シーズンから、シャツというよりもコーチジャケットのようなシルエットにマイナーチェンジして、より街馴染みが良くなりました。
ランナーにも愛用者多数「コアエアシェルショーツ」

同じ高機能素材を使った「コアエアシェルショーツ」も、これからの時期におすすめしたいアイテムです(メンズのみ展開)。
編集長の大迫が長年、山でも街でもヘビーユースし続けているモデルで、曰く「まるで履いていないかのような軽い履き心地」なのだとか。重ね着しても気にならないほど薄いので、山ではこの上に長いパンツを重ねてスタートし、気温に応じて脱ぎ履きするような使い方もできます。
超軽くて優秀な「コアエアシェルキャップ」

最後に、わずか30gと超軽量な「コアエアシェルキャップ」も紹介しましょう。
他のラインナップ同様の特性を持った素材なので、頭部も濡れや蒸れから快適に保ってくれます。特に、レインのフードを被ると暑いようなシチュエーションでは、汗抜けの良いレインキャップとしても活躍します。
ツバはソフトな素材で構成されており、使わない時は非常に小さく収納可能。
これからの季節、アウターはこれ1枚あればいい!?

パーテックスカンタムエアの持つ多彩な機能に、よりタフでアクティブな要素を加えた「コアエアシェルハイブリッドジャケット」。
気温の上がるこれからの季節には、レインウェアに加えてこれ1枚あれば、幅広いコンディションに対応できそうです。
着たまま存分に動けるという新感覚のウェアを、あなたのレイヤリングにもぜひ加えてみてください。
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