風を防いで、ムレは逃す「ブリーズバリヤー トイ」

「ブリーズバリヤー トイ」 は、暖かいのにムレにくいという相反する快適さを両立した行動保温着で、行動中でもウェア内をドライに保ちます。
表地にウィンドシェル素材「ブリーズバリヤー」を、裏地には起毛メッシュ素材「スルーウォーム」を採用。この2つの素材を組み合わせることで、保温力を備えながら、防風性と通気性を両立できています。
風雨は防ぐけど、ムレは通す「ブリーズバリヤー」

ミレーの独自素材「ブリーズバリヤー」は、生地の糸を構成する繊維の一本一本に撥水加工をしているのが大きな特徴です。
通常の撥水加工では、生地の表面全体がコーティング剤で塞がれるため通気性が低下します。しかし「ブリーズバリヤー」は、繊維1本1本に撥水性を持たせることで、繊維の間に空気が通れる微細な隙間が生まれます。
その加工技術のおかげで、撥水性と防風性のあるシェル素材でありながら通気性を両立しています。
適温をキープしつつ、オーバーヒートを防ぐ「スルーウォーム」

裏地の「スルーウォーム」もミレーの独自素材で、片面にロフト(嵩高)がある起毛を備えたメッシュ生地です。
通気性と保温性だけではなく、吸水速乾性も併せ持ち、行動保温着にぴったりな機能を備えています。
透け感あるメッシュ生地が、ムレを逃す

ゆとりをもった編み目で、透け感があるメッシュの「スルーウォーム」は、名前のとおり通気性が高く、ウェア内にこもりがちなムレや熱を逃します。たとえ登りで体が火照っても、オーバーヒートを軽減できます。
こんなにも機能的なのに肌触りはとてもやわらかく、着心地は快適。

ススキの穂がきれいな小春日和の山で着用し続けましたが、多少汗はかくものの「熱くて脱ぎたい…」という感覚はなく、通気性が効いてるなと実感しました。
ふわりとした起毛面で、ほどよい保温性

透けるほど薄手ながら暖かいのは、毛足が長くふわりとした起毛面がデッドエア(断熱材となりウェア内で動かず断熱材となる空気)を、しっかり確保してくれるためです。

展望がいいポイントで立ち止まっていると、風に吹かれて体が冷える心配がありますが、「ブリーズバリヤー トイ」は暖かさをキープしてくれました。おかげで、眺望をこころゆくまで楽しめます。
起毛の暖かさと、ブリーズバリヤー生地の防風性のダブル効果を体感したシーンです。これだけ暖かくて重量も軽いので、夏のアルプス縦走のテント場でも保温着として活躍してくれそうです。
冷たい隙間風もガード

稜線に出ると、吹き抜けるのは初冬を感じさせる冷たい風が。
そんなシーンでは、バラクラバタイプのフードを被ります。フィット感が高く、風からも冷気からも首元をしっかりガードできます。さらに、袖のサムホールを使用すれば手首の保温力も高められます。
擦れを気にせず行動できる

表地は耐摩耗性を備え、岩のすれすれを歩くときや倒木をくぐるようなシーンでも安心して通過できます。もちろんバックパックのハーネスとの摩擦も問題ありません。
ただし、やわらかなウィンドシェル素材のため、岩場などでハードユースすると損傷するおそれがあります。場所によっては、上からハードシェルを着用するなど注意しましょう。
1枚で着れる行動保温着「アクティブサーマル」も勢揃い!

寒いシーズンの登山に活躍する行動保温着として、ジャケットとして使えるブリーズバリヤーだけでなく、肌の上から直に着られる「アクティブサーマル」も充実しています。
ここからは、4つの素材を使い分けた新作アイテムを紹介しますので、シーンやスタイルに合わせて、自身にあった「アクティブサーマル」をぜひ見つけてください。
1|たった190gの超軽量サーマル「スルー ウォーム フーディ」

通気性が高く、保温性と吸水速乾性をバランスよく備えた独自素材の「スルーウォーム」を一枚地で使用したフーディ。先ほど紹介したブリーズバリヤーの裏地と同じ素材です。
ほどよい保温性で風をよく通してくれるため、時間帯によって気温差がある紅葉ハイクや、冬でも熱がりの登山者におすすめのアクティブサーマルです。

ふんわりとやさしい肌触りの生地で、重量はわずか190g(メンズ Mサイズ)と、もはや着ていることを忘れてしまうほどの着用感。
コンパクトに携行できるため、日帰り登山のお守り的な保温着としても重宝します。
より動きやすい ハイブリッドタイプも

スルーウォーム素材にはストレッチ性があまりないのが弱点ですが、伸縮性のある素材と組み合わせることでその点をカバーしたのが「スルー ウォーム ハイブリッド ジャケット」。

動きの多い肩回り、肘、サイドパネルなどにストレッチ性に優れる素材を配置したハイブリッドモデルです。カラーの切り替えがデザイン的にもポイントになっています。
2|汗処理能力ナンバーワンの「ドライ グリッド フーディ」

アクティブサーマルシリーズの中で、吸水速乾性が最も高いのが「ドライ グリッド フーディ」です。汗をかきやすい登山者や、スピーディに動くファストハイカーに着てほしい1着。
伸びのあるストレッチ性で動きやすく、ダブルフロントファスナーで行動中でもウェア内の温度を調整しやすい仕様です。

肌面は水分を含みにくいポリプロピレンのグリッド構造を採用し、汗の濡れ戻りを軽減しながらドライ感をキープ。そして表面の速乾性のポリエステルが、かいた汗をスムーズに乾かします。
3|メリノウールの肌触りが心地いい「ワッフル ウール フーディ」

こちらは、保温性と調湿性をもつ高品質のメリノウールをメインに、耐久性と速乾性をもつ化繊素材を混紡した素材を採用。
縫い目のないコンピューター編みでワッフル状に仕上げて、やわらかさに包み込まれるような着心地のアクティブサーマルです。
メリノウールがもつ抗菌防臭性も備えているため、臭いを気にせず快適に着用し続けたい登山者や、泊りがけの登山におすすめです。

「ワッフル ウール フーディ」はフィット感が高いタイトめなデザインで、晩秋から冬のインナーとして活躍。
肩回りを動かしやすいラグランスリーブ仕様と、さまざま体の動きに追従するストレッチ性によって、まるで体の一部のようなフィット感で、動きやすさは抜群。
4|レイヤリング対応力が高い「アルファ ライト スウェット II ジャケット」

保温性と汗処理能力が高いポーラテックアルファを中綿に採用したアクティブサーマルが、「アルファ ライト スウェット II ジャケット」です。
表地と裏地にはニット素材を配置して、速乾性とストレッチ性も備えています。シリーズ中最も暖かく、濡れても保温性を維持できるため、雪山などのシビアな登山シーンに活躍。

高い保温力ながら薄手で体にフィットするデザインのため、アウターとしてもインナーとしても、幅広いレイヤリングパターンに対応します。

ミレーの行動保温着で、秋冬登山をもっと快適に!

ミレーの行動保温着は、底冷えするような冷気にも、行動中のムレや汗にも対応して、体温を程よくキープしてくれるアイテム。
日照時間の短い秋冬の登山でも、ウェアの着脱でいちいち立ち止まらずスムーズに行動できるのは、計画にも気持ちにもゆとりが持てます。
季節や登山スタイルに合った行動保温着をレイヤリングに取り入れて、寒いシーズンの登山を快適に楽しみましょう!
紹介アイテム一覧
商品名 | 画像 | おすすめシーン | 価格 | 重量 (メンズM) |
---|---|---|---|---|
ブリーズバリヤー トイ IIジャケット | ![]() | 晩秋~冬の登山 雪山登山 | ¥36,850 | 392g |
スルー ウォーム フーディ | ![]() | 初秋~晩秋の登山 冬の低山 | ¥20,900 | 190g |
スルー ウォーム ハイブリッド ジャケット | ![]() | 初秋~晩秋の登山 冬の低山 (動きやすさ重視) | ¥ 24,200 | 278g |
ドライ グリッド フーディ | ![]() | 秋冬のトレイルランニング ファストハイク | ¥17,600 | 294g |
ワッフル ウール フーディ | ![]() | 晩秋から冬の登山 スノースポーツ | ¥19,250 | 232g |
アルファ ライト スウェット II ジャケット | ![]() | 雪山登山 キャンプ | ¥23,100 | 334g |
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