山で使い心地をチェック!
最近はデザインの高さから街中で履く人も増えていますが、やはりサロモンのシューズが本領を発揮するのはアウトドアフィールド! 実際のトレイルを歩きながら、細かな特徴を確かめてきました。
「X BRAZE」は軽快な歩行性で、日帰りの計画にピッタリ!
まず紹介するのは「X BRAZE」シリーズ。3つの新シリーズのなかで最もリーズナブルでありながら、確かな歩行性と機能を秘めた高コスパシューズです。
ミッドカットモデルの「X BRAZE MID GORE-TEX」
X BRAZE MID GORE-TEX メンズ
X BRAZE MID GORE-TEX ウィメンズ
この値段で安心のゴアテックスを採用
「X BRAZE」のアッパーには、防水透湿素材「GORE-TEX」が使われています。外側からの水滴の侵入を防ぎながら、内側の水蒸気は外側へ逃す素材なので、簡単な沢の渡渉や突然の雨でも、不快な水濡れから足を守ってくれます。また、汗蒸れを解放して靴の中をドライに保ちます。
高機能素材である「GORE-TEX」を採用するシューズは値段が高くなりがちですが、「X BRAZE」はエントリーユーザーに選ばれることを強く意識。1万円台に抑えた価格を実現しています。
柔軟なソールで軽やかに歩ける
「X BRAZE」は、ほかの2つのシリーズと異なり、歩行中の安定感を高める「シャーシ」をソールに内蔵していません。しかし、そのぶん足裏感覚に優れていて、地面へのタッチはとてもソフト。ソール自体も柔らかいので、日常使いのスニーカーに近い軽快な歩きやすさを備えています。
でも、ソール回りの性能はしっかり!
低価格なモデルとはいえ、クッション性やグリップ力といった登山に欠かせない性能はきちんと搭載。
ミッドソールには着地時の衝撃を軽減する素材「EnergyCell™(エナジーセル)」を採用しています。
アウトソールにはオリジナルの「コンタグリップ」を使用。地面に食い込む深めのラグ(突起)は、泥はけまで計算したパターンで設計されています。
そして、アウトソールのラバーには、ぬかるみや岩場などあらゆるコンディションを想定した「オールテレイン」を採用。フィールドや当日の状況を選ばず、あらゆるトレイルで高いグリップ力を発揮します。
ローカットモデル「X BRAZE GORE-TEX」も展開
「X BRAZE」はミッドカット(X BRAZE MID GORE-TEX)のほかに、ローカットモデルもラインナップ。 日帰り登山から麓のハイキング、近所のウォーキングまで、目的のアクティビティに応じてモデルを選ぶことが可能です。
【ローカットモデル】X BRAZE GORE-TEX メンズ
【ローカットモデル】X BRAZE GORE-TEX ウィメンズ
高い安定性を誇る「X WARD Leather」
次に紹介する「X WARD Leather」シリーズは、商品名からもわかるとおり、アッパーにレザーを使用したハイキングシューズです。泊りがけの山行まで視野に入る、安定感の高さが魅力の一足。
こちらも「GORE-TEX」を採用しながら2万円以下をキープするという、企業努力がひしひしと伝わってくる高コスパシリーズでもあります。
X WARD Leather MID GORE-TEX メンズ
X WARD Leather MID GORE-TEX ウィメンズ
スウェードがクラシックな雰囲気をプラス
短い毛足が特徴のスウェードはクラシカルな印象を演出するだけでなく、実用面では耐久性と耐摩耗性の向上に貢献しています。
定評のあるボトムユニットで安定した歩行をサポート
ミッドソールには着地時の衝撃を吸収する素材「エナジーシェル」を採用し、アウトソールにオリジナルの「コンタグリップ」を使っている点は、「X BRAZE」と同じです。
ただし、ゴムの配合や靴底の突起が「マッド」タイプに変わるので、岩がちなフィールドではなく、土の上を長く歩くようなトレイルに向いているといえるでしょう。
こちらは、歩行中の安定感を高めるシャーシ「アドバンスドシャーシ」を内蔵。
このアドバンスドシャーシは剛性の高い素材で作られていて、形はかかとを包むようなU字型、ミッドソールとアウトソールの間に組み込まれています。
アドバンスドシャーシがもたらす効果はとても体感しやすく、不整地での安定感が明らかに変化。凹凸な地面の上でも、左右への振れを抑制し、かかと側はまるでフラットな道を歩いているような不思議な感覚を実感できます。
ローカットモデルも展開
「X WARD Leather」も、ミッドカットとローカットをラインナップ。軽い荷物で比較的整備されたトレイルを歩くような目的には、ローカットモデルもおすすめです。
ローカットモデルのシューレースには、サロモンが誇る人気機能「クイックレース」を搭載しているため、脱ぎ履きの手軽さも特徴と言えるでしょう。
【ローカットモデル】X WARD Leather GORE-TEX メンズ
【ローカットモデル】X WARD Leather GORE-TEX ウィメンズ
気軽に使えるローカットモデル【X ADVENTURE】
最後に紹介するのが、ローカットのみ展開する「X ADVENTURE GORE-TEX」。他の2つと異なり、トレイルランニングシューズにカテゴライズされているシリーズです。
ただ、本格的なレース仕様ではなく、どちかというと街と山をつなぐ“クロスオーバーシューズ”のような位置付けになります。
「日常でもフィールドでもすぐに歩き出せる履きやすさ」がコンセプトとだけあって、普段使いから、日帰りハイキングやトレイルランニングにオススメなシューズです。
機能的な一足で、いつだって快適に歩きたい
「X ADVENTURE GORE-TEX」も、シューレースに「クイックレース」を搭載。素早い脱ぎ履きが可能です。
さらに、足を包むようにアッパーに配置された波型のアッパー構造「センシフィット」がシューレースと連動して、足をしっかりホールドします。
ボトムには、「X WARD LEATHER」と同様に、「コンタグリップ」に「アドバンスドシャーシ」を組み込んだ構造を採用。
アウトソールには「X BRAZE」と同じオールテレインを使い、アドバンスドシャーシは本家「XA(クロスアドベンチャー)」譲りの広めの形状です。
ミッドソールについては他の2シリーズと異なり、「エナジーセル+(プラス)」を採用しています。こちらは通常の「エナジーセル」に比べ、本来相反する高クッション性と高反発性を両立する機能を持っています。
走りたくなるようなスポーティーなカラバリ
「X ADVENTURE GORE-TEX」は、ほかのシリーズと比べてカラーバリエーションが多いのも特徴です。定番のブラックからビビットなレッドなど、それぞれのスタイルに合わせてカラーデザインをチョイスできます。
全種類をおさらい。あなたにぴったりな一足を見つけよう!
ということで、今年から新たに登場した3シリーズ5モデルのシューズを紹介してきました。でも、それぞれ見た目と特徴が似ているので「ちょっと違いがわからない…」という方もいるかもしれません。
そこで最後に性能がひと目でわかる早見表を用意しました! 自分好みのモデルを見つけて、今年はサロモンの新作を山でヘビロテしちゃいましょう!
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モデル名 | X BRAZE MID GORE-TEX | X BRAZE GORE-TEX | X WARD LEATHER MID GORE-TEX | X WARD LEATHER GORE-TEX | X-ADVENTURE GORE-TEX |
形状 | ミッドカット | ローカット | ミッドカット | ローカット | ローカット |
価格 | ¥16,940 | ¥14,960 | ¥19,800 | ¥17,600 | ¥17,600 |
カラーバリエーション【MEN】 | L47174800(Black/Phantom/Vintage Khaki) L47181000(Olive Night/Black/GrayGreen | L47180400(Black/Phantom/Vintage Khaki ) L47180600(DeepLichenGreen/Black/Marmalade) L47180500(Magnet/Black/Gray Green) | L47181700 (Phantom/Black/Magnet) L47181800(Kangaroo/Black/Dull Gold) | L47182300(Black/Phantom/Vintage Khaki) L47182200(Deep Lichen Green/Black/Olive Night) L47182100(Vintage Khaki/Black/Pewter) | L47321100(Black/Black/Black) L47338200 (Black/SafetyYellow/Southern Moss) L47338100(GrayFlannel/VanillaIce//Black) L47321300(Safari/Black/SugarAlmond) |
カラーバリエーション【WOMEN】 | L47181200(Black/Magnet/Hazelnut) L47181100(Ebony/IndiaInk/Bleached Aqua) | L47180800(India Ink/Black/Desert Sage) L47180700(Magnet/Black/Black) | L47182000(India Ink/Black/Stormy Weather) L47181900 (Ebony/Phantom/Black ) | L47182600(Black/Black/Black) L47182500(Gull / Black / Ebony) | L47321800(Black/Black/Black) |
重さ | 【MEN】386g (27cm) 【WOMEN】376g (24cm) | 【MEN】311g (27cm) 【WOMEN】301g (24cm) | 【MEN】385g (27cm) 【WOMEN】375g (24cm) | 【MEN】345g (27cm) 【WOMEN】 335g (24cm) | 【MEN】323g (27cm) 【WOMEN】283g (24cm) |
GORE-TEX 防水・透湿性素材 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
SensiFit™ 足全体を包むアッパーパネル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Contagrip 悪路でも滑りにくいアウトソール | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
advanced chassis 足首の安定感を高める成形インサート | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
EnergyCell™ 衝撃を緩和するミッドソール | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | – |
EnergyCell+(プラス) 高クッション性と高反発性を両立するミッドソール | – | – | – | – | ◯ |
ハイキングやタウンユースの頻度が多い場合は、ローカットモデルもおすすめです。ただし、本格的な登山を目的としている方は、足首回りのサポート力に優れるミッドカットを選びましょう。
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【ミッドカット】X BRAZE MID GORE-TEX【ローカット】X BRAZE GORE-TEX
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【ミッドカット】X WARD Leather MID GORE-TEX【ローカット】X WARD Leather GORE-TEX
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