低山なら「運動量」で組み合わせる
秋山や積雪のない冬の低山では、運動量によってレイヤリングを決めます。
あまり汗をかかない運動量が低い登山は、保温を優先したレイヤリング。気温が低くても汗をかく運動量が高い登山は汗抜け重視のレイヤリングにします。
【低山・運動量低】運動量や気温によって、ベースの上に何か決める
撮影も楽しむフォトトレッキングや、友達と話しながらのゆっくりハイクなどの運動量が低い登山では、汗抜けよりも保温を優先してレイヤリングを考えます。
時期によって寒さの厳しさも変わってくるため、ベースインシュレーションとセカンドインシュレーションを使い分けましょう。
<11月終わり〜12月の低山>
適度に保温し、汗抜けを重視
日中は気温も高く、日なたはあたたかい時期。レイヤリングは、保温性よりも汗抜けを重視します。
薄手のアルファ ライト スウェット Ⅱ クルーで適度に保温しながら、汗抜け重視のレイヤリングです。かいた汗はドライナミック メッシュ ショートスリーブが肌から離して、ドライを保ってくれます。
休憩時には防風性のあるアウターでしっかり防寒対策します。
<1月〜2月の低山>
冷たい外気を防ぎながら汗抜けをさせる
外気を冷たく感じるほどの時期。レイヤリングは冷気を防ぎ、保温性を保ちながら汗抜けのバランスを重視します。
防風性のあるブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットで冷たい外気を防ぎながら、透湿性でウェア内の汗を抜けさせるレイヤリングです。ワッフルウール クルーがスムーズに汗を吸い上げて処理してくれます。
【低山・運動量高】速いペースで歩くなら、通気性重視
コースタイムよりも速いペースの運動量での登山や汗かきの登山者には、通気性重視のレイヤリングがおすすめです。
ドライナミック メッシュ ショートスリーブで肌をドライに保ちながら、ワッフルウール クルーで保温。体を冷やすことなく、高い通気性で暑すぎることもない快適さで、アクティブに動けます。
運動量が落ちる休憩時には、ブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットで冷たい風を防ぎます。
雪山でも細かい調節ができるレイヤリングが快適
低山よりも過酷な環境で、汗冷えにシビアな雪山登山。「インシュレーションペアリング」で保温力を高めながら、かいた汗はウェアの外へしっかり抜けさせるレイヤリングが重要です。
【雪山・運動量低】ペースゆっくりなら、フルで重ねる
コースタイムよりゆっくりめで歩く運動量が低い登山や寒がりの登山者には、保温性と通気性のバランスが取れた5枚すべてのレイヤリングがおすすめです。
「インシュレーションペアリング」で冷気から体を守り、防風性のあるウェアを2枚重ねることで雪山の風をしっかり防ぎます。
体は温めながらも、5枚それぞれのウェアの汗処理機能が連動してスムーズに汗を排出。ウェア内をドライに保ってくれます。
【雪山・運動量高】運動量でベースの上に何を着るか決める
雪山でもスピーディに行動する登山者や暑がりの登山者は、シーンに合わせてレイヤリングを変えて対応します。
ベースレイヤーの上に天候などの状況によって重ねるものを変えていきます。
ベースとなるレイヤリングは、汗を肌から離すドライナミック メッシュ ショートスリーブとワッフルウール クルーの組み合わせです。
雪山でも天気がよく風が心地よいくらいの暖かさのときは、ベースの上にアルファ ライト スウェット Ⅱ クルーをレイヤリング。通気性を優先して行動します。
樹林帯のなかで冷たい風を防ぎたいときには、ベースの上にブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットをレイヤリング。樹から落ちてくる雪を撥水性で弾きながら、保温性と通気性のバランスを取ります。
風の強い稜線上では、ベースの上にティフォン 50000 ウォーム ストレッチ ジャケットをレイヤリング。風をしっかり防ぎながら、アウターレイヤーの透湿性でスムーズに汗抜けさせます。
シーンと運動量に合わせたレイヤリングを
5枚のウェアを組み合わせることで、寒暖差や運動量の変化に幅広く対応できます。
ドライナミック メッシュ ショートスリーブを詳しく見るワッフルウール クルーを詳しく見るアルファ ライト スウェット II クルーを詳しく見るブリーズバリヤー トイ アルファ ダイレクト ジャケットを詳しく見るティフォン 50000 ウォーム ストレッチ ジャケットを詳しく見る
適切なレイヤリングは冷え込む季節の登山でも、ウェア内をドライで温かい快適な状態を保てます。シーンや運動量に合わせた最新ウェアのレイヤリングで、安全に登山を楽しみましょう。
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