ガイドに〈ザック選びのポイント〉を訊いてわかった、人気ザック”フューチュラ”が選ばれる理由とは?

背負い心地、収納性、堅牢性、軽さ、デザインなど、登山用ザックを選ぶポイントは人それぞれ。今回は、これからステップアップをしたい登山者にピッタリの定番モデル”フューチュラ”が人気の理由を、登山ガイドが教えるザック選びのポイントと合わせて見ていきましょう。

制作者

YAMAHACK 編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

YAMAHACK 編集部のプロフィール

...続きを読む

ステップアップしたい!
につきまとう道具選びの悩み……

ドイター フューチュラ 何度か山に登ると「憧れの山に登りたい」「日帰りだけじゃなく、山小屋泊にもチャレンジしたい」など、ステップアップしたいという気持ちが膨らんできますよね。

本格的に登山を続けていくとなると、必要な道具も増えてきます。
特に、荷物をすべて背負う登山では、ザック(リュック)選びは失敗したくないものです。

種類が多くて、どれを選べばいいのかわからない

いざザックを買いに行っても、たくさん種類があってどれをどうやって選べばいいのかわからない……。なんてことが結構あるんです。
初めてのザックを買う人に多いのが「ステップアップしても長く使えるモデル」という希望。

そこで今回は購入する前に知っておきたい、快適なザック選びのポイントと長年選ばれているある人気モデルについて解説していきます。

登山ガイドに訊いた!
おさえておきたいザック選びの3つのポイント

ドイター フューチュラ
髙木律子ガイド(JMGA認定登山ガイド、信州案内人、尾瀬認定登山ガイド)
今回は初級者をはじめ、たくさんの登山者と一緒に山に登ってきた髙木ガイドに、ステップアップを意識して「長く付き合えるザック選び」について教えてもらいました。

髙木ガイドが考えるポイントは大きく以下の3つ。
〈1〉長時間背負っていられるフィット感(特に肩まわり)
〈2〉背面メッシュの通気機能
〈3〉自分自身にとって使いやすい機能が備わっているかどうか

快適な登山に必要なポイントについて見ていきましょう!


〈ポイント1〉長時間背負っていられるフィット感

ドイター フューチュラ
長時間荷物を背負って歩く登山では、言わずもがなザックのフィット感は大切です。

しっかりと重さを乗せるヒップベルト(腰部分のベルト)はもちろんのこと、荷物の重さを感じて痛みがでやすい肩部分も注意して欲しいと髙木ガイドは言います。
肩まわりが体に寄り添うモデルは、背負っていても疲れにくいと感じます。

おもりを入れて背負った感覚を確かめることはもちろん、洋服を購入する時のように見た目でも体にあっているかを確認してください。

上下や左右に揺らした時に、ピタッと体に寄り添っているザックが良いです。
髙木ガイド
髙木ガイド

ザックがあっていないと、疲れが増したり、変なところにザックが当たって痛みが出たりすることがあります。
肩の広さや体格は人によって違うため、購入時は必ずおもりを入れてフィッティングしましょう。

〈ポイント2〉背面メッシュの通気機能

ドイター フューチュラ 荷物を背負っていると背中に熱が籠もってきます。
背中がメッシュパネルになっているザックは風が通る空間ができるため、比較的快適に背負い続けることが可能です。
汗をかきづらくなることで、疲労の軽減にもつながります

短い時間だと気にならないかも知れませんが、ステップアップして長い時間ザックを背負うようになると、こういった快適さが大切になりますよ。
髙木ガイド
髙木ガイド

〈3〉自分自身にとって使いやすい機能が備わっているかどうか

ドイター フューチュラ 背負い心地だけでなく、ザックにはさまざまな機能が搭載されています。
行動中にものを出し入れすることも多いため、雨蓋や各種ポケットの収納力もチェックしておきましょう。
個人的に、上からも下からもザックの中にアクセスできるタイプは使いやすいです。
また、ウエストベルトに小さなポケットがついているとちょっとしたものを入れられるので、ザック選びの時にチェックしてみてください。

ステップアップを考えるのであれば、山小屋泊まで対応できる30L前後のザックがおすすめ。
容量に余裕をもたせることで荷物の整理もしやすいですし、山ごはんを頑張りたい時などに道具が多少増えてもパッキングできるので、使い勝手抜群です。
髙木ガイド
髙木ガイド

多くの登山者が選ぶ「フューチュラ」。
その快適さの秘密とは?

ドイター フューチュラ 髙木ガイドがあげてくれた3つのポイントをクリアした、使いやすいモデルはいくつかあります。

その中でも今回注目するのが、山でも多くの登山者が背負っているドイターの「フューチュラ」
人気の秘密はその「快適さ」です。

アップデートを繰り返しながら、長年多くの登山者に選ばれ続けるこのザックの秘密を探っていきましょう。

通気機能と背負い心地のバランスが絶妙

ドイター フューチュラ フューチュラといえばこれ!とも言えるほどの代表的な機能「エアコンフォートシステム」。

荷物をたくさん入れてもしっかりと背中に空間をキープしてくれるため、湿度の高い日本の山において、抜群の快適さを実現してくれます。
特に、風が吹く稜線上では背中の涼しさが抜群です。

ドイター フューチュラ 背面メッシュパネルのザックは荷物と体の間に隙間ができるため、隙間のないモデルと比べると重心が遠くなり、荷物が少し重く感じることがあります。

この背面メッシュパネルの弱点を改善するため、2021年に登場した最新モデルは背中の隙間を小さくし、荷物と体の距離を近づけました。
これにより、通気の快適さを損なうことなく、荷物に振られることのないバランスの優れた背負い心地を実現しています。
歩いていても汗をかきにくく気に入っています。

肩のベルトも通気性を上げる工夫があるだけでなくフィット感も良いため、背負っていても肩が痛くなりにくいのが良いですね。
髙木ガイド
髙木ガイド

涼しさだけじゃない、安定感への細かな配慮がうれしい

ドイター フューチュラ ショルダーハーネス(肩のベルト部分)をメッシュパネルからではなく、ザック本体から伸びるようにすることで、肩の負担を減らす工夫もバッチリ。

最も重さのかかる骨盤部分は少し硬めのヒップベルトが包み込むようにフィットするので、しっかりと安定します。

ドイター フューチュラ ショルダーハーネスは肩から脇に沿うようにカーブしていて、体にフィットしやすくなっています。

あまり目立たない部分ですが、長時間背負い続けるザックの快適性に大きく差を生む重要な工夫です。
肩のフィット感は大切にしてほしいポイント。
女性向けモデルは通常モデルとショルダー部分のかたちを変えるなど、小さなところにも気配りができていて安心します。

また、アップデートされたことで、ザック本体の生地も薄くなり軽くなっているように感じますね。
髙木ガイド
髙木ガイド

使いやすい収納機能がたくさん

ドイター フューチュラ すぐに出したいものを入れる雨蓋の収納には、荷物が不意に落ちないための工夫が。

ポケットの下側に高さをもたせることで、荷物がすべり落ちないように配慮されています。

登山中、何度も使う部分だからこそ、こういった細やかな気配りがうれしいですね。

ドイター フューチュラ ザックの下部からも荷物を取り出せるようになっており、パッキングも容易にできます。

日帰り登山の時も「すぐに取り出したいけど、普段使う頻度が少ないもの」を下部に入れておくと、便利に活用できる機能です。
ザックの下から荷物が取り出せるので、ツェルトや救急セットなどの「使わない前提だけど使うときはサッと取り出したいもの」を荷物の下にいれて使うのがおすすめです。
髙木ガイド
髙木ガイド

ドイター フューチュラ ウェア類を入れるための背面ポケットも備えているため、レインウェアやウィンドシェルなど、行動中に脱ぎ着をするようなアイテムの収納もバッチリです。

「フューチュラ」のラインナップを見る


より快適な背負い心地を実現させるためのラインナップ

ドイター フューチュラ 長い間、快適に背負うための工夫が散りばめられているフューチュラ。

通常モデルと女性の体にあわせて作られたモデルの2種類のラインナップを用意することで、よりフィットするようになっています。

不動の人気モデル「フューチュラ32」は3カラー展開

ドイター フューチュラ 日帰りから小屋泊まで、幅広い登山スタイルに対応する「フューチュラ32」。

癖のない使いやすさと安定した背負い心地は登山初級者から長く登山を続けている人まで、幅広い層に支持されています。

ドイター フューチュラ
重さ1440g
サイズ32L(高さ65cm✕幅30cm✕奥行き20cm)
カラー3色(写真左から:アークティック✕ストレートブルー、ターメリック✕グリーンカリー、グラファイト✕シェール)
「フューチュラ32」について詳しく見る
※その他サイズは、23L(雨蓋なし)、26L(雨蓋あり)27L(雨蓋なし)

「フューチュラ」のラインナップを見る

女性の体にあわせた作りの「フューチュラ30SL」

ドイター フューチュラ より良い背負い心地の実現のため、女性の体格に合わせて作られたのが「SL」シリーズ。

主にショルダーベルト、ヒップベルト、背面長が女性向けに作れられています。

ドイター フューチュラ
左の青色が通常モデル、右の赤色がSLモデル
女性は男性に比べると背面長が短い場合が多く、左側の写真のように女性が通常モデルを背負うと背面長があわず、肩の部分がきれいにフィットしない場合があります。

そのためSLモデルは、女性の体格に合わせたショルダーストラップを採用し、最適な荷重ポイントを実現しました。

ドイター フューチュラ SLモデルは、バストラインをさけるようなデザインになっているため、チェストストラップをしても苦しくありません。

ドイター フューチュラ 細身の女性が通常のフューチュラを背負うと、ヒップベルトに隙間できることがあるため、ヒップベルトも女性の骨盤のカタチに合わせたデザインを採用。

目立たないポイントですが、しっかりと腰で荷物を背負うため侮れないポイントです。

ドイター フューチュラ
重さ1420g
サイズ30L(高さ63cm✕幅30cm✕奥行き20cm)
カラー3色(写真左から:ダスク✕ストレートブルー、グラファイト✕シェール、パプリカ✕シエナ)
「フューチュラ30SL」について詳しく見る
※その他サイズは、21L(雨蓋なし)24L(雨蓋あり)25L(雨蓋なし)

「フューチュラ」のラインナップを見る

長く背負える快適なザックでステップアップしよう!



道具の選び方で登山の楽しみは大きく変わってきます。ステップアップしてたくさんの素晴らしい思い出を作れるように、体にあったザックを選んで登山にでかけましょう。

「フューチュラ」についてもっと知る
Sponsored by IWATANI-PRIMUS
撮影協力:カモシカスポーツ山の店・横浜店