つながると何が変わる?登山での「通信」がもたらす安心と安全

ーー通信がつながることで、登山のどんな場面で一番違いを感じますか?
安仁屋さん
やっぱり“もしもの時に助けを呼べる”のは大きいです。
怪我や体調不良のときに連絡できるかどうかで安心感が全然違いますよね。
上田さん
私は山にいない人とも“メッセージや現在地を共有できる”ことかな。
下山が遅れても安心してもらえるし、気持ちの余裕も変わりますね。
たったこれだけのことでも、山の中での心強さは段違い。通信がつながるだけで、登山全体の安心感はぐっと高まります。
近年は山小屋Wi-Fiや、主要な登山道に於ける携帯電話の通信エリア化整備など、通信インフラは着実に進化しています。
どこにいても「空が見える場所」ならつながる安心感 ※2

※2:対象機種にて、iOSメッセージアプリ/Googleメッセージアプリ上でテキストメッセージ送受信可能(写真・動画・電子ファイル添付可能【一部を除く】 。対象機種にて一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース等複数アプリ)のデータ通信が可能。音声通話は未対応(2025年9月時点)。
さらに、注目を集めているのがKDDIが提供する「au Starlink Direct(スターリンクダイレクト)」。
「衛星を使った」新しい通信サービスです。
「au Starlink Direct」のサービス内容例
- au 5G/4G LTEエリア外(圏外)でも利用可能
- 家族や友人と、位置情報を共有できる
- AIチャットでのやりとりも可能 ※3
- 対応アプリ使用可能 ※4
※3:Gemini in Google メッセージ(Android)、シンプルAIチャット(iPhone)
チャットの特性上、質問内容によっては、正確な情報等を提供できない場合があります。
※4:従来からご利用可能なメッセージアプリに加え、対象機種にて、一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース注等複数アプリ)のデータ通信が可能(2025年9月時点)。 注:ウェザーニュースのiOS向けは今後提供予定
※衛星捕捉時には留守電機能と着信転送機能とナンバーシェア(スマートウォッチ)での着信機能をご利用いただけません。
※衛星捕捉まで時間を要する場合や、一時的に停波する場合があります。
※遮蔽物がある場合には接続が制限されます。また、一部地域においては接続されない場合があります。
※iPhone:2025年9月16日より提供開始 、Androidスマートフォン:2025年8月28日より提供開始
スマホが直接衛星とつながることで、通常の4G/5Gエリア外でメッセージの送受信が可能に。追加アプリは不要で、auユーザーなら追加料金はかかりません。
「空が見える場所」なら、山のどこにいても通信ができる ※2ようになりました。
※2:対象機種にて、iOSメッセージアプリ/Googleメッセージアプリ上でテキストメッセージ送受信可能(写真・動画・電子ファイル添付可能【一部を除く】 。対象機種にて一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース等複数アプリ)のデータ通信が可能。音声通話は未対応(2025年9月時点)。

ーー上田さんや安仁屋さんは、実際に「au Starlink Direct」を山で体験してみたそうですね。
安仁屋さん
尾瀬に行った時に、自動で衛星に切り替わったのを見て驚きました。
今まで登山中の連絡は“できないもの”として諦めていたのですが、「諦めなくていいんだ」と思えたのは大きな変化でした。
上田さん
衛星マークにテンション上がりますよね〜!
湯俣(北アルプス)から姉に、「今この景色にいるよ」と写真と位置情報を送ることができた時は感動しました。
リアルタイムでつながることでその場の楽しさを共有できたことがすごく新鮮でしたし、嬉しかったんです!
安心を支えることはもちろん、楽しみ方も広がるのが「au Starlink Direct」の魅力。
“つながる”ことで、登山はもっと自由に、もっと豊かになるのかもしれません。
+αの楽しみで、もっと登山が好きになる!

通信がつながることのメリットは、安全のためだけではありません。
「山でスマホがつながったら、どんな新しい楽しみ方が広がるんだろう?」──座談会では、そんな問いかけから話が弾みました。
安仁屋さん
例えば、別々の登山口から入って山頂で合流する……そんな遊び方もできちゃいますよね。
通信があるからこそできる、新しい楽しみ方だと思います。
大迫
山で待ち合わせって、なんかオシャレっすね(笑)

上田さん
登山道で見つけた花の名前を、その場で調べることができるのもいいなと思います。
帰ってからだと忘れちゃうことも多いし、同行者とさらに会話が広がることも。
楽しむための+αとしてスマホが使える。そんな空気感も大切かなと思います。
通信があれば遊び方も広がる、そんなワクワク話で盛り上がったあとは、より現実的なシーンについての意見も出てきました。
安仁屋さん
楽しむだけじゃなく、もし山小屋に予定通り行けなくなった時に連絡できるのはありがたいですよね。
無駄に心配をかけなくて済むのは大きいと思います。
大迫
登山口に向かう途中で車が故障してる人に会ったんですけど、圏外エリアで助け呼べなくて。
たまたま同行者がつながったから何とかなったけど……登山道って落石や溝とかで車トラブルも多いんですよね。
そういう時に連絡できる手段があると本当に心強いし、「au Starlink Direct」が使えたら安心だなって思いました。
通信だけじゃなく、アプリも利用できるように!

「au Starlink Direct」は、2025年8月28日より、衛星モード(au Starlink Directにつながっている状態)でもアプリが利用できるようになりました。
登山ではおなじみのYAMAP・ヤマレコをはじめ、ウェザーニュースやX(旧Twitter)、SmartNewsやNewsPicksといった情報アプリまで、幅広く対応しています。※4
つながる通信があることで、登山はぐっと安心に。
そしてその安心感があるからこそ、「山ってこれからもっともっと楽しくなるかも!」という期待がふくらみます。
※4:従来からご利用可能なメッセージアプリに加え、対象機種にて、一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース注等複数アプリ)のデータ通信が可能(2025年9月時点)。 注:ウェザーニュースのiOS向けは今後提供予定
※衛星捕捉時には留守電機能と着信転送機能とナンバーシェア(スマートウォッチ)での着信機能をご利用いただけません。
※衛星捕捉まで時間を要する場合や、一時的に停波する場合があります。
※遮蔽物がある場合には接続が制限されます。また、一部地域においては接続されない場合があります。
※iPhone:2025年9月16日より提供開始 、Androidスマートフォン:2025年8月28日より提供開始
山でつながるために欠かせない、“もしも”への備え
とはいえ、山は自然の中。便利さだけに頼り切ってしまうのはちょっと危険です。
つながることは「事前準備をしなくてもいい」、というわけではありません。

安仁屋さん
たとえ通信環境が整っても事前の準備は欠かせません。ファーストエイドキットや紙地図、コンパスといった基本装備はマスト。
さらに「ココヘリ」などの遭難対策サービスを併用すれば、安全性はぐっと高まります。
大迫
そして忘れちゃいけないのがモバイルバッテリー。
「事前計画」をしっかりとしたうえで、au Starlink Directがあれば安心感がぐっと増します!
上田さん
せっかく“つながる”サービスがあっても、スマホが電池切れじゃ意味ないですもんね!

さらに、保温着やツェルトなどの装備も重要。悪天候や寒さで動けなくなった時、通信で助けを呼べても、救助が来るまでは体を守る必要があります。
通信が進化しても、自分を守ってくれるのはこうした基本の山道具や事前準備なのです。
準備はしっかり。通信は、もっと心強く

山小屋Wi-Fiや、主要な登山道に於ける携帯電話の通信エリア化整備、そして「au Starlink Direct」。
auの“つながる通信”が進化することで、山で過ごす時間はこれからもっと豊かになっていく──そんな期待が広がりました。
次の山行では、あなたも“新しい通信のカタチ”を取り入れてみませんか?
「au Starlink Direct」とは
スペースXが開発した低軌道衛星「Starlink」とスマートフォンが直接通信できる最新サービス。
au 5G/4G(登山道に於ける携帯電話の通信エリア)のエリア外の場所でも、空が見える環境であれば自動で衛星モードに切り替わり、利用が可能。
◎テキストメッセージ送受信(Android機種の一部では写真・動画・ファイル添付も可)※2
◎GeminiやシンプルAIチャットでのチャット機能 ※3
◎iPhone、Android対応機種で、一部アプリのデータ通信 ※4
[サービスエリア]:日本国内(領海を含む)のau 5G/4G (登山道に於ける携帯電話の通信エリア)のエリア外
※2:対象機種にて、iOSメッセージアプリ/Googleメッセージアプリ上でテキストメッセージ送受信可能(写真・動画・電子ファイル添付可能【一部を除く】 。対象機種にて一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース等複数アプリ)のデータ通信が可能。音声通話は未対応(2025年9月時点)。
※3:Gemini in Google メッセージ(Android)、シンプルAIチャット(iPhone)
チャットの特性上、質問内容によっては、正確な情報等を提供できない場合があります。
※4:従来からご利用可能なメッセージアプリに加え、対象機種にて、一部アプリ(YAMAP、ウェザーニュース注等複数アプリ)のデータ通信が可能(2025年9月時点)。 注:ウェザーニュースのiOS向けは今後提供予定
※衛星捕捉時には留守電機能と着信転送機能とナンバーシェア(スマートウォッチ)での着信機能をご利用いただけません。
※衛星捕捉まで時間を要する場合や、一時的に停波する場合があります。
※遮蔽物がある場合には接続が制限されます。また、一部地域においては接続されない場合があります。
※iPhone:2025年9月16日より提供開始 、Androidスマートフォン:2025年8月28日より提供開始
ゆる登山だけじゃない、第一部では本格登山派の視点での話も
今回の記事では「ゆる登山」という視点での座談会をお届けしましたが、実は座談会は二部構成で開催されました。

第一部では、登山情報サイト『山と渓谷オンライン』編集長の西村さん、登山情報プラットフォーム『YAMAP』の金海さん、国際山岳ガイドの近藤謙司さんが集まり、登山における通信や安全対策についてディスカッション。
こちらは本格登山派ならではの意見が飛び出しました。

たとえば……
「山小屋やすれ違う登山者から得られる生のローカル情報を通信環境と組み合わせることで、より安全に登山できるのではないか。」という声や、「「au Starlink Directで4G/5G回線に頼らず安否確認できるのは、登山者本人にとっても家族にとっても安心。」といった意見が出ました。
さらに「標高6,500mのエベレスト・C2から見上げた夜空に、スターリンク衛星の光が流れ星のように見えた!」なんていうスケールの大きなエピソードまで。
そちらの様子は、山と渓谷オンライン・YAMAPの記事をチェックしてみてくださいね。
Supported by KDDI