収納力・安定感・耐久性を兼ね備えた「クリーブ」
背負い心地や使い勝手を高めた「クリーブ」。まずは全サイズ共通の機能をチェックしていきましょう。
収納力抜群のショルダーハーネス

まず目を引く「クリーブ」の特徴といえば、ショルダーハーネスの収納力。大口のメッシュポケットを左右に2つずつ、合計4つ備えています。
カリマーの語源になっている「carry more = もっと運べる」が体現されたような機能です。
リュックサックを下さずに小物にアクセス

4つの収納力を合わせると、サコッシュやウエストポーチが不要になるほど。リュックサックを下ろさずに行動食やサングラスといった荷物にアクセスできるのは、一度使うと手放せない便利さです。
収納口を絞れるドローコードも備えているので、荷物の落下を気にすることなく安心して行動できます。
収納力の高いポケット

収納できるボトルの容量アップも、リニューアルポイントのひとつ。伸縮性のあるポケットには、600mlの大きなボトルも収納可能です。暑いシーズンでは熱中症対策にも水分補給は欠かせないので、水を多めに持てるのはうれしいですね。
もしボトルが当たるのが気になる場合は、ソフトフラスクを使用すると快適に持ち運べます。
多彩な外付け収納が便利

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リュックサック本体の外付け収納も多彩で、すぐに取り出したいウインドシェルやグローブなどの収納に困りません。
外付け収納
・大きなフロントメッシュポケット
・本体トップに物を挟めるギアストラップ
・1Lボトルも入る両サイドのストレッチメッシュポケット
・マットなどの収納に便利なボトムホルダー
外付けは状況に合わせよう

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ただし、外付けが多すぎると荷重バランスが崩れたり、ほかの登山者と接触するリスクも。すれ違いが多い登山道や狭い難所などでは、外付けのボリュームに注意しましょう。
カリマーだからこその安定感

背負い心地は、さすがカリマー。長年リュックサックを作り続けてきたカリマーの背面設計技術と、広い面でフィットするショルダーハーネスが合わさって、体と一体化するようなフィット感です。
たとえ下り坂で小走りをしても、リュックサックがブレたりズレたりすることはありません。
バックル式に変更し、操作性も向上

小走りにも対応できるほど安定感を高めてくれるのが、2本のチェストストラップ。バンジーコードからバックル式にリニューアルしたことで、操作性も安定感もアップしています。
長く使える!軽くて耐久性の高い生地

ファストハイクなどのアップテンポな登山にも対応するために、軽さだけではなくタフさも持ち合わせているのが「クリーブ」のよさ。
本体に採用しているX-GRIDリップストップ生地は、100デニールの軽量ナイロンに、強度の高い超高分子量ポリエチレン糸をグリッド状に織り込んだ素材。本体は軽いのに、生地に触れるとしっかりした頼れる感触が伝わってきます。
生地がタフで気兼ねなく使える

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おかげで、岩場や藪の多いルートでも気兼ねなく行動できます。もちろん内部もタフで、パッキングに神経質になることもありません。
経年劣化にも強い生地なので、長く愛用できるのもうれしいポイントです。
次から容量モデル別に特徴をみていきましょう。
【cleave 20】日帰り登山向けのコンパクトサイズ

シリーズのなかで最もコンパクトなモデルが容量20Lの「クリーブ20(cleave 20)」。
わずか660gの軽さとパネルローディングタイプ(ファスナー開閉式)で、日帰り登山やワンデイのファストハイクに活躍します。
ミニマムサイズながら、機能も豊富

「クリーブ20」だけが備えている機能がトップのデイジーチェーン。カラビナを連結して熊鈴などを取り付けるのに便利です。
軽量化できて、持ち運びもコンパクト

背面パネルは、本体内部から取り外しが可能。

折りたたんでコンパクトに収納できるため、縦走登山時のアタックサックや旅行先のサブバックとしても利用できます。
山から街まで気軽に背負えるシンプルさ

街でも背負いたいときには、ウエストベルトを取り外してシンプルなスタイルに。山から街まで幅広いシーンに活躍するのが「クリーブ20」です。
【cleave 30/40共通】容量調整がしやすく、泊まりで使える

左:cleave 30、右:cleave 40
「cleave 30(クリーブ30)」と「cleave 40(クリーブ40)」は、荷物の量に合わせて調整できるロールトップタイプ。山小屋泊やテント泊登山に対応するモデルです。
両モデルの共通ポイントと、それぞれのポイントをチェックしていきましょう。
フロントからすぐ荷物を取り出せる

「クリーブ」の象徴ともいえるのが、フロントアクセスジッパー。ロールトップを閉めたまま本体内部へアクセスでき、必要なものをスムーズに取り出せます。
容量調整できるロールトップのよさを生かしながら、手間だった収納性をクリアしたグッドデザイン。止水ファスナーがアクセントにもなって、スタイリッシュさを引き立てています。
荷物量に合わせられるクローズドパターン

左:トップでバックルを留めた収納状態、右:ファスナーで閉めた最大時の収納状態
メインコンパートメントは、荷物の量に合わせて3種類の留め方で対応できます。
荷物量とクローズドパターン
- 適量のとき
ロールトップのバックルをサイドで留める - 多めのとき
ロールトップを巻く回数を加減してトップでバックルを留めて容量を調整 - 最大のとき
バックルを留めずに開閉口のファスナーだけを閉めて対応
蒸れにくく、フィットしやすい背面構造

背面システムには、凹凸のあるパッドとメッシュ素材を重ねた二重構造を採用。背面に隙間ができるおかげで、アクティブな行動中でも背中の汗ムレが抜けやすくなっています。クッション性もあって、背負い心地も上々です。
腰骨に寄り添いながらしっかりフィット

見えない部分にもひと工夫が。ヒップベルトの腰骨が当たる部分には中抜きしたパッドを挿入しているので、腰回りに寄り添うように柔らかくフィット。
背負い心地の安定感を高めながら、長時間装着で悩ましい腰骨の痛みを軽減してくれます。
2サイズから選べる背面長
身長に合わせてフィット感を選べるように、背面長はS(42cm)とM(48cm)の2サイズ展開。一般的には男性はMサイズ、女性はSサイズがフィットします。

「cleave 40」背面長の違い。モデル身長183cm。左:Sサイズ、右Mサイズ

「cleave30」背面長の違い。モデル身長165cm。左:Sサイズ、右Mサイズ
見た目での違いは分かりにくいですが、実際に背負うと腰骨への当たり具合などが変わってきます。登山専門店などで試して、自分にあったサイズを確認しましょう。
【cleave 30】本格登山から日常使いまで対応

「クリーブ30」は、幅広いシーンに使いまわしがきく容量30L。
山ごはんセットや防寒着で荷物が多くなる日帰り登山から、3シーズンでの山小屋泊登山まで活躍します。

腰で背負える本格的なヒップベルトは取り外しが可能。荷物の量や登山スタイルに合わせられるだけではなく、旅行や日常でも使いやすい仕様です。

フロントメッシュポケットの入口が斜めになっているのは、荷物を収納しやすいようにという実用的なやさしさ。細かな仕様ですが、収納したウインドシェルの出し入れがスムーズにできます。
【cleave 40】長距離を快適に歩ける大容量

「クリーブ40」は、今春のリニューアルで仲間入りした容量40Lモデル。
山小屋泊まりはもちろんのこと、荷物を軽くしたいテント泊などにおすすめ。クリーブならではの安定感と収納力を発揮して荷物を快適に運べます。

宿泊登山を想定した「クリーブ40」ならではの機能が、深めにデザインされたフロントメッシュポケット。テントポールなどの長物や、履き替え用のサンダルを収納するのに活躍してくれます。
スタイリッシュな「クリーブ」で、足取りも心も軽やかな登山を楽しもう!

収納力、軽さ、背負い心地の三拍子揃った機動性だけではなく、デザイン性まで高い「クリーブ」は、登山のモチベーションまで上げてくれるリュックサック。登山の充実度が増すこと間違いなしです。
今シーズンは「クリーブ」を背負って、足取りも心も軽やかに登山を楽しんでみませんか?
クリーブシリーズ一覧
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