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槍ヶ岳

槍ヶ岳|登山者憧れの山へと誘う、王道の4ルートを徹底解説〈難易度や山小屋情報も掲載〉

北アルプス南部の名峰・槍ヶ岳。日本百名山であり、美しい尖峰は登山者の憧れの山のひとつです。山頂へはさまざまなルートがありますが、今回は人気の上高地発着ルートや表銀座縦走を含めた4コースと登山口や山小屋の情報を紹介。難易度や必要なアイテムについても紹介します。

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

槍ヶ岳ってどんな山?

東鎌尾根から見た槍ヶ岳
出典:PIXTA
標高山頂所在地山域最高気温
(6月〜8月)
最低気温
(6月〜8月)
3180m長野県松本市・大町市、岐阜県高山市北アルプス南部14.6℃-0.8℃

出典:ヤマレコ

鋭く尖った山頂部が最大の特徴の槍ヶ岳は、北アルプスのシンボル的存在です。3180mという標高は日本第5位ですが、深田久弥の『日本百名山』にも登場するなど、登山者がいつか登りたいと憧れる山のひとつです。稜線が四方に延びており、いずれも北アルプス屈指の人気コースです。

憧れの槍ヶ岳に登りたい!登山難易度は?

山頂直下のハシゴ
出典:PIXTA

「信州 山のグレーディング」では、上高地経由の槍ヶ岳のルートは体力レベルが8(2〜3泊以上が適当)、技術レベルがCとされています。

切れたった稜線や足元の悪いガレ場などがありますが、クサリ場やハシゴなども整備されており、登山中級者以上であれば登頂も可能です。ただし、核心部までも行程が長く体力が必要、人気の山のためすれ違いなどに時間がかかるといったこともあるので、しっかりと余裕を持った計画を立てて挑みましょう。

難易度アップのルートもあるので要注意!

大キレット
出典:PIXTA

槍ヶ岳の南に延びる稜線の南岳から北穂高岳の間には「大キレット」と呼ばれる北アルプス屈指の難路があります。中級者の登山者は、この大キレットに踏み入らないようにしましょう。槍ヶ岳から北穂高岳への縦走は上級者以上向けになります。

槍ヶ岳登山時の装備は?

槍ヶ岳登山でヘルメットを着用する登山者
出典:PIXTA

岩場の多い槍ヶ岳登山コースでは、普段の登山装備に加えてヘルメットも持って行きましょう。長野県でも槍ヶ岳登山時にはヘルメット着用を推奨しています。登山靴はグリップ力がしっかりしたものを履いていきましょう。

槍ヶ岳の天気と地図をチェック

気象状況によって装備も変わってきます。また、麓と山頂付近の気象状況も大きく変わる場合も。事前に天気を調べてから登りましょう!
合わせて自分が登るルートについては、地図も用意して詳しく調べてくださいね。

槍ヶ岳のふもと(松本市)の10日間天気

日付 03月14日
03月15日
03月16日
(月)
03月17日
(火)
03月18日
(水)
03月19日
(木)
03月20日
(金)
03月21日
03月22日
03月23日
(月)
天気 曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
曇のち晴
曇のち晴
晴時々曇
晴時々曇
晴のち曇
晴のち曇
曇時々雨
曇時々雨
曇時々晴
曇時々晴
晴時々曇
晴時々曇
晴時々曇
晴時々曇
曇時々雨
曇時々雨
気温
(℃)
12
0
11
0
13
0
15
-1
17
0
13
7
17
3
18
1
17
1
15
2
降水
確率
20 30 30 20 30 80 30 40 40 80

槍ヶ岳の登山指数

日付 03月15日
03月16日
(月)
03月17日
(火)
03月18日
(水)
03月19日
(木)
登山
指数
A A A C C
登山指数の留意点

登山をするための快適さを、山頂や山麓の気象条件から、気象学的知見を用いて登山指数A~Cで表現をしています。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、気象条件を独自計算したものです。
ただし、以下のリスクは含まれておりません。

  • 雷の発生の可能性
  • 前日の天気による道のぬかるみ
  • 局地的大雨
  • 土砂災害の発生の可能性
  • 雪崩の発生の可能性
  • 噴火の可能性
  • 積雪の有無
  • 濃霧
  • 低温または高温
  • 虫やヒルなどの発生状況

山の天気は大きく変わりやすいため、登山指数はあくまで目安としてご利用頂き、最新の気象データや天気図、各登山道情報をご確認ください。
なお、本情報に基づいた行為において発生したいかなる人物の負傷・死亡、所有物の損失・損害に対する全ての求償の責は負いかねます。ご了承下さい。

槍ヶ岳周辺の山と高原地図

さまざまな登山道の中心にある槍ヶ岳

槍ヶ岳ルート図
出典:国土地理院地図、制作:編集部

槍ヶ岳は色々な登山道からアクセスできるため、自分の好みやレベルに合わせてルート選択ができます。

危険箇所も少なく、ゆっくり高度を上げられる槍沢コースは初級者にもおすすめです。最短ルートで一気に頂上を攻めるのなら飛騨沢コースが良いでしょう。燕岳など表銀座を楽しみながら登るルートも人気。夏には高山植物やお花が咲き誇る西鎌尾根コースは、撮影スポットがたくさんあります。

ぜひお気に入りのルートを見つけて計画を立ててみてください。

槍沢コース|上高地発着でアクセスも便利!王道ピストンルート

合計距離: 41.16 km
最高点の標高: 3088 m
最低点の標高: 1511 m
累積標高(上り): 5120 m
累積標高(下り): -5118 m

体力レベル: ★★★★☆

【2泊3日】コースタイム:19時間20分

参考: ヤマプラ

技術的難易度: ★★★★☆

・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

凡例:グレーディング表

コース概要

【1日目】上高地バスターミナル(60分) → 明神分岐(60分) → 徳沢(20分) → 新村橋(50分) → 横尾(60分) → 一ノ俣(40分) → 槍沢ロッヂ(泊)
【2日目】槍沢ロッヂ(45分) → 槍沢キャンプ地(55分) → 大曲 (60分) → 天狗原分岐 (90分) → 坊主の岩小屋(40分) → 殺生小屋 (40分) → 槍ヶ岳山荘(30分) → 槍ヶ岳(30分) → 槍ヶ岳山荘(泊)
【3日目】槍ヶ岳山荘(20分) → 殺生小屋(20分) → 坊主の岩小屋(60分) → 天狗原分岐(50分) → 大曲(25分) → 槍沢キャンプ地(35分) → 槍沢ロッヂ(30分) → 一ノ俣(50分) → 横尾(50分) → 新村橋(20分) → 徳沢(60分) → 明神分岐(60分) → 上高地バスターミナル

槍ヶ岳の数多いコースの中で最も一般的なコースが槍沢コースです。上高地から出発し梓川沿いを上流へ、続いて槍沢沿いを進むにつれ斜度が上がり本格的な登りになります。

1日目 上高地バスターミナル〜槍沢ロッジ

ワサビ沢
提供:ヤマレコ/fieldhand03

上高地から梓川沿いの整備された登山道を上流に進みます。横尾の分岐を右に進路を取り梓川沿いをさらに進みます。

一ノ俣の木道
撮影:YAMA HACK編集部

一ノ俣の木道を渡り槍沢沿いに高度を上げていきます。

槍沢ロッジ
提供:ヤマレコ/dcq393xhn

沢から離れひと登りすると槍沢ロッジに到着です。1日目はここまで、槍沢ロッジのお風呂で疲れを癒してください。

2日目 槍沢ロッジ〜槍ヶ岳山荘

槍沢ロッジを出発、徐々に木々がまばらになってきます。

大曲雪渓
撮影:YAMA HACK編集部

大曲りには雪渓あり。このあたりから登りがきつくなってきます。

雪渓アップ
提供:ヤマレコ/fieldhand03

その年にもよりますが、夏場でもこれくらい分厚い雪渓が残っています。右脇に小道があるのでそこを通りましょう。

その後天狗原分岐は右に進路を取ります。つづら折りをしばらく登るとグリーンバンドと呼ばれるハイマツ地帯に入り、槍ヶ岳が間近に迫ってきます。

槍沢から見た槍ヶ岳
出典:PIXTA

ガレ場・ザレ場のジグザグ道を登り切ったら槍ヶ岳山荘に到着です。

槍ヶ岳の分岐
撮影:YAMA HACK編集部

ちなみに、写真「坊主岩屋下」の分岐を右に行くとヒュッテ大槍。槍ヶ岳山荘はまっすぐ先にあります。

2日目 槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳山頂

槍ヶ岳山荘から見る槍ヶ岳
出典:PIXTA

槍ヶ岳山荘について宿泊の手続きを終えたら、いよいよ核心部の槍の穂先に挑戦しましょう。荷物は小屋に置いていくこともできます。槍の穂先は往復で1時間程度ですが、お盆や連休など登山者が集中する期間はコースが渋滞し、3時間以上かかることもあります。

槍ヶ岳のハシゴ
出典:PIXTA

連続するクサリやハシゴは三点支持をしっかり行えば大丈夫。慎重に頂上を目指してください。

槍ヶ岳山頂からの景色
出典:PIXTA

山頂についたら360°の大パノラマを堪能してください!

3日目 上高地へ下山

槍ヶ岳山荘を出発したら、往路と同じコースで上高地へ下山します。


飛騨沢コース|新穂高温泉発、最短距離で槍ヶ岳に登る!

合計距離: 30.34 km
最高点の標高: 3088 m
最低点の標高: 1098 m
累積標高(上り): 5419 m
累積標高(下り): -5419 m

体力レベル: ★★★★☆

【2泊3日】コースタイム:17時間

参考: ヤマプラ

技術的難易度: ★★★★☆

・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

凡例:グレーディング表

コース概要

【1日目】新穂高温泉(125分) → 白出沢出合[奥穂高登山口](90分) → 滝谷出合(60分) → 槍平小屋(泊)
【2日目】槍平小屋(150分) → 千丈分岐点(135分) → 飛騨乗越(15分) → 槍ヶ岳山荘(30分) → 槍ヶ岳(30分) → 槍ヶ岳山荘(泊)
【3日目】槍ヶ岳山荘(10分) → 飛騨乗越(70分) → 千丈分岐点(90分) → 槍平小屋(50分) → 滝谷出合(70分) → 白出沢出合[奥穂高登山口](95分) → 新穂高温泉

新穂高温泉から出発するこのコースは、最短距離で槍ヶ岳の山頂に到着します。その他のコースと比較して登山者が少ないので、静かに深山の雰囲気を堪能したい人にはおすすめです。

1日目 新穂高温泉〜槍平小屋

新穂高ロープウェイ駅から出発し、未舗装の林道をしばらく進行します。奥穂高岳登山口の分岐が現れたらそのまま直進、白出沢の橋を渡ったら道は登山道になります。

滝谷避難小屋
提供:ヤマレコ/tongchang

引き続き右俣谷の沢ぞいを上流に進むと、滝谷出合(川が合流する地点)に到着します。写真は滝谷出合にある避難小屋です。

槍平小屋前の木道
提供:ヤマレコ/tongchang

この木道が出てきたら、槍平小屋はもうすぐです。

槍平小屋
提供:ヤマレコ/dcq393xhn

この日宿泊する槍平小屋に到着です。

2日目 槍平小屋〜槍ヶ岳山荘・山頂

千丈乗越付近から見る槍ヶ岳
出典:PIXTA(写真は千丈乗越付近から見る槍ヶ岳)

槍平小屋を出発、しばらく進むと槍ヶ岳方面の最後の水場があります。樹林帯を抜けるとまもなく千丈沢乗越分岐に出ます。このあたりは美しい花畑が広がっています。

道は次第にガレ場となりつづら折りをひたすら登ると飛騨乗越に出ます。分岐を左に進み、急斜面を越えれば槍ヶ岳山荘に到着します。ここから山頂までは槍沢コースと同じ行程をたどります。

3日目 新穂高温泉へ下山

帰路は同じコースで新穂高温泉へ下山します。槍沢コースで上高地へ下山するコース設定も可能です。


表銀座縦走コース|圧巻!北アルプスのパノラマ大縦走

合計距離: 41.64 km
最高点の標高: 3088 m
最低点の標高: 1455 m
累積標高(上り): 6086 m
累積標高(下り): -6025 m

体力レベル: ★★★★★

【3泊4日】コースタイム:25時間57分

参考: ヤマプラ

技術的難易度: ★★★★☆

・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

凡例:グレーディング表

コース概要

【1日目】燕岳登山口(90分) → 第二ベンチ(80分) → 合戦小屋(90分) → 燕山荘(30分) → 燕岳(25分) → 燕山荘(泊)
【2日目】燕山荘(60分) → 大下りノ頭(120分) → 喜作レリーフ(40分) → 大天荘(10分) → 大天井岳(10分) → 大天荘(30分) → 大天井ヒュッテ (182分) → 西岳(10分) → ヒュッテ西岳(泊)
【3日目】ヒュッテ西岳(60分) → 水俣乗越(130分) → ヒュッテ大槍(50分) → 槍ヶ岳山荘(30分) → 槍ヶ岳(30分) → 槍ヶ岳山荘(泊)
【4日目】槍ヶ岳山荘(20分) → 殺生小屋(20分) → 坊主の岩小屋(60分) → 天狗原分岐(50分) → 大曲(25分) → 槍沢キャンプ地(35分) → 槍沢ロッヂ(30分) → 一ノ俣(50分) → 横尾(50分) → 新村橋(20分) → 徳沢(60分) → 明神分岐(60分) → 上高地バスターミナル

長野県の中房温泉から出発して、燕岳、大天井岳を経由し、槍ヶ岳へと至る表銀座縦走は、北アルプスでも指折りの人気コースです。変化に富んだ稜線歩きをたっぷりと堪能することができます。

1日目 中房温泉〜燕岳・燕山荘

合戦尾根の鎖場
出典:PIXTA(写真は合戦尾根の鎖場)

中房温泉から燕山荘までの合戦尾根ルートは、北アルプス三大急登に数えられていますが、特に危険な箇所はなく体力的にはきついものの安心して登ることができます。途中いくつかあるベンチで休みながら登ると、燕山荘に到着します。

燕山荘直下の階段
出典:PIXTA(写真は燕山荘直下の階段)

ここから燕岳までは片道約30分。燕岳の山頂を踏破し燕山荘に到着したら1日目は終了です。

2日目 燕山荘〜大天井ヒュッテ

燕岳の登りから表銀座縦走路
出典:PIXTA(燕岳登りから、遠くに見える槍ヶ岳)

2日目燕山荘を出発、槍ヶ岳を遠望しながらハイマツに囲まれた穏やかな稜線を南に進みます。大下りを経過ししばらく進むと大天井岳が見えてきます。このあたりからクサリとハシゴが現れます。小林喜作のレリーフを過ぎると分岐がありますので、これを右の巻き道へ進んでください。大天井岳の中腹をトラバースしながらしばらく進むと大天井ヒュッテに到着です。

2日目 大天井ヒュッテ〜ヒュッテ西岳

ヒュッテ西岳
提供:ヤマレコ/BittoR(写真はヒュッテ西岳)

大天井ヒュッテで休憩をしたら、西岳へ向けて歩を進めます。稜線の左側をトラバース気味に進みます。林を抜けるとビックリ平と呼ばれる見晴らしの良い平坦地が現れます。ビックリ平からはなだらかな稜線歩きが続きます。いくつかの小さなピークを超え、赤岩岳の山頂を巻いて進むと2泊目の宿泊地ヒュッテ西岳に到着です。

3日目 ヒュッテ西岳〜槍ヶ岳山頂

東鎌尾根の3連ハシゴ
提供:ヤマレコ/take180 (写真は東鎌尾根名物(?)3連ハシゴ)

3日目、コースはいよいよ東鎌尾根に入ります。ヒュッテ西岳を出発したら水俣乗越まで急な下りとなります。浮石の多い箇所や、高度のあるハシゴ、痩せた稜線歩きがありますので注意しましょう。

水俣乗越からは再び登りに転じます。ハシゴが連続し第1、第2、第3展望台というステップ上で高度を上げていきます。第3展望台からさらに上昇するとヒュッテ大槍に到着。ここから頂上直下の槍ヶ岳山荘までは、岩場を40分程度登りますが危険な箇所はありません。槍ヶ岳山荘から山頂までは槍沢コースと同じ行程です。

4日目 下山コース

槍沢コースで上高地に抜けるほか、飛騨沢コースで新穂高温泉方面に下山することも可能です。


西鎌尾根コース|お花畑を堪能できる、和みの山歩き

合計距離: 35.15 km
最高点の標高: 3088 m
最低点の標高: 1098 m
累積標高(上り): 5363 m
累積標高(下り): -5363 m

体力レベル: ★★★★★

【2泊3日】コースタイム:20時間10分

参考: ヤマプラ

技術的難易度: ★★★★☆

・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

凡例:グレーディング表

コース概要

【1日目】新穂高温泉(60分) → 中崎橋(10分) → 笠新道登山口(10分) → わさび平小屋(20分) → 小池新道登山口(60分) → 秩父沢出合(90分) → シシウドヶ原(60分) → 鏡平(60分) → 弓折分岐[乗越](70分) → 双六小屋(泊)
【2日目】双六小屋(45分) → 樅沢岳(50分) → 硫黄乗越(50分) → 左俣乗越(90分) → 千丈乗越(90分) → 槍ヶ岳山荘(30分) → 槍ヶ岳(30分) → 槍ヶ岳山荘(泊)
【3日目】槍ヶ岳山荘(10分) → 飛騨乗越(70分) → 千丈分岐点(90分) → 槍平小屋(50分) → 滝谷出合(70分) → 白出沢出合[奥穂高登山口](95分) → 新穂高温泉

新穂高温泉を出発、双六小屋で1泊して西鎌尾根を経由、槍ヶ岳山頂を目指すコースです。槍の肩まで危険な箇所が少ないのが特徴。コースの各所に花畑があり登山者の心を和ませてくれます。

1日目 新穂高温泉〜双六小屋

双六小屋と鷲羽岳
出典:PIXTA(双六小屋前の道、小屋の奥は鷲羽岳)

新穂高温泉のバス停から出発、蒲田川を渡って左俣林道に進みます。わさび平小屋を経て小池新道登山口へ。小池新道で秩父沢を渡り、しばらく進むと穂高岳を映しこむことで有名な鏡池があります。ここから弓折岳分岐はあと1時間ほど。分岐を右に折れ広々とした稜線を進みます。

双六小屋の手前は平坦地になっており小さな池とお花畑が広がっています。双六小屋に到着したら1日目は終了です。

2日目 双六小屋〜槍ヶ岳山頂

樅沢岳の登りから双六岳と双六山荘
出典:PIXTA(樅沢岳の登りから振り返る双六岳と双六山荘)

双六小屋を出発。歩き始めるとまもなく樅沢岳の緩やかな頂上に到着します。続く樅沢東峰は山頂の右側へトラバースします。

西鎌尾根より槍ヶ岳
出典:PIXTA(西鎌尾根より槍ヶ岳)

広々とした稜線歩きが左俣乗越まで続きます。

西鎌尾根の岩場が目立つ登山道
出典:PIXTA

登山道は次第に岩場が目立ってきます。いくつかのクサリ場を超えて千丈沢乗越に着いたら分岐を左へ進みます。ここから槍の肩まで1kmほど、ガレ場やザレ場が増えてきますので、足元に注意しながら登りましょう。きつい傾斜を登りきると槍ヶ岳山荘に到着です。

3日目 下山コース

飛騨沢コースで新穂高温泉に抜けるほか、槍沢コースで上高地方面に下山することも可能です。



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