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え?まるで新品みたい!!お気に入りの登山靴を復活させて、さらに大切な一足へ

登山靴のソールを張り替える「リソール」をしたことはありますか?

YAMA HACKで実施したアンケートでは、およそ7割の登山者がリソールをしたことがないようです。登山靴のソールは擦り減るもので、そのたびに捨ててはゴミになるばかり…。

そこで、リソールとはどのようなものか、実際にその現場を見学してきましたので、その様子をご紹介します!

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目次

ソールを張り替えれば、まだ履ける!

山を登れば登るほど思い出や経験は増えていきますが、減っていくものがあります。それは、登山靴のソール。
いくら耐久性が高いソールであっても、長い距離を縦走したり、岩場などの難所を越えたりすると、徐々に擦り減ってしまいます。

@Tomu Ohnishi

ソールが擦り減ったら、登山靴を買い替える。たしかに新しい登山靴は気分が上がり、しっかりグリップします。
しかし、毎回買い替えていてはゴミが増える一方で、自然環境の負担にもなるばかり。
また、高価な登山靴。アッパーは大丈夫なのに買い換えないといけないのは、お財布にも厳しい部分が……。

環境への配慮ももちろんですが、たくさんの登山の思い出と共に足に馴染んできた登山靴と別れるのは、相棒を失うようで何よりもさみしいものですよね。

買い替えを決める前に、こちらの写真を見てください。

左:リソール前、右:リソール後

実はこの2つ、同じ登山靴のビフォーアフター。6〜7年ほど履いた登山靴(写真左)の、ソールを張り替える修理「リソール」をしました(写真右)。その結果は、まさに生まれ変わり!

まるで別の靴みたいですが、グリップは蘇りつつ、足へのフィット感は以前のまま。履き心地はそのままに、新しい姿に生まれ変わります。

そうです、リソールをすると、その登山靴はまだまだ活躍できます。
ひとつのものを大切に長く使うのは、ゴミを減らせる自然にやさしいアクション。登山靴も決して安くはないアイテムのため、お財布にもやさしくて、リソールはまさに一石三鳥なんです。

ソールの張り替えを”しない理由”は、「手間がかかりそう」

登山靴のソールといえば、登山者にとってはお馴染みの黄色いマーク「Vibram(ヴィブラム)」。耐久性が高く、多くの登山靴に使われているソールですが、実は擦り減ってしまった場合には張り替えることができます。

みなさん、登山靴のソールの張り替えってしたことありますか?

YAMA HACKの読者向けにとったアンケートでも、「登山靴をリソールしたことがない人」が、なんと約70%!リソールを知っていても、実際にリソールしたことがある人はあまり多くないようです。

リソールしたことがない理由についても、

ソールが変えられるとは知らなかった!
それに、どこでリソールできるのか、わからない。

手間がかかりそうだし、高そう……

新しい靴を購入したい!

高そうなどのイメージや、分からない知らないなどといった理由が多く、どうやらリソールについてあまり詳しくは知られていないようです。

どんな靴”でも、Vibramに!?

Vibramでは登山靴だけではなく、ほぼすべての靴をリソールできるといいます。
VibramからVibramへのリソールはもちろんのこと、普段使いのスニーカーをVibramにしてカスタマイズすることも。

スニーカーではおなじみのコンバースのスニーカーも、なんとVibramにすることができるとか。
リソールしたい靴のデザインや用途に合わせて、知識と経験豊かな職人が、最適な組み合わせを提案してくれます。

リソール対応できる主な靴

  • 登山靴
  • トレイルランニングシューズ
  • クライミングシューズ
  • スニーカー
  • 革靴
  • サンダル

とっても簡単な3STEP!

アンケートでも、”手間が掛かりそう”というイメージがありましたが、「予約・相談・送る」とたった3つのステップで完了。

@Tomu Ohnishi

どれくらい手間がかかるのか、そしてどんな風に修理が行われるのか、実際に登山靴のリソールを依頼して、工場に伺ってきましたので、ご紹介します。

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