登山や旅行に便利!サブ財布にぴったりなモンベル

山でロゴを見かけない日はないほど、多くの登山者に愛されているアウトドアブランド<モンベル>。
登山のみならず日常でも使えるアイテムも展開しており、財布もその1つ。軽量でコンパクト、かつ収納性に長けたモデルが多いです。
軽くて丈夫!コストパフォーマンスの高さが魅力

どのくらい軽いのかというと、なんと全モデル59g以下。小銭、お札、カードが入る財布で最も軽量なモデルは、わずか15g(500円玉2枚分くらいの重さ)です。
もちろん軽量だからといって、強度が低いわけではありません。通常ナイロン素材より数倍の強度をもつオリジナル素材を使い、耐久性を損なわずに軽量化を図っています。
またコストパフォーマンスの高さも大きな魅力でしょう。
他ブランドが3,000円を超えるなか、遜色ないスペックをもちながらもモンベルの財布は1,000~2,000円前後で手に入ります。
軽量と耐久性の両立、そして手に取りやすい価格帯。これは長年素材開発を続け、独自のテクノロジーをもつモンベルだからこそ実現できるといえますね。
モンベルの財布全9モデルを紹介
モンベルの財布は全9モデル展開です。
デザインも仕様も異なりますが、収納力でみると以下の3つのグループに分類できます。

まずは財布に収納したいものはなにかを考え、求める条件にあうものはどれか絞っていきましょう
【小銭+お札+カードが入る】モンベルの財布6モデル
通常の財布と同じ収納力で、現金で支払うことが多い人におすすめ。折りたためる薄型タイプから、やや厚みはあるもののジッパーで閉じられるタイプまで、多様なラインナップが揃っています。
①超軽量でコンパクトな「トレールワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
三つ折りタイプで、通常の財布として使えるモデルのなかでは最も軽量。わずか15gと、500円玉2枚分ほどの重さしかありません。
生地には、従来ナイロンより3.6倍の強度をもつ210デニールの独自素材バリスティック®ウルトラ ナイロン・リップストップを採用しています。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は3ヵ所備えられています。生地が薄いので、カードの表面が少しだけ透けて見えます。
お札の仕切りはありません。

撮影:YAMA HACK編集部
小銭入れは財布の表側に設けられています。
開口部はジッパーで、マチが設けられているので小銭が取り出しやすいです。家の鍵を収納するのは厳しめ。
②メッシュ地で小銭の残量がわかる「スリムワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
二つ折りタイプで、薄型のスリムな財布です。このラインナップの中では一番リーズナブルなモデル。
330デニール・ナイロン・リップストップを採用し、太さのある糸と引き裂きに強い編み方で強度を高めています。
内部にループが付き、ザック内部のキーフックに引っ掛ければ紛失対策にもなります。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は3ヵ所備えられています。お札の仕切りもあり。

撮影:YAMA HACK編集部
小銭入れは内部に設けられ、開口部はべロクロで留める仕様。つまみが付いているので、開閉しやすいです。
また唯一メッシュ地のポケットを採用しており、中身が確認できて便利です。
③軽さと収納力のバランスに優れている「フラットワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
二つ折りタイプで、薄型のスリムな財布です。従来ナイロンのおよそ2倍の強度をもつ、210デニールのバリスティック®ナイロン・リップストップを採用しています。
わずか28gと、500円玉4枚分ぐらいの重さしかありません。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は6ヵ所備えられています。お札の仕切りはありません。
カードの段差を抑えるために芯材が入っているので、カード類が折れにくくなっています。

撮影:YAMA HACK編集部
小銭入れは財布の表面に設けられています。
開口部はジッパーで、マチが設けられているので小銭が取り出しやすいです。家の鍵を収納するのは厳しめ。
④小銭を分けて収納できる「ミニジップワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
コの字型のジップが付いたタイプ。引き手にはループが付き、グローブをした状態でも開閉しやすく便利です。
本体左右にもループが付き、ザックのキーフックに付ければ紛失防止になります。またカラビナなどを通せば、パンツのベルトなどにぶら下げられるので、手ぶらで移動できて便利です。
撮影:YAMA HACK編集部
前で紹介した③「フラットワレット」と同じ、210デニールのバリスティック®ナイロン・リップストップを採用。
重さは31gと、500円玉5枚ほどしかありません。
内部には仕切りが4ヵ所あり、カードや小銭を収納できます。100円玉はここ、10円玉はここ……と小銭を分けて管理できるので、取り出す際にジャラジャラと探す手間も省けますね。
ほかにも鍵や、お札も小さく折りたためば収納可能です。
⑤最も多くのカードを収納できる「ワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
べロクロで開閉する三つ折りタイプ。前述した3モデルに近い、薄型でスリムなデザインが特徴です。
②で紹介した「スリムワレット」と同じ、330デニールのナイロン・リップストップを採用しています。
49gと前出した4モデルより重さはあるものの、カードの収納数や広めの小銭入れなど利便性に優れています。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は8ヵ所備えられています。
お札の仕切りもあり。大きく開けて見られるので、お札を探しやすく取り出しやすいです。

撮影:YAMA HACK編集部
小銭入れは裏面に設けられ、開口部はべロクロの蓋で閉じられています。
マチなどは設けられていませんが、蓋の部分をうまく使えば小銭を広げられて取り出しやすくなります。
⑥中身がこぼれ落ちにくい「ジップワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
3辺をジッパーで閉じる仕様で、中身がこぼれ落ちにくいモデルです。③「フラットワレット」と同じ、強度に優れた210デニールのバリスティック®ナイロン・リップストップを採用しています。
引き手にループが付いているので、グローブをした状態でも操作しやすくて便利。
59gと、このラインナップの中では1番の重さ。それでも卵1個分くらいしかありません。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は6ヵ所備えられています。お札の仕切りもあり。

撮影:YAMA HACK編集部
小銭は内部にあります。開閉はべロクロですが、ボタンのような丸型で「バリバリ」と鳴らないのもポイント。
芯入りでマチが設けられているので、中身が見られて取り出しやすいです。
【お札+カードが入る】モンベルの財布1モデル
お札とカードのみを収納できるモデルです。小銭は収納できません。
キャッシュレスが基本で、予備として一応現金を持っておきたい人におすすめのモデル。
⑦フラットワレットの小銭入れがない版「シンプル フラットワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
二つ折りタイプで、前述した③「フラットワレット」の小銭入れがないバージョン。キャッシュレスが基本で、予備として一応現金を持っておきたい人におすすめです。
前述した③「フラットワレット」⑥「ジップワレット」などと同じ、強度に優れた210デニールのバリスティック®ナイロン・リップストップを採用しています。
重さはわずか22gと、500円玉3枚分ほどしかありません。
撮影:YAMA HACK編集部
カード収納は6ヵ所備えられています。お札の仕切りはありません。
カードの段差を抑えるために芯材が入っているので、カード類が折れにくくなっています。
【小銭が入る】モンベルの財布2モデル
小銭のみ収納できるモデルです。すべて手のひらに収まるサイズ感なので、アウターやパンツのポケットにもしまえます。
⑧最も小さくて軽い「コインワレット」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
消しゴム程の大きさしかなく、モンベルのなかでは最も軽量でコンパクトな財布。わずか10gと、100円玉2枚ほどの重量です。
生地には330デニールのナイロン・リップストップを採用しています。カラビナなどを通せるループ付き。

撮影:YAMA HACK編集部
開口部はべロクロで留める仕様。
側面が立つボックス形状で、かつ底が浅く広いので小銭が取り出しやすいです。小銭20枚は余裕で入ります。
⑨口が大きく開いて小銭が取り出しやすい「コインパース」
1枚目:提供 モンベル、2枚目:撮影 YAMA HACK編集部
手のひらにすっぽり収まるサイズ感。前で紹介した⑦「コインワレット」よりも収納力がありながら、重量の差はわずか2gです。
その理由は、生地に使われているオリジナル素材のバリスティック®ナイロン・リップストップ。特殊な加工により従来のナイロンと比べて、同重量でもおよそ2倍の強度をもっています。

撮影:YAMA HACK編集部
開口部はジッパー式。ループ付きなので、グローブをした状態でも操作しやすく登山にも最適。
ジッパーに沿うように芯が作られており、口が大きく開くので小銭も取り出しやすいです。
モンベル コインパース
素材 | 210デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング] |
---|---|
重量 | 12g |
サイズ | 5.7 x 9cm |
カードの収納数 | 0 |
カラー | ブラック(BK)、グリーン(GN)、グレー(GY)、ネイビー(NV)、パープル(PU)、イエロー(YL) |
中身が見えて取り出しやすい
結局どれがおすすめ?収納の多さと重さを表にしてみた

通常の財布のような収納力を持ち、かつ軽量性を重視するなら「トレールワレット」 「スリムワレット」 「フラットワレット」がおすすめ。登山や旅行にも最適です。
動きの大きいアクティビティなら、ジッパー付きの「ジップワレット」や「ミニジップワレット」がおすすめ。
旅先や登山の行き帰りで、バスの運賃や自動販売機、御朱印や神社のお賽銭など小銭を使う機会が多いなら「コインワレット」 「コインパース」も候補になるでしょう。
モンベルのお財布Q&A
「防水性はあるの?」 「汚れたら洗濯機で丸洗いしてもいい?」 「1番人気の財布は?」など、モンベルの財布にまつわる気になる疑問について解説します。
モンベルの財布に防水性はあるの?
防水性のある財布はありません。中身を守るためにも、雨などで濡らさぬよう使い方に配慮してください。
汚れてしまった時のお手入れ方法は?
<お手入れ方法3ステップ>
① 桶などに財布が浸かるくらい水を入れ、「O.D.メンテナンス マルチクリーナー」などの中性洗剤を加えます。
② 財布を浸して押し洗いします。目立つ汚れは中性洗剤をつけて、スポンジで優しくこすります。
③ 十分にすすぎを繰り返し、水気を切って陰干しして乾燥させます。
売れ筋NO.1の人気のお財布はどのモデル?
この記事で紹介したとおり、それぞれの財布に用途やニーズがあるため、どのモデルも好評なのだそう。
ついつい「人気」のワードに惹かれますが、一番重要なのは自分が使いやすいかどうか。たとえば現金払いがメインなのに、人気NO.1の財布がカードの収納メインで小銭入れが少ない仕様だとしたら、用途に合わず使いづらいですよね。
まずは「どう使いたいのか」を考え、自身の用途やニーズにあったモデルを探してみましょう!
モンベルの財布は軽い、使いやすい、丈夫の3拍子が揃っている

老若男女使いやすいシンプルなデザインに、豊富なカラーリングモデルを展開しているモンベルの財布。
軽さはもちろんのこと、小銭の取り出しやすさや引手のループなど、ユーザーの利便性や使い勝手を考えて作られています。
ラインナップも豊富なのでどれにしようか悩んでしまいますが、カードより現金を使う、お札とカードがメインで小銭はあまり使わないなど「どのようにして使いたいのか」を考えてみると選びやすくなるかもしれません。
こちらの記事もおすすめ
▼ハードなシーンでも安心の防水モデルから普段使いしやすい革財布まで紹介!
▼軽い・小さい・水に強い!山岳メーカーの超軽量な財布
▼YAMA HACK編集部員が愛用しているミニマルな財布も紹介!