アイキャッチ画像提供:株式会社キャラバン
遭難救助システムの『RECCO』を新たに搭載

Zamberlan(ザンバラン)の軽量ファストトレッキングシューズ「サラテ トレック GT RR」から、新モデルが発売。
従来のサラテ トレック GT RRからの最大の違いが、遭難救助システム『RECCO』を搭載したこと。
具体的には、山岳遭難発生時に捜索活動を行う救助ヘリ側が所持する、“探知機が発信する極超短波の周波数電波を反射するための『反射板』 ”がシューズに内蔵されました。

これはスウェーデンのRECCO社が開発した国際的に採用されているシステムで、海外では雪崩埋没者捜索のため雪山登山やスキー用のウェア・ザックなどの一部モデルに反射板が内蔵されています。
これまで日本では『RECCO』の探知機を所持するために電波法に基づいた資格が必要なため、あまり普及してきませんでした。今回のアップーデートは、世界的なスタンダードを見越したアップデートともいえますね。
シューズとしての魅力的なスペックは健在!

2025年春夏モデルでのこれ以外の変更点はカラーバリエーションがブラック・ネイビー・グレーとよりシックになったこと(2024年春夏モデルはブラック・レッド・イエロー)のみですが、そもそも軽量ファストトレッキングシューズとして優れた性能を備えているのがサラテ トレック GT RR。その魅力を再確認してみましょう。
足にしっかりフィットする頼もしいホールド感

前足部分は、足指の先端からのシューレーシング(靴ひもでの固定)が可能な、ラップアラウンドフィット構造を採用。つま先〜くるぶし〜足首までをしっかりと、かつ自在な締め具合で靴ひもを調整できるのです。

足首部分は、ソフトクッション素材のアンクルサポート機能を採用。優れたフィット感だけでなく、柔軟な履き心地を実現しています。カットが高めながらアキレス腱が当たる部分を低くデザインすることで、足首をしっかりホールドしつつストレスなく歩くことができます。
動きやすく快適な履き心地

アッパーの足首部分と同じ位置のタン(靴のベロ)には柔らかく弾力性がある素材を使用した黒い切れ込みが設けられています。これによって前述の高いフィット感と同時に、足首の適度に自由な動きを実現しているのです。
高いグリップ性と堅牢性で岩場も安心

サラテ トレック GT RR RECCOのアウトソールはモデル名の通りライトトレッキングシューズのカテゴリに属するモデルですが、岩場を歩くアプローチシューズ的な特性も備えています。
アウトソール(靴底)素材には、グリップ力の高いヴィブラムPepe(MEGAGRIP)を使用。つま先だけで狭い岩場に立ちこめるクライミングゾーンを配したパターンも採用しています。つま先まわりも岩などへ衝突や擦れから足を守るためランドラバーで補強されており、岩場でも安心して行動できるのです。
サラテ トレック GT RR RECCO 製品詳細

カラー | 100 グレー、190 ブラック、670 ネイビー(全3色) |
サイズ | EUR38~48(約24.0~29.0cm) |
重量 | 約480g(EUR42片足標準) |
ラスト | X-アクティブフィット |
素材 | 【アッパー】ハイドロブロック・スエードレザー(1.6mm〜1.8mm) 【ライニング】ゴアテックス・エクステンディッドコンフォート 【ソール】ヴィブラムPepe(MEGAGRIP) (ミッドソール:EVA) 【インソールボード】Nylon1.5mm+PE(ウルトラライトフレーム) |
定価 | 39,600円(税抜36,000円) |
遭難救助システムの搭載でさらに魅力が増しながら、価格は2024年春夏モデルと変わらないZamberlan(ザンバラン)のサラテ トレック GT RR RECCO。
フィールドでの汎用性も高いこの一足を、登山靴選びの候補にしてみませんか。
Zamberlan(ザンバラン) サラテ トレック GT RR RECCO
カラー | 100 グレー、190 ブラック、670 ネイビー 全3色 |
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サイズ | EUR38~48(約24.0~29.0cm) |
重量 | 約480g(EUR42片足標準) |
ラスト | X-アクティブフィット |
アッパー素材 | ハイドロブロック・スエードレザー(1.8~2.0mm) |
ライニング素材 | ゴアテックス・エクステンディッドコンフォート |
ソール素材 | ヴィブラムPepe(MEGAGRIP)(ミッドソール:EVA) |
インソールボード素材 | Nylon1.5mm+PE(ウルトラライトフレーム) |