【感動レビュー】今までなかったゆるいあたたかさの行動着

ここまで見てきて、「暖かいの?保温着?どんなシーンで使うんだろう……」という方も少なくないはず。
というわけで、詳細とともに3月の低山で着用したレビューをお届けします。
結論から言うと……ありそうでなかった、この絶妙な暖かさのウェアがめちゃくちゃ使いやすかったんです!
◆こんな人におすすめ
◎行動中にウェアの脱ぎ着をしたくない人
◎軽くて着心地のいいウェアが好きな人
◎ソフトシェル不要でその分荷物が減るので、荷物を少なくしたい人
絶妙な生地の厚さで「ちょどいい」が行動中もずっと続く

登山開始時は着ている感のなさから、本当に大丈夫?寒くないか?……と心配でしたが歩き始めて10分と経たないうちに、保温性・通気性・動きやすさの三拍子がそろったバランスの良さに驚きです。
体幹は暖かく、ほどよく熱が抜ける構造

サイドパネルと腕の下側にかけてはインサレーションなしの構造。これにより、汗や蒸れが溜まりにくく、熱や湿気が抜けやすくなっています。

長めのセンタージッパーは上下から解放できる2way仕様。ベンチレーションとして通気性を確保し、オーバーヒートを防いでくれます。
細部まで使いやすさにこだわったつくり

腕の内側には速乾性のあるキャプリーン・クール・ライトウェイト素材を採用。腕まくりしやすい上に、ソフトな肌触りであることもずっと着ていたくなる要因のひとつ。

ポケットはスマホもすっぽり入る大きめサイズのチェストジップポケットのみ。シンプル構造なので、ハーネスやバックパックと干渉しにくい点もポイントです。
春山で熱くなる状況って、急登で運動量が増えるわずかな時間だったりしますよね。その度に、行動着を着脱するのが煩わしい。
ナノエア・ウルトラライトなら、脇の下から熱を逃すことプラス、さっと袖をまくる、センタージッパーを下げるなどの対処で乗り切れちゃう。
しっかり着込むほどではないけど、やや肌寒くてちょうどいいレイヤリングが見つからない。そういう微妙なシーンこそ活躍する超絶便利なウェアだなと惚れました!
フーディー&プルオーバーがラインナップ

「ナノエア・ウルトラライト」シリーズはフーディーとプルオーバーの展開。生地など基本的な機能性は同じですが、フーディーモデルはクライミング用ヘルメットの上からも被れるフードを備えています。自身の好みや使用シーンに合わせて選んでみてください。
サイズ選びどうする?
身長154cm普通体型の筆者はXSがピッタリでした(普段からパタゴニアのXS着用)。
ナノエア・ウルトラライトは行動中も着続けることが想定されるのでジャストサイズがおすすめです。
スリムフィットなのでプルオーバータイプは着脱しにくいのでは?と気になる方もいるかもしれませんが、センタージッパーが大きく開くので問題ないでしょう。
ナノエア・ウルトラライト・フルジップ・フーディ
ナノエア・ウルトラライト・プルオーバー
使用後はお手入れも忘れずに!

お手入れは、使用する度にしっかりと洗い、メンテナンスを行いましょう。といっても難しいことはなく、中性洗剤を使用して洗濯機で洗濯OK。洗濯後はしっかりと乾かします。
正しくメンテナンスを行うことで、ウェア自体が長持ちしますよ。
ナノエア・ウルトラライトで登山を軽やかに楽しもう!

今回は3月の低山ハイクで着用しましたが、ナノエア・ウルトラライトはずっと着続けていられる極薄アクティブインサレーションなので、冬場の軽いトレイルランや夏山テント泊での就寝着としてなど1年を通して様々なシーンで使ってみたいと感じました。
ぜひこの新感覚なふんわりとした温かさと着心地の良さを登山に取り入れてみてください。
行動着としての軽さと使いやすさは、一度着れば手放せなくなること間違いなし!