肌触りは満場一致で高評価!気になるチクチク感は?

なんといってもウールクルーロングスリーブを象徴するのが、「ウールの質感をそのままに残した着心地」。まずは着用した感想を教えてもらいました。
ーー肌当たりもやわらかなメリノウールを使用してますが、実際に着てみてどうでしたか?
okaさん
普段の登山でウール100%のベースレイヤーを着ることも多いですが、いい意味でいつも通りのウールの着心地でした。
ハイブリッドウェアは化繊の質感が残ってしまいがちですが、この製品は本当にウールそのまま!
ajuさん
なめらかでやわらかく、肌触りの良さが印象的。
生地のストレッチ性の高さも相まって、ずっと着ていてもストレスのない着心地でした。
kenさん
ウールのチクチク感が苦手で、普段は化繊のインナーの上にウールを重ね着していました。
でも今回着用したウールクルーロングスリーブはそういった肌ざわりもなく、なめらかな触り心地が好みです。

着心地の良さを評価する声が上がった一方で、こんな意見も。
okaさん
初めて着用した際にチクチク感があり、それが気になりました。
その後、一度洗濯したところ、ウール特有の毛が触れる感覚はなくなり、やわらかく心地よい質感が感じられました。
ウールのチクチク感を気にする人も多いかと思いますが、okaさんのようにおろしたてのウェアは繊維の断面が肌に刺さって気になる場合も。
ウールクルーロングスリーブは、セーターなどと比べてそんなチクチクが起こりにくい製品になっているので、気になる場合も何度か洗濯するうちに馴染んでいくでしょう。
スッキリシルエットで一枚着用もOK?!

ウールクルーロングスリーブを着用するajuさん(西穂高岳周辺にて)
またピッチリとしたものが多いベースレイヤーの中でも、このウールクルーロングスリーブは、フィットしながらもほどよくゆとりあるシルエットをしています。
ーー着用した際のシルエットはどうでしたか?
ajuさん
一枚で着ても「ベースレイヤー感」がなくて良かったです。
生地に厚みがあるので重い印象はありましたが、襟ぐりがゆったりめで締め付け感もありません。
袖はリブが入っているのでだらんと下がってくることもなく、そのままでも着用しやすかったですね。
kenさん
スリムなシルエットですがピッタリし過ぎないので、暑くなったらこれ一枚で行動しても違和感ないベースレイヤーだと思いました。
しかしベースレイヤーゆえにこんな悩みも……
okaさん
インナーとしてはタイトで良いと思います!
ただ僕の場合、着るとお腹や体のラインが出てしまったので、これ一枚で行動するにはやや抵抗がありました。
真冬は上に重ねて着ることが多いと思うのでシルエットを気にすることは少ないと思いますが、初秋や春先など、行動中1枚になることもある季節には、Tシャツなどを重ねてシルエットカバーするのも良さそうですね。
低温下でも安心して使える機能性でした

ウールクルーロングスリーブは、ウール86%・ポリエステル14%の配合率で、大半がウールで構成されています。18.5ミクロンの細いウール繊維が使用された180g/㎡の厚みの生地で、秋冬でも使い勝手の良い厚みです。
今回、3名が使用したフィールドは以下の通り
- okaさん:自転車&ハイキング、低山登山
- ajuさん:月山や西穂高岳、涸沢
- kenさん:10月の安達太良山(最高気温15℃)、赤城山(最高気温8℃)
フィールドでの機能について聞いてみました。

ーー使用中のあたたかさはどうでしたか?
okaさん
素肌にウールクルーロングスリーブを着用し、自転車ではその上にウィンドシェルを、登山ではその上にベストをレイヤリングして使用しました。
秋の冷たい風にさらされる場面でも、ほどよいあたたかさが体を包んでくれました。ウールが吸湿してくれるので、蒸れを感じにくいのも気に入ったポイント!
ajuさん
ウールの割合が高いこともあり、肌当たりがとても気持ちよかったです。
保温性も暑すぎなくてほどよく、気温10度ほどの西穂高岳では、これ一枚で行動できました。
月山は気温が5度ほどで、強い風が吹きつけることもありましたが、山シャツやアウターをレイヤリングすることで、寒さも気にならず快適に過ごせました。
kenさん
日帰り登山で二回使用しました。
一回目は気温15度ほどで、これ一枚で行動しましたが。少し暑かったからか、汗はかいてしまいましたね。
2回目は5度くらいでベースレイヤーとして使用。登りで汗をかき、休憩時に風に吹かれましたが、汗冷えも少なく快適に着続けられました。
100%とウールと比べてオーバーヒートしにくく乾きが早いので、アクティブなシーンではこちらの製品の方がよいと感じました。
保温性はかなり高い様子。またポリエステルが持つ速乾性もうまく機能していることが伺えます。
よく伸びるので、動きを妨げない!

メリノウール100%に比べてストレッチ性の高いNIKKE AXIOにより、腕の曲げ伸ばしや体の動きに合わせた追従など、動きやすさも魅力の一つ。
ーー動きやすさはどうでしたか??
okaさん
伸縮性があって動きやすいと思います!
普段ゆったりとした服装が多いので、最初は締め付け感がありましたが、慣れてくるとそれも気にならなくなりました。
ajuさん
一枚でも重ね着時でも動きやすかったです。伸びが良く、締め付け感はありませんでした。
kenさん
登山中の動きを妨げる感じはなかったです。
僕の感覚では、伸縮性はそこまで高いとは思いませんでした。だけどある程度の動きに追従するくらいにはストレッチしていると思います。
あくまでも天然繊維がベースの製品なので、ストレッチナイロンのように弾力のある伸縮性とは感覚が異なる印象。ですが、無理なく伸びてくれるので、自然体に近い形で動くことができます。
さすがウール!汗冷えもしっかり軽減

NIKKE AXIOに内包されたポリエステルの機能により、汗は素早く吸収・拡散。ウール100%と比べて乾きが早いのも本製品のメリットです。
またウールは吸湿性が高く、肌をドライに保つ一方で、表面は疎水性を持っているため、水分が繊維の内部にとどまりやすく、肌に触れる部分が濡れにくくなっています。このため、濡れても体温が奪われにくく、汗冷えの軽減に効果的。
ーー汗をかいたあと、蒸れやべたつき感はありましたか?
okaさん
動いてる間は少し暑くて、汗をかいてしまいました。でも、停滞時の汗冷えは、特に感じませんでしたね。
ウールは汗かいても冷えないので好きですが、やはりザックと干渉する背中とかはベタつきます。
化繊だけのインナーと比べると、どうしても乾きは遅かったので、テン場に着くと一旦脱いで乾いてる服と交換しました。
ajuさん
汗冷えはなかったです。
が、私自身が暑がりで汗っかきなので、気温10度以上の登山では少し暑かったです。
私の場合、日中でも5度くらいまでしか気温があがらない晩秋や初冬の北アルプス、厳冬期ベースレイヤーとして使うのが良いと思いました。
kenさん
汗冷えはほぼ感じなかったです。
気温15度ほどの登りは熱く汗をかきましたが、いつのまにか乾いていて速乾性の高さも感じました。
やはり秋冬のベースレイヤーということもあって、気温が10度以上の環境では「暑い」という感想も。寒暖差のある環境下での着用が最もパフォーマンスを発揮してくれそうですね。
あなたなら、どうレイヤリングする?
この3名にウールクルーロングスリーブを使った「秋・冬のレイヤリング例」を考えてもらいました。
okaさんのレイヤリング例

【秋】 「10月中旬の八ヶ岳紅葉ハイク(テント泊)」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:Goldwin ウールクルーロングスリーブ
ミドルレイヤー:センチデザインアルファダイレクト
パンツ:迷迭香
帽子・手袋:halo commodity
靴下:OLENO
【冬】 「厳冬期 2,000m以下の山」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:Goldwin ウールクルーロングスリーブ
ミドルレイヤー:山と道
アウターレイヤー:ツルギジャケット
パンツ:山と道
帽子:halo commodity
グローブ:アクシーズクィン
靴下:mont-bell
okaさん
アウターや中間着は色物を着ることが多いのでベースレイヤーはチャコールグレーをチョイスしてます。
行動中の暑い時はベース一枚で歩いたりもします^ ^
ajuさんのレイヤリング例

【秋】 「10月の北アルプスでの紅葉(日帰りハイク)」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:Goldwin ウールクルーロングスリーブ
ミドルレイヤー:ULSUS / 1/2 Zip Hoodie
ショートパンツ:山と道 / DW 5-Pocket Shorts
キャップ:halo commodity / Found Cap
ソックス:Na Giean Socks
【冬】 「初冬の北アルプスでの雪山登山」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:Goldwin ウールクルーロングスリーブ
シャツ:AXESQUIN ELEMENTS / タスランナイロンのロングシャツ
ミドルレイヤー:AXESQUIN ELEMENTS / オクタライニングのカーディガン
ボトムス:山と道 / Winter Hike Pants
キャップ:halo commodity / Hares Fur Cap
グローブ:halo commodity / Duct Glove
ajuさん
とにかく暑がり汗っかき!
ウールインナーで汗冷えを防ぎ、上にはアルファやオクタなどを使用した保温だけでなく通気性も非常に高いアクティブインサレーションをよく選びます。
脱ぎ着の回数を減らすためにも”着続けられる”ウェアが、暑がりな私には必須です。
アウターレイヤーは秋は3シーズンレインジャケット、冬はハードシェルです。
kenさんのレイヤリング例

【秋】 「最高気温15-20℃の山行」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:Goldwin ウールクルーロングスリーブ
ミドルレイヤー:ridge mountain gear Basic Long Sleeve Shirt “Stripe
パンツ:山と道 5Pocket shorts
帽子・手袋など:Houdini day break cap
その他:ultra good luck 暮
【冬】 「最高気温0-10℃の山行」での使用シーン例
<着用コーデ例>
ベースレイヤー:ウールクルーロングスリーブ
ミドルレイヤー:Palante packs Grid fleece foodie
パンツ:Moonlight gear equipment Unfake pants
その他:ultra good luck 暮
kenさん
あまり休憩をせずに歩くことを意識してるので、少し寒いかな?くらいのレイヤリングで動くことが多いです。
今回のレイヤリングには入れていませんが、アウターは必ずmoonlight gear の「equipment dd jacket 」を持っていっています。
メンズ・レディースで2カラーを展開!

左から、メンズ・ブラック、メンズ・ミックスチャコール、レディース・ブラック、レディース・ミックスチャコール
カラーバリエーションはメンズ、レディースともにブラックとミックスチャコールの2色展開。サイズはメンズが【1・2・3・4】、レディースが【2・3・4】で販売されています。
※)1→Sサイズ相当、2→Mサイズ相当、3→Lサイズ相当、4→XLサイズ相当
メンズ・レディースにデザイン的な大きな違いはありませんが、裁断パターンが男女の骨格に合わせて調整されています。
便利なタートルネックやレギンス、タンクトップもあります
今回紹介したロングスリーブのほか、タートルネック、レギンス、タンクトップも展開されています。カラーはメンズ・レディースともに、ロングスリーブと同様のブラックとミックスチャコールの2色展開です。
ウールタートルネックロングスリーブ(Wool Turtleneck Long Sleeves)

Wool Crew Long Sleevesの首まわりが襟で覆われたタイプ。首が冷えると血行が悪くなったり自律神経の乱れが起こるため、寒い季節は首をあたためることも大切です。
商品名は「タートルネック」ですが、襟はそれほど高くなく、首まわりのキツさもないので、使い勝手の良いベースレイヤーだと感じました。
ウールレギンス(Wool Leggings)

快適性を追求した高機能レギンス。秋冬の登山では、脚部に汗をかくことはそれほどありませんが、脚まわりを保温しておくためにも有効なウェアです。
心地よい履き心地はレギンスも変わらず。ぜひトップスとセットで揃えておきたいところ。
ウールブレンドメッシュタンク(Wool Mesh Tank)


NIKKE AXIOの着心地はそのまま、通気性のあるメッシュ生地でシーズンを問わず活躍するアイテム。蒸し暑い季節でも、ウールのさらりとした質感が不快感を軽減します。
Tシャツや薄手のシャツなどと合わせて、春夏に重宝すること間違いなし!
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