アイキャッチ画像:YAMA HACK編集部
※本記事の情報は、2024年1月25日時点のものです
※記事で紹介している製品は、予告なく仕様変更や発売延期・中止になる可能性がございます。あらかじめご了承ください
※発売予定の記載がない製品は春頃発売予定です
2024年春夏<パタゴニア>注目の新製品をチェック!
パタゴニアの、2024年春夏展示会にYAMA HACK編集部とともに潜入してきました。
環境に配慮しつつ妥協のないモノづくりを続け、今シーズンも革新的な素材を採用したウェアが多数登場。新しいおすすめアイテムにもたくさん出会えましたよ。
今季の注目ギアの中から、編集部が気になった山で使える注目アイテムやリニューアル&新製品を紹介します。
と、その前に……個人的イチオシを発表

個人的に激推しなのが、シルエットの美しさに一目惚れした新製品の「クアンダリー・ジョガーズ・パンツ」。
サラッとした肌触りで、履き心地も良さそうです。春にぴったりの絶妙な色味がそろい、どの色にしようか今から迷います。
と、冒頭から個人的なイチオシを発表してしまいましたが、このパンツは山でも街でも使いやすい注目の新製品。さっそく、詳しく紹介していきます。
大注目①パンツのラインナップが充実「クアンダリー」シリーズ

ストレートシルエットの汎用性が高い「クアンダリー・パンツ」を筆頭に、ショートパンツなどがそろう、パタゴニアの人気パンツシリーズ。
定番の「クアンダリー・パンツ」がリニューアルしたほか、新製品「クアンダリー・ジョガーズ・パンツ」も登場しました。
▼「クアンダリー」シリーズラインナップ
アイテム名 | メンズ | ウィメンズ |
クアンダリー・パンツ | ○ | ○ |
クアンダリー・ジョガーズ・パンツ | ○ | ○ |
クアンダリー・コンバーチブル・パンツ | ○ | ー |
クアンダリー・ショーツ・8インチ | ○ | ー |
クアンダリー・ショーツ・7インチ | ー | ○ |
新製品「クアンダリー・ジョガーズ・パンツ」

パタゴニアのロングセラー「クアンダリー・パンツ」がジョガータイプとなった新製品。
すっきりとした美シルエットは快適に動ける設計で、汎用性が高く、街でも山でも活躍すること間違いなしの1本です。
伸縮性を備えたリサイクルナイロンとポリウレタンの素材を採用し、ストレッチ性がよく、脚の上げ下げもスムーズ。
リサイクルナイロンは、海で使用され廃棄予定となった漁網をリサイクルした“ネットプラス”素材を使用した生地となっていて、これは「クアンダリー」シリーズ共通の素材です。

生地や構造は基本的に同じですが、メンズとウィメンズでは細部の仕様が異なっています。
ウィメンズのみ、腰まわりはニット素材となっていてソフトなフィット感で長時間の着用でもストレスフリー。
リニューアル「クアンダリー・パンツ」

定番トレッキングパンツのクアンダリー・パンツが細部をリニューアル。ジョガーズパンツの項目で紹介した、ドローコードが使いやすくなった他、リペアパッチが配置されました。

左内側のポケットにはリペアパッチが配置されました。必要に応じて自分でリペアできるようになったのです。こういった細かい配慮も、永く製品を愛用できることにつながりますね。
末永く着られることは、地球にとってより負担の軽い製品であるということ。まさにパタゴニアスピリットです!
ウエストのドローコードは、内側でも外側でも使用できるように設計されています。用途やスタイルによって切り替えられ、非常に便利。ベルトが得意でない人にも嬉しいポイントです。
なお、クアンダリー・パンツだけでなく、「クアンダリー」シリーズ共通の仕様となっています。
再登場!「クアンダリー・コンバーチブル・パンツ」

ジッパーで膝下を分離することでショーツとしても着用できる2WAY仕様のパンツが久しぶりに登場。多用途に使え、ロングシーズンで活躍します。ショートパンツにした際の股下は9インチ。
なお、コンバーチブルタイプはメンズのみの展開です。
大注目②ライトウエイトの新製品「フーディニ・スタッシュ」

1枚あれば何にでも使える定番フーディニの新モデル、「フーディニスタッシュ」が登場。
従来からのフーディニジャケットと同じくライトウエイトに特化し、重さわずか105g。フードなしのプルオーバータイプとなっていて、クライマーやサイクリストの使いやすさを考えたモデルともいえます。
と聞くと、テクニカル寄りなのかと感じますが、腰まわりがシェイプされていないボックス型なので、街着としても使いやすいシルエットです。
なにより、豊富なカラーとロゴが3タイプあるというのが新しい!
ブラックなどのベーシックな色から、ビビッドな配色カラーまでチョイスするカラーによって雰囲気が全く異なるというのも面白いなと感じました。

前面と背面にベンチレーションを備え、風が通り抜ける構造。熱気がこもらず快適そうです。

両サイドには、面ファスナーのついたポケットを完備。スマホや小物を入れることができるので使い勝手◎。

フーディニ・スタッシュの「スタッシュ」には、“隠す”、“へそくり”という意味があるんだとか。その名の通り、胸ポケットに収納できるパッカブル仕様で、一瞬でコンパクトになります。個人的にはバックパックに忍ばせておきたいウェアナンバーワン!
同じ製品でもこんなにイメージが変わる!

編集部の男性陣3人でフーディニ・スタッシュを試着させてもらいました。同じ製品なのに、違うモデルを着ているかのよう。
同一スタイルですが、カラーを変えることでまるで違うモデルのように見えます。
腰まわりがシェイプされていないボックスシルエットだから、カジュアルでタウンユースもしやすい。

ロゴは3タイプ。ロゴデザインが違うだけでも、雰囲気がガラッと変わるのが不思議!

カラー×ロゴデザインで雰囲気が異なるので、色を選ぶのもとても楽しいもの。
ひとつのスタイルでカラーやロゴのデザインが異なるという、新しい試みもパタゴニアらしいですね!
他にもあるぞ!見逃せないリニューアル&新製品
リニューアルした「エアシェット・プロ・プルオーバー」

速乾性と通気性を備えた超軽量なウインドシャツの「エアシェッド・プロ・プルオーバー」がリニューアル。

従来よりキャプリーン・クール・ライトウェイト素材をフードと袖に使用していましたが、脇部分などキャプリーン素材の面積を拡大。汗をかいてもすぐに乾くので、行動量の多いアクティビティに最適です。胸ポケットも追加され、使いやすさアップ!
ウィメンズに仲間入り「テルボンヌ・ジョガー・パンツ」

これまで、メンズのみの展開だった「テルボンヌ・ジョガー・パンツ」がウィメンズに新登場。
とにかく軽く、ストレッチ性抜群なのでトレイルランニングやヨガなど動きが大きいアクティビティに最適。サイドにさりげなく入ったデザイン性もあるメッセージはウィメンズのこのカラーだけ。
レインウェアにも新製品「ボルダー・フォーク・レイン・ジャケット」

新定番となりつつあるPFCフリーのレインウェアに「ボルダー・フォーク・レイン・ジャケット」が新しく仲間入り。
素材には、優れた防水性と透湿性を持つ『H2Noパフォーマンス・スタンダード』の3層構造を採用。シングルジッパーなど無駄のないシンプル設計ながら、ポケットはハーネスやバックパックのウエストベルトに対応する配置にするなどトレイルなどでの使いやすさを考慮。
エントリーモデルの定番「トレントシェル3L・レイン・ジャケット」と本格トレイル仕様「グラナイト・クレスト・レイン・ジャケット」との中間にあたるモデルです。
2024年3月14日販売開始「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」

ウエアではありませんが、2024年3月14日に販売開始となる「オーガニック味噌・トゥー・ゴー」も気になる商品です。
試食させてもらいましたが、ちょうどいい塩気が身体に染み渡る優しい味わい。鰹節と一緒にお湯で溶かすだけで手軽に味わい深いお味噌汁が楽しめます。200g入りのパウチタイプは、山に持って行くのにも良さそう!
なお、原料の大豆は、土を耕さずに農作物を栽培する不耕起栽培によるものを使用することで「環境問題の悪化を防ぎ、再生させる」ことを重視しています。
番外編|気になるアイテムをチラ見せ!

定番のトレントシェル3Lの新色を発見。くすみカラーだけでなく鮮やかな色も登場しています。これからの季節、明るい色味を買い足すのもいいですね。

ワッペンが素敵すぎる「クアンダリー・ブリマー」を発見。サイドにはロゴもついていてかわいさ2倍。幅の広いつばと吸湿発散性のある生地で、暑い日のキャンプや釣りなどで活躍しそう!

ブラックホール・ダッフルにもロゴデザインがポイントのアイテムがありました。ギアの整理整頓に、旅行やキャンプなどで使いたいですね。
本格的なシーズンインが待ち遠しい!

今回紹介したアイテム以外にも、まだまだ気になるアイテムがたくさん。今後も春夏シーズンの新作が登場するので、YAMA HACKでは登山やキャンプなどアウトドアで活躍するパタゴニアの注目製品を随時紹介していきます。
各アイテムの気になる詳細については、公式HP(https://www.patagonia.jp/home/)もチェックしてみてください!