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丸川峠

大菩薩嶺コースガイド|丸川峠~大菩薩嶺~上日川峠周回コース

大菩薩嶺(2,057m)は、日本百名山のひとつにも数えられる山です。雪のない時期は、初級者から楽しめる山として人気。登山口までの交通アクセスも良く、週末になると多くの人が訪れます。

今回の記事では、丸川峠から上日川峠を通過する周回コースを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

樹林帯のなかに草原が広がる「丸川峠」を経由する周回コース

丸川峠
撮影:山柳

人通りが少ない丸川峠周回コース。登山道のほとんどが樹林帯になりますが、途中の丸川峠には美しい草原が広がっています。丸川峠までは急登が続くため体力と気力が必要。登山道が崩落している場所もあるので、ある程度の登山レベルが必要になります。

コース概要

合計距離: 12.93 km
最高点の標高: 2036 m
最低点の標高: 895 m
累積標高(上り): 1228 m
累積標高(下り): -1228 m
【体力レベル】★★★☆☆
日帰り
コースタイム:6時間25分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
ルート概要
大菩薩峠登山口(25分)→丸川峠入口(20分)→林道終点(90分)→丸川峠(80分)→大菩薩嶺(10分)→雷岩(40分)→福ちゃん荘(20分)→上日川峠(70分)→千石平 (10分)→丸川峠入口 (20分)→大菩薩峠登山口

大菩薩峠登山口(丸川峠)までのアクセス情報

丸川峠の最寄りの登山口は「大菩薩峠登山口」になります。バス停から登山口までは少し歩きますが、駐車場は登山口目の前に。ただし、週末になると満車になる可能性が高いので、計画的に行動するようにしましょう。

クルマの場合

中央自動車道「勝沼」ICー国道20号ー県道38号ー県道201号ー国道411号ー県道201号ー丸川峠分岐駐車場

■丸川峠分岐駐車場
台数:15台
トイレ:なし
料金:無料

公共交通機関の場合

JR中央線「塩山」駅下車、山梨交通「大菩薩峠登山口線」乗車ー「大菩薩峠登山口」下車

山梨交通|大菩薩峠 時刻表

登山口情報

登山口 番屋茶屋
撮影:山柳

バス停には番屋茶屋というお店があります。開店している時間帯なら、簡易的な大菩薩嶺の地図を頂ける場合も。草だんごや名物のほうとうも食べられるので、ぜひ寄ってみましょう。

バス停 トイレ
撮影:山柳

バス停の前にはトイレが。登山口に向かう途中にも、もう一つ公衆トイレがあるので、準備に活用してください。

コース詳細ガイド

丸川峠 セクションマップ
出典:YAMAP

今回は5つのセクションにわけて紹介します。

▼セクション①:大菩薩峠登山口(バス停)~大菩薩峠登山口(駐車場)(約25分)
▼セクション②:大菩薩峠登山口~丸川峠(約110分)
▼セクション③:丸川峠~大菩薩嶺 山頂(約80分)
▼セクション④:大菩薩嶺 山頂~上日川峠(約70分)
▼セクション⑤:上日川峠~大菩薩峠登山口(駐車場・バス停)(約100分)

それでは大菩薩嶺の頂上と石丸峠に向けて出発しましょう。

セクション①大菩薩峠登山口(バス停)~大菩薩峠登山口(駐車場)(約25分)

大菩薩峠登山口(バス停)~大菩薩峠登山口(駐車場) セクションマップ
出典:YAMAP

セクション①は大菩薩峠登山口のバス停から大菩薩峠登山口(駐車場)まで。沢沿いの道を歩きながら登山口へ向かっていきます。

①番屋茶屋
撮影:山柳

番屋茶屋の目の前にバスが停まります。ベンチや地図が描かれた看板もあるので出発前に要チェック。

②舗装路を直進
撮影:山柳

登山口までは舗装路歩き。番屋茶屋の前にある道を直進していきます。

③遊歩道沿いの舗装路
撮影:山柳

雲峰寺へ行く遊歩道が左に現れます。今回は、舗装路沿いに進んでいきましょう。

④雲峰寺への階段
撮影:山柳

雲峰寺への階段が左手に見えます。登山口へはまっすぐ舗装路を進んでください。

⑤公衆トイレ
撮影:山柳

裂石公衆トイレが右手に見えます。登山口に公衆トイレはないので、用事がある方はすませておきましょう。

⑥直進する舗装路
撮影:山柳

再び舗装路を直進していきます。

⑦駐車場
撮影:山柳

裂石登山口駐車場です。登山口の駐車場が満車の場合は、こちらに駐車しましょう。

⑧舗装路
撮影:山柳

道路の両脇が樹林に覆われていきます。

⑨つづら折りの舗装路
撮影:山柳

大きなカーブと傾斜がある坂道になります。つづら折りの道を進んでください。

⑩登山口手前の舗装路
撮影:山柳

登山口駐車場の手前まで来ました。車とのすれ違いに注意してください。

⑪登山口駐車場手前
撮影:山柳

左手に黄色と黒のゲートが見えてきました。ゲートの先が登山口駐車場です。

⑫登山口駐車場
撮影:山柳

登山口駐車場に到着しました。登山口は駐車場の奥となります。

セクション②:大菩薩峠登山口~丸川峠(約110分)

大菩薩峠登山口~丸川峠 セクション②マップ
撮影:山柳

大菩薩峠登山口(丸川峠入り口)から丸川峠までは、ほとんど登りとなります。丸川峠までは展望がない樹林帯となるので、集中力を切らさないようにしましょう。

⑬大菩薩峠登山口の進行方向
撮影:山柳

登山口は駐車場の先の林道。地図が描かれた看板の横にあります。

⑭登山道の進行方向
撮影:山柳

看板が設置してある方向(矢印の方向)へ下っていきましょう。

⑮石がころがる登山道
撮影:山柳

林道は石や割れたコンクリートなどで少し荒れています。

⑯割れたコンクリート
撮影:山柳

舗装されている場所もありますが、ほとんど割れてしまっています。足元に注意しながら進みましょう。

⑰石がころがる林道
撮影:山柳

大小さまざまな石によって歩きにくい道に。ここを乗り越えれば、足元が安定していきます。

⑱なだらかな林道
撮影:山柳

林道沿いには目印のピンクテープがあるところも。道は明瞭なのでコースアウトの心配はほぼありませんが、念のため地図を確認しながら進んでください。

⑲道幅がある林道
撮影:山柳

林道の傾斜はゆるやか。急登が始まる前の足慣らしにぴったりの道です。

⑳平坦な林道
撮影:山柳

平坦な林道が続きます。道幅もあり、滑落の危険性もありません。

㉑林道の渡渉ポイント
撮影:山柳

林道の途中に渡渉ポイントが。石の上を歩いていけば濡れずに歩けます。

㉒ゆるやかな登りの林道
撮影:山柳

傾斜がゆるやかな林道を登っていきましょう。

㉓林道のカーブ
撮影:山柳

大きく曲がりながら登山道を目指していきます。林道はもうすぐ終わりです。

㉔林道終点
撮影:山柳

林道の終点です。看板を見落とさないようにしましょう。

㉔林道終点の看板
撮影:山柳

丸川峠を示す看板は右手に現れます。ここからは、本格的な登山道が始まるので、しっかりと準備をしましょう。

㉕看板と登山道
撮影:山柳

丸川峠に向かう尾根へ出ます。看板の方向へ登っていきましょう。

㉖登り序盤の登山道
撮影:山柳

登山道は序盤から傾斜が強くなります。ペースを守って進んでください。

㉗木の根の段差がある登山道
撮影:山柳

木の根による大きな段差があります。段差の小さい場所を選んで登っていきましょう。

㉘なだらかになった登山道
撮影:山柳

登山道には木の根が露出した箇所があります。道幅は広いので、足元を見つつ歩きましょう。

㉙切れ落ちた場所
撮影:山柳

登山道をカーブするとき、右側が切れ落ちている場所が。足を滑らせないようにしましょう。

㉚急登の登山道
撮影:山柳

尾根を登り標高を伸ばしていきます。踏み跡を確認しながら進んでください。

㉛平坦になった登山道
撮影:山柳

道が一度平坦になります。休憩をするときは左右の斜面に気をつけましょう。

㉜登りが始まるポイント
撮影:山柳

平坦区間が終わり、再び尾根を登り始めます。

㉝岩が露出した場所
撮影:山柳

岩が露出した場所を乗り越えます。右側が切れ落ちているので注意。

㉞痩せた平坦区間
撮影:山柳

傾斜がゆるやかになりますが、道幅が狭まるので左右に注意しながら歩いてください。

㉟再び平坦区間
撮影:山柳

再び平坦区間に。道幅もあり、休憩しやすいポイントです。

㊱大きな段差があるポイント
撮影:山柳

平坦区間が終わり、登りが始まると大きな段差が出現します。

㊲右側が切れ落ちた平坦区間
撮影:山柳

傾斜が再度ゆるやかに。道幅はやや狭くなります。

㊳登りが始まる登山道
撮影:山柳

傾斜が再び強くなっていきますが、ペースを乱さないように歩きましょう。

㊴木が割れている場所
撮影:山柳

右側が切れ落ちている場所をカーブ。右側に寄り過ぎないように登ってください。

㊵傾斜がある登山道
撮影:山柳

登山道を横切る木の根に注意しつつ歩いていきます。

㊶大きな岩の段差
撮影:山柳

岩と木の根による大きな段差が出現。足をぶつけないように乗り越えましょう。

㊷岩による段差
撮影:山柳

岩の間を抜けるように登っていきます。傾斜が強いので体力が奪われるポイント。

㊸木の音が露出した登山道
撮影:山柳

木の根が露出しているので、足の置き場に注意しつつ進んでください。

㊹傾斜がゆるやかになる場所
撮影:山柳

傾斜が次第にゆるやかに。右側の傾斜に気をつけて歩きます。

㊺道幅のある尾根道
撮影:山柳

道幅に余裕のある区間になります。

㊻右側が切れ落ちている場所
撮影:山柳

再び右側が切れ落ちている登山道に。傾斜はゆるやかなので、焦らずに歩いていきましょう。

㊼再び登りが始まるポイント
撮影:山柳

また登りが始まります。痩せた尾根道となっている場所があるので気をつけてください。

㊽岩の上を歩くポイント
撮影:山柳

足元が石となっています。濡れていると滑る可能性があるので気をつけましょう。

㊾荒れた岩場
撮影:山柳

大きな岩がころがる足場を乗り越え、先に進んでいきます。

㊾岩場
撮影:山柳

足の置き場をしっかりと決めながら、体をうまく使って登ってください。

㊾岩場
撮影:山柳

段差が大きい場所も。石と木の根に引っかからないように気をつけましょう。

50.カーブするポイント
撮影:山柳

右側の谷に気をつけつつ、安全に配慮して登っていきます。
52.封鎖されている旧道

撮影:山柳

道が崩落しているため、ロープで塞がれた旧道。迷いこまないように気をつけてください。

53.丸川峠手前の登山道
撮影:山柳

丸川峠が近づいてくると、登山道の勾配がゆるやかに。

54.丸川峠の草原
撮影:山柳

木々が段々となくなっていき、草原が広がり始めます。

55.丸川峠
撮影:山柳

丸川峠に到着しました。丸川峠には丸川荘があり、営業していればコーヒーなどがいただけます。

セクション③丸川峠~大菩薩嶺 山頂(約80分)

丸川峠~大菩薩嶺 山頂 セクション③マップ
出典:YAMAP

丸川峠から山頂へと向かいます。全体的に勾配はゆるやかですが、登山道が崩落している場所は要注意。

56.丸川峠の道
撮影:山柳

丸川荘の前にある道を進んでいきましょう。

56.ビューポイント
撮影:山柳

途中に富士山が山々の間から覗ける場所が。絶好の撮影ポイントです。

57.樹林帯のなかに入っていく道
撮影:山柳

植生保護のロープが張られた道を通り、再び樹林帯の中に入っていきます。

58.木の根の段差がある場所
撮影:山柳

樹林帯のなかは比較的歩きやすくなっています。木の根による段差がある場所は注意してください。

59.木の根と岩がある場所
撮影:山柳

左側が急斜面となっている場所で、岩と木の根により道幅が狭まっているところが。慎重に歩きましょう。

60.左右が少し切れ落ちた登山道
撮影:山柳

左右が斜面となっていますが、道幅があるので滑落の危険性は低いです。

61.国内御殿への尾根道との分岐
撮影:山柳

国内御殿のピークへと向かう道との分岐。大菩薩嶺へと向かう正規の道は左となるので注意してください。

62.なだらかな登山道
撮影:山柳

なだらかな道ですが、ところどころに石が埋まっているため、転ばないように気をつけましょう。

63.笹の生えている登山道
撮影:山柳

左側の斜面に笹が広がり始めます。景色の変化を楽しみながら歩いてください。

64.平坦区間
撮影:山柳

平坦で歩きやすい登山道が続きます。

65.段差のある登山道
撮影:山柳

木の根による段差がある場所です。何気ない場所で転倒することがあるので、常に気をつけながら歩きましょう。

66.補強されている登山道
撮影:山柳

片側が斜面となっている道を歩いていきます。

67.大きな木の根による段差
撮影:山柳

木の根による段差が出現。木の根が濡れていると滑りやすいので注意。

68.石段の上にある登山道
撮影:山柳

登山道はよく整備されており、石によって補強されている場所も。ピンクテープも各所に設置されているので、目印として活用してください。

69.倒木がある場所
撮影:山柳

登山道に倒木があるポイント。一歩で乗り越えられる程度の大きさです。

70.崩落ポイント
撮影:山柳

登山道が崩落している場所。補助用のロープが張られていますが、丸川峠コースのなかで最も危険性が高い場所です。手前側は踏み固められていますが、山頂側は土が柔らかく滑りやすいところも。短い区間ですが、慎重に一歩ずつ進んでください。

71.石がころがる登山道
撮影:山柳

左右の岩が苔むした登山道。美しいですが、石がころがっているため足元を見ながら歩きましょう。

72.道が狭まっている場所
撮影:山柳

道がやや狭くなり、登山道に丸太がかかっている場所。足を踏み外さないように進んでください。

73.石の上を歩く場所
撮影:山柳

ボコボコとした石の道を登っていきます。

74.大菩薩嶺への看板がある場所
撮影:山柳

山頂へと続くつづら折りの登山道。傾斜はそこまで強くなく、道幅もゆとりがあります。

75.標高が上がっていく登山道
撮影:山柳

徐々に標高を上げながら、自分のペースで山頂に向かいましょう。

76.山頂への登り
撮影:山柳

苔むした森の中をまっすぐ進んでいきます。

77.コメツガの森
撮影:山柳

「やまなしの森林100選 大菩薩稜線のコメツガ林」と書かれた看板がある場所。豊かな植生が登山者を癒してくれます。

78.山頂近くの登山道
撮影:山柳

登山道に少し段差があります。山頂までもう少し。気を抜かないように歩きましょう。

79.石を登るポイント
撮影:山柳

石の間を縫うように登ります。ここまで来れば難所はほとんどありません。

80.山頂間近の登山道
撮影:山柳

傾斜がゆるんでくれば、山頂はもう目の前。

大菩薩嶺山頂
撮影:山柳

大菩薩嶺の山頂に到着しました。山頂に展望はありませんが、この先に待っている雷岩からは絶景が見られますよ。

セクション④大菩薩嶺 山頂~上日川峠(約70分)

山頂~上日川峠 セクション④マップ
出典:YAMAP

雷岩を経由し、上日川峠へと向かいます。余裕があれば、大菩薩峠を経由して稜線歩きするのもおすすめ。

82.雷岩への道
撮影:山柳

山頂標識の奥へ。雷岩方面へ進んでいきましょう。

83.石がころがる下り道
撮影:山柳

雷岩へは引き続き樹林帯の中を歩いていきます。足元に石がころがっているので注意してください。

84.古びた木道
撮影:山柳

下りが終わると平坦な道に木道が現れます。木の根が露出している場所は、足の置き場に気をつけて歩いてください。

85.雷岩への平坦な登山道
撮影:山柳

障害物が少なく、ゆるやかな道です。道も分かりやすいので迷うことはないでしょう。

86.木道
撮影:山柳

再び木道が登山道に出現します。木道の先を少し登ったら、いよいよ雷岩です。

雷岩
撮影:山柳

雷岩に到着しました。雷岩からは、天気が良ければ富士山も見られるでしょう。

雷岩から上日川峠への道
撮影:山柳

今回は山頂から真正面の道を下り、唐松尾根から上日川峠へ向かいます。

88.上日川峠への道
撮影:山柳

両脇をロープで囲われた道を下っていきましょう。序盤は無数の小さな石によって滑りやすくなっているので、転ばないように気をつけます。

89.ガレている登山道
撮影:山柳

登山道には岩が多いので、注意しながら下ってください。

90.石が少なくなってきた登山道
撮影:山柳

登山道には分岐のような道が度々現れますが、いずれも同じ道に合流します。唐松尾根はコースアウトにのみ注意してください。

91.唐松尾根の中盤
撮影:山柳

唐松尾根の中盤にさしかかると、道が段々となだらかに。

92.唐松尾根の平坦区間
撮影:山柳

下り斜面から平坦区間になります。石がなく、道幅もあって歩きやすいですよ。

93.ゆるやかな登り
撮影:山柳

平坦区間から、次第にゆるやかな登りになっていきます。

94.唐松尾根のゆるやかな下り
撮影:山柳

登りが終わり、唐松尾根を再び下っていきます。

95.二股に分かれた道
撮影:山柳

二股に分かれますが、どちらを選んでも再び合流するので、人とのすれ違いを考慮しながら下っていきましょう。

96.平坦な登山道
撮影:山柳

再度平坦な区間になると唐松尾根も後半。分岐がある福ちゃん荘に向けて歩いていきましょう。

97.唐松尾根後半の下り
撮影:山柳

笹原の中を縫うように下っていきます。

98.登山道の倒木
撮影:山柳

福ちゃん荘の手前に倒木がありますが、端から乗り越えれば難なく進めます。

99.福ちゃん荘手前の登山道
撮影:山柳

唐松尾根の終点、福ちゃん荘が見えてきました。

100.福ちゃん荘
撮影:山柳

福ちゃん荘に到着です。福ちゃん荘では食事や買い物ができるので、ぜひ寄ってみてください。

100.福ちゃん荘前の分岐
撮影:山柳

上日川峠へは車道と、福ちゃん荘の間を抜けて登山道を歩いていく2ルートがあります。どちらも距離感は同じなので、好きな方に進んでください。

100.福ちゃん荘の間から行く登山道
撮影:山柳

登山道へは、福ちゃん荘の建物の間を抜けていきましょう。

101.車道に降りる道
撮影:山柳

登山道を進んでいくと分岐が出現。左に行くと車道へ、右側の「裂石」看板方面へ行くと登山道に進めます。今回は登山道から下山していきましょう。

102.上日川峠への道
撮影:山柳

上日川峠への登山道はゆるやかで歩きやすい道がほとんど。難所もありません。

103.なだらかな上日川峠への道
撮影:山柳

車道と並行するように登山道が伸びています。途中に木の根が露出している場所があるので、上日川峠まで油断せずに歩いてください。

104.アップダウンのある登山道
撮影:山柳

上日川峠への登山道の後半にはアップダウンがあります。急登ではありませんが、体力配分に注意してください。

105.上日川峠手前の登山道
撮影:山柳

ロッジ長兵衛の屋根が見えてきたら上日川峠はすぐそこ。車道と合流し、登山道の終点を目指します。

106.ロッジ長兵衛横の登山口
撮影:山柳

ロッジ長兵衛の脇、大菩薩嶺登山口に到着しました。公共交通機関を利用している方は、上日川峠から出ているバスに乗車することもできます。

セクション⑤上日川峠~大菩薩峠登山口(駐車場・バス停)(約100分)

上日川峠~大菩薩峠登山口(バス停) セクション⑤マップ
出典:YAMAP

上日川峠から大菩薩峠登山口(駐車場・バス停)まで下山するルート。難所といえる場所はほぼありませんが、途中で登山道崩落を回避するために舗装路へ1度上がります。その際、登山道へと戻る場所を見逃さないようにしましょう。

103.ロッジ長兵衛前の舗装路
撮影:山柳

ロッジ長兵衛前の道を直進します。(公衆トイレとは反対側の方向)

108.登山道に入る道
撮影:山柳

舗装路の途中に登山道へと下りられる場所があります。舗装路を歩き続けると遠回りになるので注意してください。

109.大菩薩峠登山口への登山道序盤
撮影:山柳

登山道の序盤は少し幅が狭い道を歩きます。

110.ゆるやかに登る登山道
撮影:山柳

次第に道幅が広くなります。ゆるやかに登っていきましょう。

111.おだやかな登山道
撮影:山柳

登山道を直進していきます。石などの障害物も少なく、散歩のように歩けるでしょう。

112.登山道にある倒木
撮影:山柳

登りから下り道へ。途中に倒木があるので、左側の斜面に気をつけつつ進んでください。

113.土壁の中の登山道
撮影:山柳

土壁のなかを進んでいきます。

114.登山道の崩落回避をうながす看板
撮影:山柳

登山道にロープが張られ、崩落を回避するように迂回する登山道が示されています。ロープの先には行かないようにして、舗装路へ一度上がっていきましょう。

115.迂回の道
撮影:山柳

舗装路へと戻り、左側へと進んでください。

116.舗装路から登山道に戻るポイント
撮影:山柳

舗装路沿いに歩いていると「裂石」と書かれた看板が出現。ガードレールの間から登山道へと戻りましょう。

117.戻ったところの登山道
撮影:山柳

登山道に戻ると、地面に岩があるため少し歩きにくいです。転倒に気をつけて進んでいきましょう。

118.大菩薩峠登山口への登山道
撮影:山柳

大菩薩峠登山口へ向けて下っていきます。比較的ゆるやかな道ですが、落ち葉がある時期は滑りやすいので気をつけて歩いてください。

119.登山道の段差
撮影:山柳

ところどころ石が地面から露出しているため、足をぶつけないように注意しましょう。

120.登山道の倒木
撮影:山柳

道に古い木が倒れています。その先には、細い木の根が登山道にまたがっているので、避けて歩いてください。

121.木の根が邪魔する登山道
撮影:山柳

木の根が登山道をふさいでいます。登山道の端から回避しましょう。

122.ゆるやかになっていく登山道
撮影:山柳

セクション⑤の後半にさしかかると、傾斜がゆるやかになります。左側は急斜面となっているので注意。

123.看板が設置してある場所
撮影:山柳

「←上日川峠 裂石→」と書かれた看板が設置してあるポイント。林道のように広い場所へと出ます。

124.舗装された登山道
撮影:山柳

舗装されて歩きやすくなっている道を進みます。

125.道幅に余裕がある登山道
撮影:山柳

直進して登山道の終点にある千石茶屋へ向かいましょう。

126.千石茶屋手前の登山道
撮影:山柳

千石茶屋が営業していれば、のぼりが見えてきますよ。

126.千石茶屋
撮影:山柳

登山道の終点、千石茶屋に到着しました。千石茶屋は桃ジュースやほうとうなどを安価に食べられる場所。週末や祝日など限られた日しか営業していないので、行きたい方は事前に営業日をチェックしておきましょう。

126.千石茶屋前の道
撮影:山柳

千石茶屋前の橋を渡れば、大菩薩峠登山口へ下る舗装路に出ます。

127.舗装路にある看板
撮影:山柳

橋を渡ったところに、行き先と歩行時間が書かれた看板が。「丸川分岐(大菩薩峠登山口駐車場)0.8km・8分」、「裂石バス停(大菩薩峠登山口バス停)2km・30分」、「大菩薩の湯2.8km・40分」と書かれています。いずれも下り方面(左手)に進んでください。

128.ショートカットできる登山道
撮影:山柳

舗装路を歩いていると、少しだけショートカットできる登山道が出現。舗装路を歩いても下山できますが、今回はショートカットの道を歩いて駐車場・バス停へと向かいましょう。

129.ショートカット登山道
撮影:山柳

ショートカットの登山道は、ほぼ直進するだけです。歩きやすく、危険な場所もありません。

130.ショートカット出口
撮影:山柳

ショートカットが終了すると舗装路へと合流します。左方面へ下っていきましょう。

131.舗装路を直進
撮影:山柳

駐車場へは分岐もなく、舗装路を直進するだけとなります。

132.大菩薩峠登山口の駐車場
撮影:山柳

大菩薩峠登山口の駐車場へと戻ってきました。車で来られた方はここで終了です。

133.駐車場からの舗装路
撮影:山柳

バス停へは行きと同じ道を下っていきます。

134.舗装路
撮影:山柳

裂石登山口駐車場を通過。こちらの駐車場は知名度が低く、駐車している車はあまり見かけません。

135.公衆トイレ
撮影:山柳

公衆トイレを通り過ぎれば、バス停までもう少し。

136.雲峰寺下の遊歩道と舗装路
撮影:山柳

雲峰寺下にある舗装路を歩いていきます。

137.番屋茶屋とバス停
撮影:山柳

番屋茶屋とバス停に到着しました。ここでバス停利用の方も登山終了となります。

大菩薩嶺の天気と地図をチェック

大菩薩嶺は初級者でも登れる山ですが、気象状況によって装備も変わってきます。また、麓と山頂付近の気象状況も大きく変わる場合も。事前に天気を調べてから登りましょう!
合わせて自分が登るルートについては、地図も用意して詳しく調べてくださいね。

大菩薩嶺のふもと(甲州市)の10日間天気

日付09月30日
10月01日
10月02日
(月)
10月03日
(火)
10月04日
(水)
10月05日
(木)
10月06日
(金)
10月07日
10月08日
10月09日
(月)
天気晴のち雨
晴のち雨
曇時々雨
曇時々雨
晴のち曇
晴のち曇
曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
曇時々晴
晴時々曇
晴時々曇
晴時々曇
晴時々曇
曇時々晴
曇時々晴
曇時々雨
曇時々雨
気温
(℃)
30
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11
23
14
23
13
降水
確率
50804030402010304080

大菩薩嶺の登山指数

日付10月01日
10月02日
(月)
10月03日
(火)
10月04日
(水)
10月05日
(木)
登山
指数
C A A A A
登山指数の留意点

登山をするための快適さを、山頂や山麓の気象条件から、気象学的知見を用いて登山指数A~Cで表現をしています。降水量、風速、雲量などを総合的に考慮し、気象条件を独自計算したものです。
ただし、以下のリスクは含まれておりません。

  • 雷の発生の可能性
  • 前日の天気による道のぬかるみ
  • 局地的大雨
  • 土砂災害の発生の可能性
  • 雪崩の発生の可能性
  • 噴火の可能性
  • 積雪の有無
  • 濃霧
  • 低温または高温
  • 虫やヒルなどの発生状況

山の天気は大きく変わりやすいため、登山指数はあくまで目安としてご利用頂き、最新の気象データや天気図、各登山道情報をご確認ください。
なお、本情報に基づいた行為において発生したいかなる人物の負傷・死亡、所有物の損失・損害に対する全ての求償の責は負いかねます。ご了承下さい。

大菩薩嶺周辺の山と高原地図

丸川峠周回コースで秘境感のある登山を味わおう!

丸川峠
撮影:山柳

丸川峠周回コースは急登や崩落箇所があり、難所が多めのルート。しかし、苦労して登った先には、丸川峠の幻想的な草原や、雷岩の絶景が楽しめます。丸川荘やロッジ長兵衛で宿泊もできるので、行程の長さが気になる方は1泊するのもおすすめです。

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。
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