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あまり吟味せずに「とりあえずのヘッドライト」を使ってない?道具好きライターが教えるライト選び

登山で使うライトはヘッドライトが基本。でも、登る山やシチュエーションによっては、ハンディライトの方が使いやすい場合もあるそうです。今回レッドレンザーのヘッド&ハンディライトを道具ライターのポンチョさんに実際に山で使ってもらい、使い勝手をレビュー。ヘッドライトとハンディライトの使い分けのポイントも、解説してもらいました!

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目次

登山のライトは、どう選ぶのがいいのか?

登山装備のなかで、スマホを持つようになった代わりに、装備しなくなっているアイテムがあります。なんだか、わかりますか?

それは、ライトです。スマホにライトがあるからと、ヘッドライトやハンディライトを装備しないハイカーが、特に日帰り登山だと多いようです。

出典:PIXTA

しかし、十分な明るさがないライトで歩くと、転倒する可能性が増します。

また緊急事態で連絡を取りたい時にバッテリーがほとんど残っていなかった……なんてことにならないためにも、やはりライトを装備しておくべきです。

「とりあえずのヘッドライト派」は、そのライトで大丈夫?

それに、日帰り登山がメインの登山者だと、使うことがほとんどないだろうとあまり吟味せず「とりあえずのヘッドライト」派も多いようです。でも実際に夕闇の森で点灯してみるとなんだか暗いし、フィット感もイマイチ……なんて声もよく聞きます。

そこで、日帰り登山でも、しっかりライトを装備、その使い勝手に一家言あるライター・ポンチョさんに、どんなライトがよいのか?を教えてもらいました。

道具好きライターがライト選びの基準を教えます

ライター・ポンチョさん
アウトドアライター歴25年。「細かすぎるライター」としてアウトドア道具のレビューが評判。登山はファストハイクからコーヒーやハンモックでくつろぐのんびりハイクまで。日本山岳耐久レース完走7回のトレイルランニング好き。低山ハイクとヨガをMixしたツアー・イベント『ちょい山CLUB』の案内人。
ライトはメインとサブの2つを用意しています。メインが故障、電池切れの際に、サブを使用。メインは明るさ重視、サブは軽量コンパクトさ重視で選んでいます。
ポンチョさん
ポンチョさん

ーー日帰り登山であれば、もしもに備えるためなので、とりあえずのヘッドライトも大丈夫でしょうか。

夜の山を歩いた経験がほとんどないなら、とりあえずではなく、しっかり明るいライトがよいです。夜の山、森のなかは、本当に真っ暗、ライトがなければ1m先も見えないくらいです。

木の根や岩に足をぶつけたり、段差で転倒を防ぐため、それに心細さを払拭するためにも、できるだけ明るいライトを選ぶことをオススメします。

ポンチョさん
ポンチョさん

ーーでは、明るいライトとというと、どれくらいのスペックが必要なんでしょう?

明るさを示す単位で200lm(ルーメン)、または照射距離が50m以上あるLEDライトです。その明るさで8時間点灯することを、ライト選びの基準にしています。
ポンチョさん
ポンチョさん

ーー「8時間」点灯するのが条件なのはなぜですか?

一晩中行動し続けた場合、必要だと考えられる基準です。仮に道迷いで一晩を山中で過ごすことになった際、夜の間ずっと点灯し続けてくれるライトがあると安心感を与えてくれるでしょう。
ポンチョさん
ポンチョさん

ーーLEDライトは点灯時間が長くなるほど、最初より光が弱くなりますよね?

連続点灯で明るさが落ちても、30mくらい先まで照らし続けてくれる明るさを装備したライトを用意しておいたほうが、安心です。
ポンチョさん
ポンチョさん

 

<ポンチョさん流ライト選びのポイント>

・メインとサブを2つ用意
・200lm(ルーメン)以上、または照射距離50m以上
・上記の明るさで8時間点灯する
・連続使用しても30m程先まで照射できる

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