”秋”といえば「食欲の秋」
すっかり秋めいて、関東では日に日に涼しく過ごしやすくなってきました。
気候も良く、山ごはんが快適に楽しめる季節ですね。
今回はほくほく、しっとり、カリカリ、ねっとり…品種や調理法でいくつもの楽しみ方が出来る今が旬のさつま芋を使って、秋に楽しみたい山ごはんをご紹介します。
山では汗をかいたり、ついついお手洗いを我慢してしまったりで便秘になりがちなので、食物繊維を積極的にとることがおすすめです。
さつま芋は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含むので、腸内環境を整えたい方に最適!
スイーツやおつまみ感覚でも楽しめる簡単レシピなので、ぜひお試しください。
ザックザク!フライパンいも天
最初に紹介するのはフライパンで作る「いも天」。
さつま芋を細い棒状に切って揚げ焼きすることでザクザクとした食べ応えのある食感を生かしました。
つなぎにはホットケーキミックスを使うので、おかずのようなスイーツの様な満足感のある仕上がりです。
材料(8枚分くらい)
作り方
【下準備】
袋にホットケーキミックス・黒ごまを量り入れて、持ち運びます。
※持ち運びから生地を作るところまで袋1つで行うので、ジッパー付き袋などしっかりした素材のものが良いです。今回は「スタッシャ―」というシリコーン素材のバッグを使用しています。
➀袋を広げて水を加えて混ぜ合わせます。
②さつま芋を5ミリ幅位の棒状に切り、袋に混ぜながら入れていきます。
③フライパンに底から3ミリほどサラダ油を入れ、弱めの中火にかけたら、②をすくって入れ、薄く広げます。
④蓋をして2分ほどして芋が茶色く色づいてきたら、ひっくり返して裏面も同様に焼きます。
⑤蓋を開けて焼き色が足りなければ、時々返しながら焼いてくださいね。
残りの生地も同様に焼いてください。(油は無くなってきたら適宜足しましょう)
お好みで塩を振ったり、メープルシロップをかけて楽しんでください♪
・生地はばらばらになりやすいので、広げたら返すまで必要以上に触らないこと。
・生地を薄く広げて揚げ焼きにするとよりザクザク食感になりやすい。
・焼き色は少し濃いかな?と思うくらいがちょうど良いですよ。

焼きいもで作るデリ風サラダ
最近カフェなどでも焼きいもを使ったドリンクやスイーツなどよく見かけるようになりました。
スーパーやコンビニ・ドン・キホーテなどでもでも手軽に買えるようになってきている焼きいもを、今回はひと手間加えてデリ風のおしゃれなサラダに変身させます。
ゆっくり加熱される事ででんぷんが糖化し、甘くなる焼きいも。加熱済みなのでテクニック要らずで短時間に作る事が出来るうえ、砂糖不使用で上品な甘さに仕上がります。
焼きいもの自然な甘みに粒マスタードの酸味や食感のアクセントが癖になる満足感のあるサラダですよ。
材料(2~3人分)
作り方
【下準備】
・焼きいもは皮を剥いておく。
・厚切りベーコンは1㎝角に切る
➀フライパンを中火にかけたらベーコンを入れて表面に焼き色が付くまで炒めます。フライパンがコーティングされているものであれば油を引かなくてもOK。
②焼きいも入れ、フォークの背等で潰します。
③マヨネーズ・粒マスタード・フライドオニオンを加えて良く混ぜ、塩・こしょうで味を調えます。
④皿に盛り付け、アーモンドを散らします。
クラッカーを添えたり、パンに挟んで食べるとより、見栄えも良く満足感のある仕上がりになりますよ。
ぜひお試しください!
大人から子どもまで愛される秋の味覚をまるっと召し上がれ
さつま芋が美味しい今頃の時期になると、下山後の直売所では必ずと言っていいほど、さつま芋を買ってしまいます。
それ以外の季節でも食べられるように焼きいもや干し芋を冷凍ストックしておく程さつま芋愛が強い私がいつも作っているレシピの中から、今回は山ごはんに一押しのレシピをご紹介しました。
登山をする上で必要な栄養素が豊富なうえ、腹持ちが良く、保存性がよいさつま芋。いろいろな調理のバリエーションが楽しめるので、山でもぜひ楽しんでみてくださいね!